テンコ’s 週末通信 チーズとチーズなケーキを求めて  ときどき寄り道して美味しいもの

*チーズなケーキの定義:クリームチーズ以外の チーズの風味をちゃんと出してるケーキ

奈良県 スーリールダンジュ

2015-06-27 | チーズケーキ
奈良県生駒市 スーリールダンジュの新作チーズケーキ



左上から時計回りに
「カマンベール」450円
  マスカルポーネのクリーム感と、アクセントに入れた熟成ブリドモーが利いてる。

「ロックフォール」480円
  パイ生地の中にパピヨン社のロックフォール風味がほんのり。

「シェーブル」450円
  マイルドなフランス産ブシェットを使用。
  しっかりした酸味がシェーブルを思わせる。

「蘇」480円
  地元奈良の「飛鳥の蘇」(飛鳥時代のチーズを再現したもの)を使用。
  ババロア部分に、ほのかな蘇の風味が感じられる。

ただこれは、あくまでチーズクリーム部分のみを味わった感想。
他の部分と一緒にパクッと食べると、チーズ感は強くない。
ナッツの香ばしさやパンデピスの風味の方が勝っている。


この地にお店を開いて30年。
ダンディなオーナーパティシエのムッシュいわく、
顧客さんは強い風味のチーズケーキは馴染まないので、チャレンジも控えめな形で表現されているそう。

わたし的チーズなケーキではないけど、
地元に寄り添うというコンセプトには賛成です

鳥取県 ヤギ乳チーズケーキ

2015-06-21 | 牧場とスイーツ
鳥取県 米子市 メイちゃん農場
 「ヤギ乳チーズケーキ」  φ12cm  2500円



メイちゃん農場は、オーナーさんがお一人で、山羊の世話とスイーツ作りをされている。
近所に、空き家や農業をやめた畑が増えてきたことに危機感をおぼえ、
山羊を飼うことで、土地を有効利用したいとの思いで始められたそうです。



自家製ヤギ乳チーズとヤギ乳を使用し、添加物無添加。
ヤギ臭さはなく、程よい酸味で軽やか

今のところ、直売店は持たず、道の駅や米子駅の売店で販売中。
これらのお店に立ち寄ってもらうことで、地域全体で盛り上がっていきたいとの思いからだそう。
田舎の6次産業の成功例として、講演依頼やテレビ出演もしばしば。

とはいえ、行政とのはざまでご苦労もあるし、「しんどいことばっかりだよー」って・・・
肩の力の抜けたスタンスは、素敵です



米子は見どころ色々! 鬼太郎もいるし、ダイハツでブレイクした「ベタ踏み坂」もあるし、白バラコーヒーで一休み




滋賀県 山田牧場

2015-06-07 | 牧場とスイーツ
滋賀県 山田牧場

信楽焼きの工房が立ち並ぶ通りを抜け、どんどん山に入って行くと
牧場内の売店には、家族連れがいっぱい!

牛舎には、たい肥を乾燥・発酵させ、丘を作っているので
つながれていない牛さん達は、思い思いに寝そべってまったりしている


みんな、スイーツが目当てなんだけど、
実はここは以前から、意欲的にチーズも作っているのだ


地元のお茶をモッツアレッラに混ぜ込んだ、「もっ茶れら」

牛のエサに地元の稲ワラや米を使う等、地元の農業も大切に考えているという
代表のお言葉に敬意