寓居人の独言

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囲碁の話「手筋を使うと効果がある」(20140909)

2014年09月09日 23時07分27秒 | 日記・エッセイ・コラム

 囲碁を打っているとあの人にはなぜか勝てないと言うことがある。しかしその人に勝ったときの快感は何とも言えない。昨日町囲碁クラブの囲碁大会があった。結果は1勝3敗で終了した。その1勝の相手がこれまで一度も勝てない苦手な方だった。終局に近づいたとき、私は少し勝っているかなと思っていたが相手は10目以上自分の方が良いと思っていたらしい。下の図に示す場面になった(周辺は少し省略してある)。終盤追い落としで5子をとる手を打った私の石を取って接いでしまえば勝ちだと考えたようだ。しかし私は目を取りに行ったのでコウ残りもあり追い落としにはならないと考えていた。つまりそこには目が出来ないと考えていた。そこで私は隅のイタチの腹付けで生きないように封じてしまった。というわけですみの13子を取ってしまい勝利を確定した。下の図は事件発生前の図です。

Img413 黑先:初めからイタチの腹付け(2の二)をやっていたらコウになっていただろう。相手の方は勝ちを確信していたので心の隙がでたのかもしれない。黒が打ち欠きに来たとき、白は右隅をのハネツギかサガリでも生きていた。


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