ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

音を音に乗せる

2014-01-14 08:23:18 | 合唱

合唱では、「乗せる」という言葉が時々出てきます。

 

「乗っていない」場合は、おおむね下記のような現象になります。

 

走る。  

  伴奏より早く演奏しているときなどで、8分音符や16分音符のときに出やすい傾向です。

 

もたつく。

  伴奏より遅れる場合よく言います。

 

引っ張られる。

  伴奏の後から出ます。少し出るのが遅い場合に使われます。

 

ぶらさがる。

  音程が一致していなくて、少し下気味の場合などに使われます。

 

押しつける。

  下降した音が、地面に足を押しつけたような演奏になったときに使われます。

 

いずれも、NG です。

合唱は、伴奏あるいは他パートの音の上に静かに乗る、合わせることが求められます。

できれば、練習の録音などでチェックして、引っ張られていないか。

遅れていないか、走っていないかなどもチェックしましょう。

 

音取りの時は、もたつくことが多くなりやすいようです。

音符を見て、歌詞をみて、となると、どうしても遅れがちになりやすくなります。

早く暗譜するか、速度を身につけておいて、アンサンブルに望めるようにしたいものです。