ひとが最も興奮する瞬間のひとつに、
「ああ、これが、私の私らしさだ!」
って発見するときがあると思うの
「他の誰でもない、これが、私!」って、
誰に言われるでもなく、
自分で見つけるとき、
誇らしさと神々しさで、
自分で自分が愛おしくなる
その愛の情動が、
私たちの正体である意識の自然の姿ってやつ
意識は自分自身を相当深く愛しているらしいよ
すべての可能性が同価値で敷き詰められているフィールドから、
私たちは、あるひとつの、「自分」を選んで、
それを、実現しに、この物理世界にやってくる
でも、やってきたと同時に、
何を選んだか、忘れちゃうんだ
それは、
自分で選んだ自分を発見して、
それを実現する旅を、充分に、楽しめる仕掛けとして、ね
だから、
自分の偏り、自分のこだわり、
自然に、「~でなくちゃいけない!」って思うことが、
大きなヒントを与えてくれているから、
自分にとって大切なもの(=執着)を捨てようとしないで、
自分を生きるためのスタイル(「~でなければならない」)を捨てようとしないで、
その存在理由が分かるときまで、
偏りを生きていればいいんだよ
誰かが、「本当に大切なものはお金じゃないはず・・」って言ったとしても、
本気で、「私にはお金が大切なの!」って思えば、
それでいいの
誰かと同じ、じゃなくていい
同じじゃないから、いいんだ
「これが私!」なんて、幻なのは知っている
「これが私!」って言えない存在に、
私たちが由来しているのも、知っている
でも、みんな、「これが私!」が、やりたくて、来たんでしょ?
そして、一度、「これが私!」と思っても、
やりたきゃ、いつでも、それを捨てて、
別の私にチェンジできることも、知っている、よね!