今、日本にいれば、
悲しみや不安や恐怖を感じることは、
人間の心を持っていれば、当たり前のことだから、
TVで被災地の状況を見て、
自分の無力感を感じることも、当たり前のことだから、
「自分は弱い、何もできない」なんて、自分を責めないで
そう思うことは、たぶん、役に立たないし、事態をますます悪くする
なかには、
何不自由なく暮らしていることに罪悪感を感じている人がいるかも知れないんだけど、
同じように苦しまなければ、共感できないことはないし、
同じように苦しんだところで、救われる人は誰もいない
痛みや苦行を選ぶことが、私たちのできることじゃないと思う
大切なのは、
それが可能な立場にある私たちが、光を見失わず、喜びや祝福の方向を向いていることだと思うの
こんなときだからこそ、
音楽を聴き、
青い空に目をやり、
南風に触れ、
花の美しさを愛でて、
日常に、今の瞬間に、戻っていくことが、必要なんだと思う
不謹慎とかじゃない!
それができる私たちしか、できないことを、しっかりするんだ
皆がつながっているんだから、
誰かが、そんなふうに喜びを選択すれば、
めぐりめぐって、辛い状況にある人たちに、その波動が伝わっていく
闇の中にありながら光のほうを向いていること
それが、現場に行けない私たちが、すぐにできるボランティアだと、
私は本気で思っている
祈るときには、彼らの活力がみなぎっているヴィジョンを描きながらね
だから、
偏った感情をリセットして、
思いっきり深く呼吸して、
節電と、音楽と、体のケア、
今の自分をおそろかにしないでね