奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その2418)

2023-04-07 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「宇宙を解くパズル~真理は直感に反している(カムランバッファ著/大栗博司監訳/水谷淳訳・講談社BLUEBACKS 2022刊)」を読んだ。バッファカムラン(Vafa Cumrun1960生れ)氏は、マサチューセッツ工科大学(MIT)卒/1985プリンストン大学でPhD取得/1990ハーバード大学教授/2018同大学ホリス数学自然哲学教授。専門は素粒子論。大栗博司(おおぐりひろし1962生れ)氏は、カリフォルニア工科大学カブリ教授/東大カブリ数物連携宇宙研究機構機構長/アスペン物理学センター理事長。専門は素粒子論。水谷淳(みずたにじゅん)氏は、翻訳家。訳書に“僕たちは宇宙のことぜんぜんわからない(ダイヤモンド社)”、“量子力学で生命の謎を解く(SBクリエイティブ)”など。--------

この本「宇宙を解くパズル」の目次は次の通り。“序章(現代物理学への招待)”、“対称性と保存則”、“対称性の破れ”、“単純で抽象的な数学のパワー”、“直観に反する数学”、“物理的直観”、“直観に反する物理”、“双対性”、“終章(本書を振り返って)”----------

この本「宇宙を解くパズル」の内容紹介文は次の通り。超弦理論の第一人者が贈る/とっておきのパズル。古代ギリシャの時代から現代に至るまで/人類が宇宙について解き明かしてきたのは/真理は直観を容易(たやす)く裏切ると云うことだった。そんな宇宙を理解するために意外に有効なのが/難問をパズルに置き換えてみると云う方法だ。著者自身が考え続け/講義にも使う63題に楽しく悩みながら/理論物理学の本質を知る本。--------

カムランバッファ氏の著書を日本の天才が読み下してくれているのが/この本「宇宙を解くパズル」である。カムランバッファ氏がイラン生れであると云う点も面白い。アメリカは世界の英知を集めているのが良く分かる。物理現象を数式で表す理論物理の真骨頂が覗(のぞ)ける。

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