北海道 ゴーダのプリン

「チーズプリン」　　４００円
　　北海道　ニセコ町　　販売：ニセコチーズ工房
　　　　　　　　　　　　　　　製造：小樽の別会社


ゴーダチーズ入りのプリン





ふたを開けると、なんとゴーダのスライスがのってて
軽くあぶってある。
一回溶けて、固まったんだろう。
チーズの食感は固く、プリンのやわらかさと違和感がある・・・




トッピングのゴーダ要る？？　　
ない方がいいんじゃない。

プリン生地は濃厚。
ゴーダがけっこうたくさん入ってる感じ。
原材料表示では、チーズが一番目
甘さひかえめで、チーズの風味感じる


ゴーダはニセコチーズ工房が製造。
牛乳は近隣から仕入れている。
プリンは別会社が製造しているようだ。


さて、そのゴーダだが、当然、単独で買ってある。
チーズだけで、お味のチェック




しばらく室温に戻してから食べると
ミルク香が感じられ、ほんのり酸味とマイルドな味わい。
ちゃんとフツーにゴーダ。




オーナーはチャレンジ精神にあふれているのだろう。
作っているチーズもスイーツも種類が多い。
TVにも積極的に出て、売り上げを伸ばしている。
商売として、広く浅く多角的に売っていくのもアリ。


プリンもチーズもおいしいよ。
でも、総合的に何かが足りない気がする・・・

もう一回食べたいと思わせる何かが・・・・・

ヤギＢＯＹＳ

ヤギはかわいいなあ。
犬の次にカワイイ
最近、ペットとして飼う人も増えてるらしい。
おとなしくて、庭の雑草を食べてくれたりもする。
各地のヤギ牧場では、子山羊の予約がいっぱいらしい。


京都府　るり渓やぎ農園のヤギＢＯＹＳ




ふたりともイケメンだねえ
そして、とってもフレンドリー。


ヤギの群れにおいて、一定数以上のオスは不要である。
乳用に役に立つのはメスであって、オスではない。
昔のヨーロッパならば、チーズ作りに欠かせない”凝乳酵素”を胃から取り出すため、
あかちゃんのうちに処分されちゃってた・・・

今では運がよければ、ペットの道もあるかもしれない。




選抜され、農園に残ったＢＯＹＳは広い庭付きの豪邸にお住まい
たまに、大喧嘩もするらしいけど・・・
お仕事がんばってねー。


るり渓やぎ農園のシェーブルはフレッシュのみ。
乳酸菌だけでなく、レンネットも使用している。
ねっとりして、なかなか美味。
ハードタイプの製作にも挑戦中とおっしゃってた。
楽しみ



牧場の主役は牛でも山羊でもメスですよね。
　　　　　　　　でもオスがいないと出産もしないし、お乳も出ないし。
　　　　　　　　BOYS君、がんばれー！

カンコワイヨットのフルーツフォンデュ

夏の休みの日の朝食
「カンコワイヨット」でフルーツフォンデュを作る。
今回はたかすファーマーズのカンコワイヨットを使用。


「カンコワイヨット」を使ったレシピといえば、そのトロみを生かして
サラダやハンバーグにかけたり、バゲットやじゃがいもにからめたり
というのが一般的。


意外に誰も作らないのが、甘いフォンデュ。
題して「カンコワイヨットのフルーツフォンデュ　夏バージョン」


まずフォンデュソースを作る。
カンコワイヨットにはちみつを少量混ぜるだけ。
分離しないよう、よく混ぜ合わせる。
あまり甘くしない方が、フルーツとけんかしない。

フルーツはチーズ風味に負けないトロピカル系のものが合うと思う。
用意したのは、パイナップル・マンゴー・バナナ・キウイ。

フルーツをひとくち大にカットし、フォンデュソースをからめていただく






カンコワイヨットの酸味とフルーツの酸味が合う！
横に添えたカステラとも◎　　バームクーヘンでも


　　　　　カンコワイヨットは脱脂乳で作ったチーズをミルクで溶かして
　　　　　　　　　　クリーム状にしたものです。
　　　　　　　　　　脱脂乳だからヘルシーだし、そのままいろいろな料理にかけて
　　　　　　　　　　使えるのでオススメです。
　　　　　　　　　　プレーンなものがひとつ冷蔵庫にあると、ハーブやにんにくを
　　　　　　　　　　混ぜたり明太子を入れてみたりと、アレンジができます。
　　　　　　　　　　なんで大手乳業メーカーが出さないのか不思議です・・・

北海道 無殺菌乳

「想いやり生乳」　　１５７５円/７２０ml
　　北海道　河西郡　　想いやりファーム


定期購入している牛乳が届いた。
日本で唯一の無殺菌乳
しぼったままの牛乳
殺菌する必要のない優秀な牛乳。

衛生に何かとウルサイ今どき、牧場に行っても飲めない。
この会社は苦労の末、やっと販売認可を受けるに至ったとか。


飲む前は濃いのかと思ってたら、
実はサラサラで水のよう。　　臭いもないし。
ゴクゴク飲める
イメージとしては、腰に手を当て、仁王立ちして一気飲み。
これなら牛乳嫌いがいなくなるだろう。
おなかゴロゴロの人やアトピーの人も大丈夫らしい。


今まで低温殺菌乳や成分無調整乳やノンホモ牛乳を飲んで
わかった気でいたのが恥ずかしい・・・

日本の大半の牛乳は130℃で殺菌されてるので
50℃で死滅する乳酸菌や酵素は全滅している。

タンパク質が熱で変質した臭いを、
牛乳の臭いと思ってる人も多い。



とにかく、そのまま飲む。
コーヒーや紅茶にも入れない。　
大地の恵みを牛を通していただいてる感じがする。


乳が必要以上にたくさん出るよう品種改良された牛を
本来の姿に戻そうとする取り組みなど
牛や牛乳に対する会社の方針に拍手喝采


　　　　　想いやり生乳は乳酸菌や酵素が生きているのでしょう。
　　　　　　　　　　飲み続けると自然なお通じでサイコーです！
　　　　　　　　　　高いけど価値ある牛乳だと思います。

ひるがの高原 チーズプリン

「郡上の美味しくて濃いプリン」　　４２０円
　　岐阜県郡上市　ひるがの高原　牧歌の里


カマンベールとカチョカヴァッロとクリームチーズ入りのプリン
すごい大胆な発想

「牧歌の里」ではチーズを売っていないので、聞いてみると
「たかすファーマーズ」のチーズを使っているとか。

「たかすファーマーズ」は、ひるがの高原の農作物を使った製品の製造販売の会社。
という訳で、まずは「たかすファーマーズ」のチーズを食べてみなくっちゃ。



カマンベールは、第８回　ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト優秀賞受賞。
見てのとおり、まだかなり若いが
ミルクの甘味が感じられ、塩気もマイルドなのでいい感じじゃない



カチョカヴァッロも塩分マイルド。
シコシコしたカチョカヴァッロを使ってなめらかプリンに仕上げるのは
難しかったんじゃなかろうか？？
そうそう、カチョカヴァッロを十分に牛乳に浸してから煮溶かすと
きれいに溶けるらしいけど。


クリームチーズだけは他地域の国産品とのこと。


そしてさらに聞いてみると、「たかすファーマーズ」では牛を飼っていない。
近隣の酪農家からミルクを仕入れてチーズを作っているそうだ。
このあたりは役割を分担し、地域としていろいろな商品を売り出している。
それぞれが無理せず、無駄なく、いいシステムだね。


さて、肝心のプリンは、流れ出るほどのトロトロタイプ




カマンを一切れ、プリンと食べ比べてみる。
芯部の酸味の残るところを避けると、近い味がする

単に牛乳と卵だけの味ではない、コクと独特の風味があるプリンだ。
それが何かと断定するのは難しいが、カマンの力は感じる気がする。


シェフ曰く、チーズを主張させず、インパクトではなく調和させることに
こだわったとか。
それは、商品名にあえて　”チーズ”ということばを使っていないことからもわかる。


「チーズなプリン」と言っていいんじゃない



　　　　たかすファーマーズでは、他にも日本では珍しい
　　　　　　　　　カンコワイヨットを作っていらっしゃいます。
　　　　　　　　　フランスのチーズソースと言えばいいでしょうか。
　　　　　　　　　野菜スティックなんかに最適です。