寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

野生動物除けの電気柵で感電死

2015年07月20日 23時24分10秒 | 日記・エッセイ・コラム

 いろいろな事件が次から次へと発生していますね。
まさかと思うところで事故に遭うこともあります。
静岡県西伊豆町付近を流れる仁科川支流で2組の家
族6名が、鹿除けの電気柵の電線が川水に浸かって
いたのを知らずに水遊びをしていて感電したという。

 農作物を野生動物に荒らされるのを防ぐために造
った電気柵で人が被害を受けるというのは困ったも
のであす。電気柵を張り巡らす人達も注意看板など
を設置したり、もっとも大事なことは電気柵の管理
をしっかりやることです。

 私も同じような経験があったのを思い出した。そ
れはもう半世紀も前のことだけだが、ワンダーフォ
ーゲル部の6,7人の仲間と清里周辺の里歩きをや
った時のことです。

 きよさと駅から南の方へ2kmほどのところにあ
る牧場を紹介してもらって一晩泊めてもらったとき
のことです。牧場主は当時まだ独身で牧場もようや
く軌道に乗った頃との話でした。野菜を採ってきて
くれというので出かけた。そのとき畑の周りに張り
巡らされていた電線に何気なく触れたときのことで
す。電線に流してあった電流で両腕が肩の辺りまで
ぶるぶるとしびれてたのです。学生たちも悲鳴を上
げて思わず手を離したものもいました。

 牧場主に聞くと野生動物が畑を荒らして困るので
電気柵を造ってあったということでした。そのとき
は幸い1人もけが人を出さないで済みましたが、前
もって教えておいてくれたら良かったのにと思っ
たものでした。

 今度の事故もいつもは何にも起きないので管理に
齟齬が出たのかもしれませんね。夏休みに入り家族
旅行に出かける機会も多くあると思いますが十分に
気を付けて楽しい旅行になるよう願っていますい。