Riyo(里誉)’s クレヨン

世田谷区桜新町のスピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」です☆

助けることと助けられること

2011-03-18 | フォルテネージュ

 

「人を助けるためには、まず、自分が幸せであること」
私はずっと、そう思ってきたし、そう言ってきた。

他人と自分がバラバラな存在だと思っていると、それはとても自己中心的に響くと思うけど。

でも、他人と自分はつながっていることを本気で信じていると、
それは、とても、理に適った常識になる。

自分が幸せならば、自分とつながっている他の人たちも幸せになるのだから、
ひたすらそれだけを考えていればいい。

「自分の幸せ」ったって、こんなときに、湯水のように電気を使うことで、誰も幸せになれないでしょ・・


罪悪感や不安から何かを自粛するとかじゃなしに、
五感をできる限り喜ばせて、自分らしく本領発揮すること。
節電や募金をする傍らで、私は、私ができることはそれだって思ってきたの。

 

 

 

 



そして、ここに来て、

同じ思いの人も多いと思うけど、
私は、自分がずっと幸せだったことに気づかされた。



生活の中の、
今まで、当たり前に思っていたことのひとつひとつが、
実は、かけがえのないほど、尊いことだった。
かたときも、幸せじゃなかったことなんてないんだ。


そして、それは、この非常事態の中にもあったよ。
夜、街の静寂の中、小さな灯りで本を読む幸せ。
家族が一カ所に集まって過ごす幸せ。
何もしないことを楽しむ幸せ。

















被災地で困難な状況にある人たちは、
菩薩の役割を果たしているんだと思うよ。

彼らは「かわいそうな人たち」なんかじゃない。
自らは、闇の中にいながら、光を発してくれている。
蓮の花が、泥の中にあって、ひたすら高貴な白を見せてくれるのと同じ。

私たちが助けているんじゃなくて、
彼らが私たちを助けている。

ふたつはひとつになって、もう境界線が分からないようになっている。








                                    ハートサポートサロン「フォルテネージュ」