隠れ家BAR 香川県 藤塚町マルシェ

香川県高松市藤塚町1-5-17　　八百屋が営むＢＡＲ　「藤塚町マルシェ」



商店街のはずれにある、「藤塚町マルシェ」を訪ねる。
気を付けて見ていないと通り過ぎてしまう・・・
屋根の看板は、以前の持ち主のままで、昭和な感じを漂わせる。



店に入ると、オーナー厳選の大きな「三豊なす」など、高松の地元野菜が並ぶ。
　
奥に進むとＢＡＲスペースで、
元バーテンダー・現八百屋のオーナーが、旬の果物やトマトのカクテルを作る。
地元のいちご「さぬきひめ」をゴロゴロ潰した、ジンベースのカクテル。



ヤバい　アルコール入りスムージーやん

そして一緒にいただくのは、これまたオーナー肝いりのジビエ料理
今日は、猪肉を煮込んだものに、パルミジャーノ・レッジャーノチーズをかけたものなど。
夜遅くても開いてる八百屋があって、地元の新鮮な食材を使った料理やお酒も提供してくれる。
ウチの近所にも、こんなお店があったらいいのになーってとこでした

神戸市 鹿鳴茶流（ろくめいさりゅう）

神戸市　鹿鳴茶流　　鹿肉料理


ＪＲ/阪神　元町駅南へすぐのところにある。
北海道の大型の鹿　エゾジカではなく、地元兵庫県の本州鹿のジビエ料理店。


本日のランチは、鹿肉ステーキ。
脂肪分なく、赤身の柔らかいお肉
美味しくて、美容にもイイ！

この会社のスゴイところは、できるだけ１頭まるごと使おうという姿勢！
近くで営業する別店舗で、鹿皮や角、はたまた銃弾の薬きょうまで製品にしている。
お肉はもちろん、内臓にいたるまでホルモンとして製品化。

鹿は、畑を荒らす害獣として駆除されるものの、使い道なく多くは廃棄されている。
近年、少しずつジビエブームが広がっているのは、とてもいいこと。

オーナーさんのご苦労話をいろいろお聞きして、あらためて思うこと・・・
野生動物と人間が共存するためには、命を無駄なく使わないとね。
　

山の恵み 猪肉

山に住む知人が、庭先（？）で獲れたイノシシのお肉を送ってきてくれた。
血抜きを完璧にしたので臭くないよ、との言葉どおり
味噌鍋にしなくても、塩コショウだけでも美味しくいただけた。

猪肉を「ボタン」と呼ぶけど、ホントにきれいな赤色



ちょうど先週見た映画「銀の匙」－北海道の酪農高校の生活を描いた映画ー
にもあったなあ。
完璧に血抜きするには、心臓が動いている状態でないと血が出て行かない、と。
その方法は・・・推して知るべし・・・

普段は何も考えずに食べちゃってたけど、牛も豚も鶏も
命をいただいているという、ありがたさを改めて感じる。
決して無駄にせず、残さずいただきましょう。