想いも新たに

　バイク仲間のＭ氏が言う「バイクで五大陸横断」と言う壮大な物語にはならないが、せめても「日本国・全国を周遊する」と、退職した時、志を立てた。
　そして、その記録写真も、思い出と共に蓄積されている。
　さんさ踊り（仙台市）は観た！とは思い出す。
　写真を見直すと「ミス・さんさ踊り」なる人が居て、その人を鮮明に思い出されるのである。
　映像（写真）と言う記録媒体も、過去ならプリントにして、アルバムに整理しておいて”捲る”と言う行為と共に蘇ってくる。
　今は”スライド・ショー”に設定し、音楽と共に鑑賞（思い出される）できる。
　これ等の、思い出の記録（写真）を観るにつけ”動画”の威力は凄いものがあると認識させられる。
　日光に行った時の記録（スライド・ショー）では、小雨降る「いろは坂」（注）を走行する動画も納められている。
　より臨場感ある映像ではなかろうか！
　徒歩で観た風景（映像）は、忘れる事はない。しかし、高速走行する自動車やバイクでは、直ぐに忘れると教えられた。
　沖縄に行く船中で、旅好きの人からの言葉である。
　確かに、バイクでの走行中の風景を思い出す事は、無いに等しい。
　所有する”ツール（ヘルメットに装着するビデオカメラ）”を有効に使って、想い出造り（写真集・スライド・ショー）を完成させたいと思った。
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　（注）いろは坂は、二車線道路で、一方通行。
　　　　通行量の少ない時期であったが、登り坂をワインディングを楽しむ様子も無く、運転操作に無駄がある。
　　　　「そうだ！　雨が降っていて、後輪がスリップする感覚であった」事が思い出された。