あるとき、
AさんとBさんと私の三人でお話してて、
私は、話の流れに添って、
そのとき、自分が感じたこと、考えていたことを話したの
「○○とはこういうもの。この出来事の意味はこういうこと。」
みたいな、感じの、
私の信念や直感についてのお話を。。。
Aさんは、
「わあ、おもしろい!」って目で
私を食い入るように見つめて、好奇心全開で、
一方、
いつも、陽気なBさんは、
そのとき、黙っていたので、
「何か言って!」ってお願いしたら、
「私はそうは思わない。そんなことはないと思う。」と、
いつもの、静かなはっきりとした口調で言ったんだ
つまり、
「自分は、あなたの意見と、
まったく、相容れない」と、伝えてきたの
そのとき、私
言葉の内容を頭で判断する前に、
そのエネルギーをキャッチして、
なんだか、穏やかな気持ちになった
そして、満たされたって感じたの
頭は、「え? いま、否定されたよ!」って、
言ってたけど、
私には、事の真相が、分かっていた
その感覚が、新鮮で、おもしろくて、
しっかり、ブックマークしておいたんだ
宇宙は、多様な表現を求めているから、
ここにいる3人の小宇宙では、
あれこれいろいろなベクトルがあるほうが自然
だから、これでいい、
お互いが、それぞれの偏りを、
自分として、気持ちよく、表して、存在することのほうが、大切
Bさんは、シンプルに「違う」と言っただけで、
私を変えようとか、自分を押しつけようとか、
これっぽっちもなくて、
ただ、私 not= あなた 、
どっちが“より良い”とかじゃないってのが、
しっかりと込められていたから、
だから、言葉で何を言おうと、
私には、尊重されている、認められているって思えて、
それが、気持ちよかったのさ
その感覚は、
Aさんの、好奇心と受容性全開の態度に、
勝るとも劣らない、勢いだったんだ
これって、否定の持つ能力、
ネガティブ・ケイパビリティーだって思う
「 そっか~、私は、こんなふうに、あなたと違うよ~ 」