え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

女真剣師 色仕掛け乱れ指

2012年05月17日 | ピンク映画
2011年 日本 60分 オーピー映画 将棋/エロス/熱血/18禁
監督・脚本…田中康文 プロデューサー…浜野佐知 撮影…飯岡聖英
出演…管野しずか、佐々木基子、山口真里、池島ゆたか、
   なかみつせいじ、牧村耕次、那波隆史

ベストテン2位・男優賞(那波隆史)・新人女優賞(管野しずか)・技術賞
★★★★★ 女真剣師が男どもを将棋で倒してイクっ!

賭け将棋で生計を立てる「真剣師」の世界を舞台に、伝説の真剣師と呼ばれた父を持つヒロインが闇カジノの元締めと因縁の対決に挑む姿を描く。
菅野しずかは伝説の真剣師の義父に幼少の頃から将棋を叩き込まれる。長考すると罰としてイタズラされつづけ、やがてその快感から突破口のひらめきをうける勝負スタイルを確立していく。
そんなある日義父が死に闇カジノの胴元の池島ゆたかから借金をしていたことを知る。池島は借金の形に菅野しずかに真剣勝負100人切りをさせる。
強豪相手に妄想でエッチをめぐらせエクスタシーとともに相手の隙を付き勝利していく。
そしてついにラスボス池島ゆたかに挑むのだった。


ピンク映画を超えて、将棋ドラマとしてなかなかの出来栄え。
「ハチワンダイバー」とか「四月のライオン」とか読んでいたのでワクワクした。
この映画の写真を見たときから気になっていたが思った以上に面白い。
とりあえず男優陣が凄い。ピンク映画を代表する男優陣だ。それらを相手に新人女優の菅野しずかの存在感も光る。決して上手くはないが、やっぱりピンク映画はヒロインが魅力的じゃないとね。
健康的な色気とエロい舌使い。た・たまらんッス!
難を言えば敵役が甘い。オーピーカラーの宿命らしいが悪役がもっと悪に徹してくれた方がカタルシスが得られたような気がする。
しかし、まー、これだけの映画を300万程度でせいぜい3日程度の撮影で作られるなんてピンク映画侮りがたし!
授賞式に出てきた菅野しずか嬢はお色気抜群の美少女だった。


(2012年5月13日ピンク映画大賞授賞式にて鑑賞)

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