夕べ、布団に入ってもう部屋を真っ暗にしてから、りょうちゃんが急に、
「あっ、そういえば‼️」
と叫んだのでびっくりした。
「ママ、りょうちゃんの朝顔が咲いたんだよ。りょうちゃんのが、一番なんだよ」
と、とっても嬉しそう。
「それは良かったね、毎日大事に育てたからだね。何色?」
「紫。紫ピンクかな。もうしぼんじゃったけどね」
「朝顔だから、午後にはしぼんしゃうんだね。しぼんだのでもいいから、明日見せてね」
ということで、きっと、りょうちゃんはとっても幸せな気持ちで眠ったと思う。
そして、今朝。
小学校に送りがてら見せてもらったら、一番下の根元のところに、小さくしぼんだ花があった。
「うわ、もうカサカサに枯れてる」
と言うとおり、クシャクシャになっちゃってたけど、きっと昨日はきれいに咲いてたのがよくわかる。色も、たしかにピンクがかった紫だった。
しまった、しぼんでてもいいから、写真撮っておくんだったな。
きっと、このお花の根元がそのうち膨らんで、種ができるね。その種がまた来年も、きれいな花を咲かせるんだね。
自分が小学生の時にも、花が咲いたり、種が取れたりするのが楽しかった。
植物や生き物を育てるのは、本当にいい経験だなぁ。