自由民主党の総裁選挙戦が始まりましたね。安倍首相は何が何でも憲法改正を
やりたいという。その理由を詳しく説明しないので安倍首相の真意はわかりかね
ますが、私なりに考えるとこうなると思います。
世界の不安な状況、そして周辺国のやりたい放題の態度に対して大きな恐怖感
を取り除くために自衛隊を軍隊と同様な位置づけにしたいために憲法の自衛隊に
関する条項を改正したいと考えたのでしょう。
石破さんは、アベノミクスを一応評価していますが、日本の安全神話が崩れて
きたことを何とかしたいと考えているようです。経済状態は大企業については業
績が向上してきたことは、事実だと思います。しかし、若い人たちが将来への希
望を失ってきていることも事実でしょう。一部の新聞などは、若い人の結婚願望
が薄れてきたのは、意識の変化と書いていますが、私は経済的な問題が最も大き
な問題ではないかと考えます。仕事に見合った賃金を手にできないことが原因で
はないかと思います。
その上に、上に立つ者のいろいろな不正行為が止めどもなく発覚していること
です。このような状態で向上心が芽生えることは考えられません。これらを改善
するためには、中小企業でも安定した生活を送ることができる社会を構築しなけ
ればなりません。そのためには国民が納得する政治と経済発展、そして教育を真
剣に考えていかなければなりません。 若い人たちが将来へ希望を持って仕事を
できる社会を目指していく首相を選んでほしいと切に願いたいと思います。
ちなみに、昭和16年12月8日から同20年8月15日までの間にかかった戦費は当
時の日本の年間予算の10年分に相当するという報告もあります。その間、国民の
生活は貧困のどん底に落ちたということです。この戦争で犠牲になった国民は3百
万人以上とも言われたいます。敗戦後の日本経済の復活は、奇跡的と言われてい
ますが実際は他国の戦争や紛争に追うところが大きいともいわれています。この
ような戦争を起こしてはいけませんね。
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