花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

「アジュガ」、「ムラサキサギゴケ」、「ツタバウンラン」

2016-04-18 | 植物 花

青紫色の “春の使者” 、「アジュガ」、「ムラサキサギゴケ」(紫鷺苔)、「ツタバウンラン」(蔦葉海蘭)を挙げてみました。


<「アジュガ」>

総状花序を立ち上げて、青紫色の唇形の花を咲かせ、シソ科の特徴を備えています。

葉は、ロゼット状に付き、対生します。

園芸種も多く、花色は、青紫色意外にも ピンク、白、葉も斑入りの品種が有ります。

日本原産の「ジュウニヒトエ」(十二単) Ajuga nipponensis 、「キランソウ」(金療小草) Ajuga decumbens の仲間

シソ科、キランソウ属、這耐寒性多年草、ヨーロッパ、中央アジア原産、学名 Ajuga reptans

別名 「セイヨウキランソウ」、「アジュガ・レプタンス」

 
 
 
 

<「ムラサキサギゴケ」(紫鷺苔)>

紫色で、鳥の鷺に似ているので、此の名前が付いたとか、白色の花も有ります。

単に、「サギゴケ」(鷺苔)と呼ぶ場合も有りますが、白色の花を特に「サギゴケ」とも呼ぶ由

「ムラサキサギゴケ」は、花の色が紫色をした「サギゴケ」と言うところですか

4本の雄蕊と1本の雌蕊で、雄蕊の先端が二つに裂けていて、触れると閉じます、花粉を付着させ易くする工夫とか

近縁種に、似た花の「トキワハゼ」が有りますが、茎が直立するので区別できます。

ゴマノハグサ科、サギゴケ属、耐寒性多年草、這性、日本原産、学名 Mazus miquelii


 <「ツタバウンラン」(蔦葉海蘭)>

石垣等に這う様に広がり、緑色の葉の中に、小さな唇形の花が咲いています。

上唇は、二烈、下唇は、三裂、花冠には、暗紫色の筋が入ります、亦、下唇の真中に黄色い二つの隆起物が有ります。

「蔦」の様な5~7裂した葉が着くので、<蔦葉>の名前の由来のようです。

オオバコ科、ツタバウンラン属、蔓性多年草、ヨーロッパ原産、学名 Cymbalaria muralis

英名 Ivy-leaved toadflax、別名 「ツタガラクサ」(蔦唐草)、「ウンランカズラ」(海蘭葛)

 

 

<全画像クリックで拡大します>

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今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。

季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい。

尚、夜間は、不可視の場所が在ります。

高原も雪が解けて、地肌が現れてきました。

<下図をクリックして御覧下さい>


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