松井玲奈の短編小説を読んだ。
結論から言えば、お勧めで、かなりの才能。
次作も買いたい作家。
松井玲奈は鉄道BIG4の旅、『タモリ倶楽部』タモリ電車クラブなどで知った。
勿論、SKE48だか乃木坂46のメンバー出身だとは知識としては有ったが、この年齢の私が見ることはない。
鉄道オタクだなあ、TVで電車の番組だと、興奮してるのがわかるしなあ。(市川紗椰も鉄道で興奮する人。)
新京成の車内放送も聞きに行ったし。
で、書店の文庫本で野積みになっていたので購入。
それほど期待はしていなかったのだが、遥かに裏切られた。
いろいろな小説を読み込んでるのが判ったし、アイディアが素晴らしい。
若い女性やYoutuberが主役になるので、若い人しか読んで面白くないのがよくあるパターンだが、
松井玲奈はどの世代にも対応できている。
例えば20代のOLしか笑えない漫画や小説といったものが多くある。松井玲奈は世代を超えている。
処女作でよりたくさん推敲したとしても、村上春樹の小説の書き方の本を読んだとしても、
才能を感じたし、頭の良さを感じてしまった。
鉄道を語ってる時もタダモノではない感じはしたがw。
しかし元アイドルタレントももうじき30歳なんだなあ。
会社の社員よりもお姉さんなんだ。
これからは小説で賞を獲れる人と思った。