『いつも、いつでも元気炸裂!』

どんな環境やどんな状況でも、どんな人とでも明るく元気な笑顔で交流するよう心がければ自他ともに更に元気な心が増幅します。

蝉の声に思う

2024-08-17 11:52:05 | 喜怒哀楽をポジティブに
関東では台風一過の青空が広がり、気持ちよい一日が始まったが
今日からまた猛暑がぶり返されるようだ。

今回の台風は関東直撃も予想された中、上陸はなかったものの
千葉や茨城に暴風域を伴う強風、大雨をもたらし、北上と共に
さらに福島など東北地方にも大雨の被害を・・・。
既に列島を離れ東の海上を進んでいるようだが東北には依然として
大雨に対する警戒が必要だという。

猛暑日が予想され既に気温が上がり始めているここさいたま市
(我が家)では強い日差しの暑さだけではなく、あたり一面の
空気そのものが熱くなっており、銀色のスチール製物干し竿も
手で触れないほど高温になって熱い光を反射している。

私は例によってしばらく雲の無いスッキリとした青空を眺めていると、
蝉が一匹、あのぎこちないとも思える飛び方で眼の前を横切っていった。

蝉と言えば・・・
最近ようやく、私の周りでも蝉の鳴き声が聞こえるようになった。
・・と言っても何匹もが一斉に鳴くような賑やかなものではなく、
ほとんどの場合単体で飛来し、マンションの庭やフェンスの傍の
木にとまって鳴いているのですぐにその存在がわかるようなものなのだ。

私の住むマンションは築27年とは言っても敷地内には大木はなく、
土の見える場所や緑地帯は限られており、また周りは住宅街なので
そこにも蝉がたくさん生まれるような条件はない。
マンションの木々に蝉の抜け殻がついているのを見たことが
ないことからもこのマンションでは生まれていないのだと思う。

近くの公園へ行けば大きな木も広い地面もあり、蝉の抜け殻なども
たくさん見られるので地中で密かに出番を待つ蝉たちも多いと思われる。
近距離にはいくつもの公園があるので、蝉の声を聞きたい時には
そのいずれかへ行ってみるのだが・・・

それでも近年はあの暑苦しいとも思われるアブラゼミの声が
少なくなっているような気がする。
自然環境の変化や都市開発などの影響により減少しているのだろうか?

毎年、夏の終わりが近づくとマンションの植栽の木に飛来してくる
蝉たちが力尽きて仰向けにひっくり返ったまま死んでいる姿を見かける。

目指す場所に到達する前に力尽きて墜落したのか・・・
一旦停まった木から別の場所へ移動しようと思って飛び立った時には
体力もなく地上に落ちてしまったのか・・・

近づいてみると小さな蟻が群れていることもある。
その哀れを誘う姿につい思ってしまうことも度々ある。
それぞれが短い命を全うしたのか?・・パートナーに巡り合えたのか?・・
暑さや環境に苦しまなかったのか?・・などと。

蝉は羽の割に躰が大きいため飛行距離も短く、一旦落ちると
仰向けになった体を自分では起こすことが出来ず地上から飛び立つ
ことなどできないらしい。(以前、何かで読んだような気がするが???)

私たちが子供の頃は蝉獲りも遊びの一つだったし、初夏のころから
次々と現れる蝉たちへの関心も高かったように思う。

蝉の種類によって鳴く時期や時間が違うことも遊びの中で
自然に覚えていった。
午前中に鳴くのはクマゼミ・・、午後になるとアブラゼミが鳴きだすことや
日中、長い間ミ~ン、ミ~ンと鳴くのはミンミン蝉で、朝から晩まで
鳴いているのがニイニイ蝉やツクツクボウシだったと思う。
ヒグラシは「日を暮れさせるもの」というその名前の由来どおり
夕刻から日の入り後までも鳴いている・・・そして朝も鳴くことが多く、
あの哀愁を帯びたような「カナカナ」という鳴き声には少し寂しさも
感じるが一方清涼感に結び付くこともあり決して不快感に繋がる
ようなイメージはないのではないだろうか。


夏を感じるBGM・
今日はその「第四弾!」を

【癒し効果】あの夏を感じる、涼しげな音楽【作業用BGM】~夏BGM~



コメント (12)
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