ファンタジーと現実

2019年06月07日 08時47分00秒 | 日記
昨日、りょうちゃんから、ハミックベアを通して、
 
「ママ、今日、K君とくら寿司に行く。いい?」
 
と連絡が来たのでびっくりした。
 
えっ、K君と、あと誰と行くの?
 
ハミックベアで聞こうと思ったけど、それだとやり取りが面倒なので、ジイジに電話して聞いたところ、りょうちゃんがK君と他のお友達と、夜ご飯を一緒にくら寿司で食べようという約束をしたんだけど、待ち合わせの時間も何も分からないとのことだった。
 
なんじゃそりゃ。それじゃあ、どうにもしようがないじゃない。
 
それで、今回はりょうちゃんに、待ち合わせ時間も分からなくて無理だから、土曜日にでも、ママが連れてってあげるし、K君も誘ってみようということで納得させた。
 
さて。仕事を終えて帰宅し、LINEでこう君のお母さんに事情を話したところ、「えっ‼️」と驚愕のお返事。どうやら、くら寿司云々は完全なファンタジーで、本人は疲れて夜ご飯も食べずに寝てしまったんだそうだ。
 
あはは、やっぱり😅
 
残念ながら土曜日も都合が悪いらしく、ではまた今度、ということにして、りょうちゃんもそれなりに納得したんだけど、なんだかちょっとおかしかった。
 
K君は、なんというか、半分はファンタジーの世界の住人で、「こうなったらいいな」と思ったことを、いつのまにか現実だと思ってしまうようなところがある。だから、決して嘘つきなわけじゃなくて、その時は、自分ではそうだと信じてるんだよね。
 
りょうちゃんも、もっと小さい時にはそんな時期があったんだろうか? あんまり、空想と現実がゴッチャになってるような話をしたことがなかったような。ウルトラマンワールドに入ってる時はあるけど、常に頭の中で現実とは切り離しているような気がする。
だから、こう君のファンタジーを本当のことと信じ込んでしまうのは、仕方のないことだ。
 
でも、ファンタジーの世界の住人でいられるのは、ある意味小さい頃の特権というか、大きくなるにつれどんどん現実が侵食してきちゃうので、そういうお友達がいるのもいいことなんじゃないかなぁと思う。
 
それにしても、妙にリアルな話だから、大人はどこまでが現実で、どこまでがファンタジーか区別がつかなくて戸惑うんだけどね(笑)