富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

春宝

2013年05月27日 | 豆葉縞
いつもとは また別の春宝

この木は外れ子で養生していた木
年末の植え替え時に 親から2本 台切りのような形に外れ、、、
手前の子は未だ根が出ておらず 動いていないようです 

へんな形で外れたので 他の春宝の株より少し遅めに動きだします
丁度今が見ごろの時期

この春の天葉が綺麗に牡丹芸で上がるので
春の宝 春宝と名付けました
春宝は金牡丹の様な綺麗なルビー根ですが 
なかなか伸びず作は難しい木

これから夏、秋と天葉は暗みますが
ここからがこの木の作のかけ所
天が暗んだ時に一気に作をかけます

春に出たルビー根をもう一度水苔の中に入れ
乾燥による根の細化を防ぎます
また苔の中の方がルビーはのびるようですし

この木も 作の出来る木になるまで相当時間がかかりましたが
このように木に勢いが付くにつれ牡丹芸が鮮明に

これは天葉が勢いよく上がるため
木勢が弱い時は 天葉の成長もゆっくりですので
牡丹芸では上がるのですが
その白さを発揮しないまま先に紺が乗りはじめます

これは天平にも言える事です
天平も購入当初に比べ木勢が付くと 
立の上がりが早く 純白で上がります 
春先のみ牡丹芸が鮮明でしたが 
最近では年がら年中 牡丹芸が楽しめるようになってきました

そう言やぁ 金牡丹でも勢いがあれば芸が鮮明ですしね
この手の木は 作のスピード、
いわゆる木勢で芸が鮮明になるのでしょう















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