かぐや姫の物語

2013年　日本　137分　アニメ/昔話/ジブリ
監督・原案・脚本/高畑勲
声の出演/朝倉あき、高良健吾、地井武男、宮本信子
(100点)　名作

竹から生まれたかぐや姫。
じいさん狂喜乱舞♪
天からの授かりモノと、立派なお姫様にするべく孤軍奮闘。
かぐや姫は近所のクソガキ達から「たけのこ」と呼ばれ、みるみるうちに成長。
気づくと都で窮屈な暮らしに。
次々とやって来る殿方にうんざり。
ついには国王までやって来て・・・。
もーこんなとこやだ!
そしたら月からお迎えが。
月に帰るのもやだー!
でも月に帰る日はやって来る。
じいさんばあさんさようなら、さようなら、さようなら。

高畑監督だから、また説教クサイ話になるのかと心配したが、さらりとイイ話で安心。
でも２時間17分は長い。観れば長さは感じないし、削るのも難しいけど、通常10分で語られる「かぐや姫」をあの絵柄でこの長さでは敷居が高い、と言うか見る気が失せる。
子供向けではないが、それでも観るべき名作。
エンドロールのときには泣けてきちゃう。
心の一本にはなり難いが普通に良い映画。
しかし、50億もかけて長時間の漫画映画。当然興行的には失敗。
二度と作られることはないだろうし、スクリーンで観られることもなくなるので映画館で観ておいて良かった良かった。めでたしめでたし。
そんな今日この頃も、今は昔・・・。

(2014年１月中川コロナにて有料鑑賞)

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