ある日、
渋谷から西麻布まで、バスに乗りながら、
冬のよく晴れた空を見上げて、ふと思った
「あぁ、生きているって素晴らしい」って
そして、こうも思った
私の心にこういうことが浮かんだ背景には、
「生きていない」状態がどんなものか、
「素晴らしくない」状態がどんなものか,
それぞれ,この両方ともを,経験的に知っていることが必要だ
そうでなければ、
「生きているって、素晴らしい」との認識は、出てこない
この物理次元に肉体を持って存在していなかった頃、つまりスピリットだけだった頃のことを、
素晴らしくないという状況の体験と同じレベルで、
私の潜在意識は知っている
だから、
肉体がないことも、素晴らしくない状況も、同じように、価値がある
「生きているって素晴らしい」との認識の土台を支えているのだから
CMで,
「出すってタイセツ~」って叫んでるのも,
「出ない」苦しみが分かっているがゆえ,迫力を持って伝わってくる実感だ
お笑いコンビだって,
「~じゃないほう芸人」がいるから,
そのコンビに華が生まれる
エネルギーが動くから,見ていてワクワクしておもしろいのだ
<今を生きる>ということは、
今が楽しくなくても、OKってこと
<楽しくない>があって、<楽しい>がある
陰と陽が同じようにあって,世界は完璧なのだ
時には、陰が陽を圧倒するような勢いを見せても、
陽が凌駕されるかと思うギリギリのところまでいくと、
突然、
カウンターってやつで、
形勢が、俄然、逆転することがあるように、
一方の中に、もう一方の種がある
エナンティオドロミアと呼ばれる、普遍的なエネルギーの流れ
「生きているって素晴らしい」って、自然に思える自分も、
孤独感や自己嫌悪に襲われて抜け出せない自分も、
実は,同じものの裏表だから,
同じように存在して完璧なのだ
電気のプラス極とマイナス極に,優劣がないのと同じこと
そして,
来るべき統合の時代とは,
分離していた陰陽が,ひとつのまったき光に戻る世界
さあ,
どんなんでしょ
スピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」