寓居人の独言

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思い出話「島原、雲仙そして有明湾水門

2015年02月14日 21時16分32秒 | 旅行記
 数年前の話で恐縮ですが、有明湾堰堤の水門の開閉問題が話題になったので思い出したことなどを記録しておこうと思いました。はじめに位置関係を見きましょう。長崎県の東部に位置し、有明湾に沿って半島をなしている。下の地図はグーグルマップから引用しました。

 この旅行は長崎の友人を訪問した後で足を伸ばしたものです。雲仙地獄を見て、妙見岳へロープウェイで登り、普賢岳の周囲を半周して島原に出ました。
 島原城へは更に数年前に行ったことがありました。城の広場で薪能を見物して、今回と逆コースで雲仙地獄へ出て長崎市へでました。島原城は1637-1638年に天草四郎率いる軍勢を以て幕府のキリシタン弾圧に抵抗した歴史が残されています。

 さてもう四半世紀前のことになりましたが、1991年6月3日普賢岳が爆発して大火砕流が発生しました。1000℃を越す高温の火砕流が時速100Kmを越す速度で島原市に向かって走り下ったそうです。
 その際に多数の人達が犠牲になりました。写真は大野木場小学校旧校舎の被災跡です。このような災害は数百年?毎に繰り返されると言われています。

 現在(旅行時)の普賢岳は頂上直ぐ下から雲煙が上がっていました。

 島原市は湧水が豊富で至る所に水場があります。そこでは年配の女性が話に花を咲かせながら洗濯をしたりその他の洗い物をしたりしている姿が見られます。
 島原から有明湾沿いに北上すると有明干拓地が見えてきます。ここは漁業者と農業者との間で利権騒動が発生し、政府も苦慮しいているようですね。干拓地を閉めきる堤防と水門を見に行きました。


 膨大な経費をかけて作った堰堤をそのまま放置してあります。これを災害と言ってはいけないだろうが人工災害と言うことが出来るかもしれませんね。早く解決して欲しいものです。

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