Riyo(里誉)’s クレヨン

世田谷区桜新町のスピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」です☆

決してわたしを捨てないで!

2009-10-07 | フォルテネージュ

初対面の人を観察するのに、こんな基準があるらしい

「その人が会話のなかで、”わたし”という言葉を使う頻度でもって、その人の成熟度が分かる。」

つまり、

「わたしが~」、「わたしの~」と、繰り返している人は未熟で、

「わたし」という言葉を使わずに話している人は成熟しているというわけだ












これは、誤解を招きやすいかも知れない

成熟している人は、自分をなくして、自分を捨てて、自分より他人のことを大切にしているから、素晴らしい!

・・・・・ これは、絶対に、違う

滅私奉公しても、何もエラくないし、

「自分なんて・・」とか、「私ごときが・・」とか謙遜でも言おうものなら、

自分の中の内なる神を粗末にしたことになる












人が言葉を発すれば、

それは嫌でも、話し手がどんな自分かを表明していることになり、

どんなことを言おうとも、

「自分は何を信じているか」「自分は何を感じているか」・・を表現する

これらは全部、「自分は何者であるか」ということと同じで、

”何かを話す”ということは、シンプルに言えば、”自分を外に表現する”ことだ











要は、

成熟した人は、

「わたし」がないのではなくて、

「わたし」がものすごく大きいことを知っているのだ











宗教や精神世界に限らず、

今や、量子物理学などの現代科学においても、

すべてのものはひとつのエネルギーであり、

別々の固体と見えていても、実はすべてがつながっていることが証明されている

命あるものは皆ひとつ残らず、宇宙と一体化した存在であって、

個人個人に分かれた自分は幻覚のようなもので、

実体は、「すべてはひとつ」

だから、

あなたも「わたし」、彼も彼女も「わたし」、道端の花も、さえずる小鳥も、すべてが「わたし」










「本当のわたし」がものすごく大きいことを知っている人は、

どんなことを言おうとも、主語は「わたし」だと知っているから、

敢えて、

「わたし」という言葉を使わないだけ











それを理解しないで、

ただ、自分を捨てれば成熟できるのだとばかりに、

他人のことだけ考えたり、価値を置いたり、尊んだりしていると、

どんどん自分が枯れていって、

「本当のわたし」から離れていく一方だ











一部の至高体験や神秘体験をした人だけが、

宇宙と一体化するわけではなくて、

私たちは皆、もともと、宇宙からきた「大いなるすべて」だから、

それを思い出すことで、

「あ、そうだったっけね」ってなる

「努力して、精進して、わたしを大きくする 」のでなくて、


すでにずっと以前からそうだったことに気づくだけだから、

案外、難しくないよね









                         スピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」

                                  



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2 コメント

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こんばんは☆ (SEA♪)
2009-10-09 21:03:13
はじめまして。ブログトップから来ました。

すごく心に響いたので。。。思わずコメントしたくなりました(^^;)

あぁ・・私、自分の内なる神を粗末にしているなぁ・・・と、反省です。


とても勉強になりました☆
ありがとうございました♪
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SEA♪さんへ (里誉)
2009-10-13 18:02:15
コメントありがとうございます☆

SEA♪さんのお名前のとおりです
「海」のように、大きくって豊かな自分

インスピレーションあふれるネーミングですね
返信する

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