寓居人の独言

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福島原発事故余聞

2014年07月24日 10時50分11秒 | 日記・エッセイ・コラム

 福島原発事故にの詳細が少しずつ明らかになってきた。被害が拡大した理由の一つは、当時の日本国の総指揮者(司令官)であった総理大臣が、自ら現場へ行ってしまい、指揮本部つまり司令部ががら空きになったことである。指揮官のいない司令部は、古来うまくことが進まないとされている。まず、情報の収集ができない、それでも集まった情報に基づいた対策を立てることができない。その司令官が、現地視察に言ってしまった。原発事故というのは日本では初めてのケースであり、日常の訓練も放射能漏れという事態を想定した訓練をしていたことだろう。しかし、現実の問題になると情報収集が遅れ、デマまがいの情報が飛び交う始末になってしまった。そして首相が現地へ行ったと言うことで現地の人たちは首相について回り説明をしなければならなくなってしまった。そのために現場の対応が遅れてしまったと言うことです。しかし首相が現場へ行かなければ行かないで現場を見もしないでいろいろ言うなとか言う人たち(報道関係者?)がいるのも事実です。

 いずれにしてもスリーマイル島原発事故やチェルノブイリ原発事故の教訓を生かせなかったのは残念なことである。これからどんな状況になるのだろうかと非常に心配です。(本文は何かの事情で下書きになっていたものです。したがって現時点の社会情勢と遠い話になってします)


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