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合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

空襲

2011-07-17 08:02:37 | 日記

文化財が豊富にあるので、空襲を免れたということを、だいぶ以前に

何かで聞いた。

漠然と、信じていた。

一抹の疑問は、片隅に追いやって。

どうも、「そんなことはなかった」ということがはっきりした。

納得した。

広島と長崎に原爆がおとされるまで、空襲とかはほとんどなかったというのは

原爆のことを書いた本で読んだことがあった。

原爆の候補地だったから、空襲は無かったというような内容だったと記憶している。

その時は、ただ「そうか」と思った。

今回、どちらが先かはわからないが、空襲などの被害が少ない地区で、原爆の

被害の検証を得るという目標があったようだ。

空襲といえば、軍事工場のあるところ、飛行場とか、鉄道とか、主要道路を物資などの輸送路を断つとかで、狙うのは、当たり前に感じるが、空襲がないところが意図的に避けられたか、たまたま、目標にならなかっただけかは、はっきりしにくい。

意図的に、示唆された、通達があったとかで、あれば信憑性にもつながるが、そういう事実が、見当たらないとすれば、「事実ではなかった」と言えるだろう。

古都はたまたま救われたというのが、真実のような気がする。

原爆も広島と長崎の2箇所ですんだのも、8月15日に戦争終結となったため。

終結がもっと早ければ、広島と長崎の悲劇は防げた。

もっと遅かったら、終結までおとす計画だったらしいので、最終的には、日本壊滅になったのかも。そこまでしてしまうと、軍事基地に使うこともできなくなるから、そうなる前に、新しい手を考えなければならなかっただろうが。

 

日本の古都はなぜ空襲を免れたか

吉田守男

朝日文庫