花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

秋、赤い実(2)

2015-09-28 | 植物 花

秋の陽に「クサギ」(臭木)の実が輝きます。

五裂した赤紫色の萼片が紺碧の実を飾ります。


秋、赤く熟した実が目に付きます、其の中から順次、幾種か挙げてみました。


“秋、赤色(2)” は、最初は、「サンゴジュ」(珊瑚樹)の実です、初夏に白い花を円錐状に咲かせ

此の時期に熟して赤く照り輝きます、“珊瑚 ” の様な朱色が「珊瑚樹」の名前の由来とか

濃い緑の照葉は、サンゴジュムシ(珊瑚樹虫)の大好物、虫食いの無い葉を見つけるのに苦労します。

葉や枝は、水分が多いので、防火樹として、生垣等に植栽されることが多いようです。

スイカズラ科、ガマズミ属、常緑高木、日本、台湾原産、学名 Viburmum odoratissimum

英名 Sweet arrowwood、Sweet viburnum

 

「ピラカンサ」(Pyracantha spp.)も熟して赤くなってきました、トキワサンザシ属の総称とのことで

「タチバナモドキ」(橘擬)P.angustifolia、「カザンデマリ」(花山手毬)P.crenulata 等も「ピラカンサ」と呼んでいます。

 初夏に散房花序をだして、五弁の小さな白い花を沢山咲かせます。

バラ科、サンザシ属、学名 Pyracanthus spp. 英名 Firethom

<初夏、小さな白い花が咲き集います>


下図は、「トキワサンザシ」(常盤山査子)の名が付いた「ピラカンサ」 です、赤く艶やかな実です。

一般に「ピラカンサ」とは、此の「トキワサンザシ」を指すようです。

ヨーロッパ、西アジア原産、学名 Pyracantha coccinea、英名 Fire thorn



下図は、「タチバナモドキ」(橘擬) P.angustifolia 、中国原産で柿色の実を着けます、英名 Narrow lief firethorn

別名 「ホソバトキワサンザシ」(細葉常盤山査子)

下図は、平たい赤色の実の「カザンデマリ」(花山手毬) P.crenulata 、英名 Nepal firethorn、中国原産

別名に「ヒマラヤトキワサンザシ」、「ヒマラヤピラカンサ」、「インドトキワサンザシ」等々


他に、サンザシ(山査子)の名前が付いた「セイヨウサンザシ」(西洋山査子)

「オオミサンザシ」(大実山査子)の実も赤く実っています。

初夏に咲く花も見事で、原種系の白色の花と、八重の紅桃色の花が有ります。

バラ科、サンザシ属、ヨーロッパ原産、落葉高木、学名 Crataegus laevigata、英名 Hawthon

 

“大きな実 の「サンザシ」”、「オオミサンザシ」(大実山査子)の実も色着き始めました。

生食ができますが、ジャム、ゼリーにするのが一般的で、漢方薬の原料にもなるとのこと

名前の通り、花も実も「サンザシ」より大きいのが特徴です。

バラ科、サンザシ属、中国原産、落葉高木、学名 Crataegus pinnatifida var.major

<クリックで拡大する画像が有ります>

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今年も「オキナワスズメウリ」(沖縄雀瓜) Bryonopsis lacinioa を育てることにしました、緑の日除けを作ります。

球形の小さな「ウリ」です、独特の縞模様が特徴です。

№13

今日現在(10月01日)、実も大分膨らんできました。

 

今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。

季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい、尚、夜間は、不可視の場所が在ります。

休日等には、湖畔での結婚式の様子も視ることができます。

高原には、秋の気配が漂います、湖畔の木も色着き始めています。

<下図をクリックして御覧下さい>


秋、赤い実、黒い実

2015-09-20 | 植物 花

<上図は、拡大します>

澄んだ秋空をバックに「ギョリュウ」(御柳) Tamarix ramosissima が咲いています。

他の品種の T.chinensisT.tetrandra に比べると質素な感じですが、春と秋に、二度開花を楽しみます。

ギョリュウ科、タマリクス属、落葉低木

 

赤や黒色に、果実が熟す季節です、豊饒の秋です。

赤く熟す「セイヨウカマツカ」(西洋鎌柄)、「ヤマホウシ」(山法師)、「スズメウリ」(雀瓜)

と黒く熟す「セイヨウヤマゴボウ」(西洋山牛蒡)、「アロニア」を挙げてみました。


<「セイヨウヤマゴボウ(西洋山牛蒡)」別名「ヨウシュヤマゴボウ」(洋種山牛蒡)>

茎の先端に総状花序をだして、小さな白い花を咲かせます、熟すと扁平で黒紫色をした実を着けます。

今の時期には、花と実を同時に視ることができます。

根が「牛蒡」の根に似ていますが、有毒で食用にはならないとか

ヤマゴボウ科、ヤマゴボウ属、多年草、北アメリカ原産、学名 Phytolacca americana

英名 Pokeweed 、Inkberry、他の別名 「アメリカヤマゴボウ」、熟した実を絞って水に溶かして

紫色のインクを作って遊んだことを誰でも思い出すことでしょう。



次は、「アロニア」の赤い実、黒い実、暗紫色の実です、「アロニア」の種類によって、熟した時の色が違います。

「アロニア・アルブティフォリア」(Aronia arbutifolia)は、赤色、「アロニア・メラノカルバ」(Aronia melanocarpa)は、黒色

両者の交雑種は、「アロニア・プルニフォリア」(Aronia prunifolia)は、暗紫色です。

初夏の頃、「梨」の花に似た白い花を散房花序に咲かせます。

バラ科、アロニア属、北アメリカ原産、落葉低木、英名 Chokeberry、Aronia 等

特に、「アロニア・アルブティフォリア」は、日本の「カマツカ」(鎌柄)に似てるので「セイヨウカマツカ」(西洋鎌柄)

「オータムベリー」等の別名が付いています。

また、「アロニア・メラノカルバ」には、「ブラックチョークベリー」(Black chokeberry) の他に “黒い実のナナカマド” の愛称が

黒い実は、ジャムやジュースに加工しますが、赤い実は、専ら観賞用です。

ポリフェノールが、「ブルーベリー」より多く含んでいるとかで、サプリメントとして、最近人気が有ります。

 上図は、赤い実の「アロニア・アルブティフォリア」(Aronia arbutifolia)

と 黒い実=下図=の「アロニア・メラノカルバ」(Aronia melanocarpa

の交配種が下図の「アロニア・プルニフォリア」(Aronia prunifolia)です。

下図は、“黒い「ナナカマド」” に喩えられた「ナナカマド」の赤い実です。


次は、「ヤマホウシ」(山法師)の赤い実です、球形の集合果は、サッカーボールの様です。

近縁種の「ハナミズキ」(花水木)の実とは大分違った姿です。

今回、初めて生食してみたら、マンゴーの様な甘い味がしました、果実酒も造るとのこと

ミズキ科、ミズキ属、落葉低木、日本、中国、朝鮮半島原産、学名 Benthamidia japonica、英名 Japanese flowering dogwood




下図は、近縁種でミズキ科の「ハナミズキ(花水木)」別名 「アメリカヤマボウシ」 Cornus florida の実


次は、大きな「リンゴツバキ」(林檎椿)の実です、赤く色着いた「ツバキ」の実を方々で視掛けますが

大きな実を着ける「ツバキ」は、此の「林檎椿」です。

「ヤブツバキ」(藪椿)の変種で、屋久島、九州、沖縄等に自生しているとのことです。

「ヤブツバキ」より花や葉は、小さいのが特徴です、果実の大きさの割りには、種が小さいので

採油には適してない由、果肉が厚いことになります。

大きなものでは、、径が8cm位になって、重さは200g位、テニスボールを一回り小さくした大きさです。

濃緑色の葉の間から顔を出している様子は、まるで、「リンゴ」の様です。

ツバキ科、ツバキ属、常緑樹、学名 Camellia japonica var.macrocarpa

別名 「オオツバキ」、「ヤイジマツバキ」

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<各画像は、クリックで拡大します>

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今年も「オキナワスズメウリ」(沖縄雀瓜) Bryonopsis lacinioa を育てることにしました、緑の日除けを作ります。

球形の小さな「ウリ」です、独特の縞模様が特徴です。

№12

今日現在(9月14日)、こんな小さな実が

 

今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。

季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい、尚、夜間は、不可視の場所が在ります。

休日等には、湖畔での結婚式の様子も視ることができます。

高原もすっかり夏の装いです。

<下図をクリックして御覧下さい>


此の時期 “狸“ “狐” “猫” “鼠”

2015-09-18 | 植物 花

此の時季の因縁深い動物の名前が付いた植物を挙げてみます。


最初は、“狸” と “狐” で、「タヌキマメ」(狸豆)と「フォックスフエイス」(Fox face)にしました。

 直立した茎の先端の総状花序に、下から順に青紫色で蝶型の花を咲かせます、葉は、細長く笹の葉に似ています。

花後の萼片が肥大して、果実を包み込みます、此の萼の表面に生える茶色の毛が<狸>の体毛に似ているので

「狸豆」の名前が付いた由、亦、花の開いた様子が、<狸>の顔に似ているからとの説もありました。

どちらも、納得し得ますが ・ ・ ・ 「ヤビャクゴウ」(野百合)の名前の生薬でも知られているとのことでした。

 マメ科、タヌキマメ属、一年草(多年草)、日本、朝鮮半島、中国原産、学名 Crotalania sessiliflora、英名 Rattle box

Rattle box には、おもちゃの<がらがら>の意味も、果実が弾ける前に、振ると種子が、からから と音が立てるからかな




果実が熟して、毛深い “狸の体毛” の萼が弾けて種子が現れます。


次の “狐” は、「フォックスフェイス」の果実です、黄色に色付き始めています、狐の顔に似てので此の名前が付いた由

果実の先端が、尖って突き出ている所為ですか、似ている画像が一枚在りましたので添付しました。

紫色で星型の花と熟す前の緑色をしたもので、黄色い “狐色” ではないのですが、似てはいます。

当然、英名にFoxface が有ると思ったのですが

英名には、Nipplefruit 、Lady nipple、Cow´s udder、Lady nipple 等々で、 Fox に関するものは、無いのです。

確かに、Nipple (乳首)や Udder (乳房)の方が似ているかも

 学名が Solanum mammosum ですが、<Mammosum>も、ラテン語で “沢山の乳頭突起を持つもの” の意味とか

矢張り、乳房や乳首の方が合致するのかも ・ ・ ・  有毒なので口に含むことはできませんが ・ ・ ・ 

ナス科、ナス属、非耐寒性常緑低木(一年草)、ブラジル原産、学名 Solanum mammosum 

別名 「ツノナス」(角茄子)、「キツネナス」、「カナリヤナス」(金糸雀茄子):「カナリヤナス」は、艶々した黄色い色が

鳥のカナリアの羽の色に似ているからとか

<各画像は、クリックで拡大します>

小さな耳と突き出た顔が、確かに狐です。


“猫”  は、「オタカンサス」と「キャットテール」、「ネコノヒゲ」で “鼠” は、「クフエア・プルプレア」ですが

前のブログ記事を再度抜粋して載せました。 


最初の “猫” は、「オタカンサス」(ブルーキャッツアイ) Otacanthus です。

二唇形の花の花弁が上下に開いた中心に白い斑が入ります。

此の模様が猫の目の瞳孔と光彩を連想させるので、「ブルーキャッツアイ」の名前が付いた由

確かに、偶にブルーの色の目の猫を視ることが有ります。

ゴマノハグサ科、オタカンサス属、多年草、南アメリカ原産、学名 Otacanthus caeruleus

英名 Brazilian snapdragon 、“ブラジルの「金魚草」” ですか

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次の “猫” は、「アカリファ・キャッツテール」 (Acalypha hispaniolae) を挙げてみました。

赤い猫のシッポです、仲間の「アカリファ・ヒスビタ」 (ベニヒモノキ)A.hispida より穂の背丈が低くて

太い違いが有ります、トウダイグサ科、エノキグサ属、西インド諸島原産、多年草、英名 Cat´s tail

別名「キャッツテール」ですが、早春に花咲く「ブルビネラ」の別名が「キャットテール」ですので

紛らわしい名前です、厭いて、“キャッツテール” と “キャットテール” で区別しています。

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下図は、仲間の「ベニヒモノキ」(紅紐の木)、 別名 「シュニール プラント」(Chenille plant) です。

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今の季節、猫の名前の付くものは、「ネコノヒゲ」(猫の髭)ですね、真白な猫の髭です。

長く伸びた雄蕊、雌蕊が猫の髭を連想するので、此の名前が付いた由

ヒソ科、ネコノヒゲ属、多年草(一年草)、インド、マレー半島原産、Orhosiphon aristatu1

英名 Cat´s whiskers 、別名 「クミスクチン」(マレー語とか)、英名と同様「キャッツ ウイスカ」

最後は、“鼠” の「クフェア・プルプレア」です。

次に、「クフェア」(Cuphea spp.) の代表的な園芸種、「クフェア・プルプレア ´タイニーマイ ス`」を挙げて終わります。

細長い花筒が目立ちます、亦、花びらの様に見えるのは萼とのことです。

筒状の花の先端が色、形共にユニークで、一見、鼠の顔に似ています、<タイニーマイス> Tiny Mice “小さな鼠たち” の由来です。

ミソハギ科、クフェア属、メキシコ原産/園芸種、半耐寒性常緑低木、学名 Cuphea purpurea ´Tiny Mice`

他に、「クフェア」の主なものは、「ハナヤナギ」(「クフェア ミクロペタラ」) Cuphea micropetala

「メキシコハナヤナギ」(「クフェア ヒッソピフォリア」) Cuphea hyssopifolia

「ベニチョウジ」( 「クフェア イグネア」) Cuphea ignea 等が有り、一般的には、「メキシコハナヤナギ」を「クフェア」とするとのこと


<鼠の顔に見えますか、各画像をクリックして拡大してご覧ください、各画像も拡大します>

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今年も「オキナワスズメウリ」(沖縄雀瓜) Bryonopsis lacinioa を育てることにしました、緑の日除けを作ります。

球形の小さな「ウリ」です、独特の縞模様が特徴です。

№12

今日現在(9月14日)、こんな小さな実が

 

今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。

季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい、尚、夜間は、不可視の場所が在ります。

休日等には、湖畔での結婚式の様子も視ることができます。

高原もすっかり夏の装いです。

<下図をクリックして御覧下さい>


今、黄、橙色(2)

2015-09-12 | 植物 花

 

“秋の「朝顔」”  「モミジバアサガオ」(紅葉葉朝顔)が、「朝顔」からバトンタッチして、「朝顔」の様な紅紫色の花を咲かせています。

「朝顔」の葉と違って、掌状複葉で5から7枚の小葉を着けます。

ヒルガオ科、イポメア(サツマイモ)属、蔓性多年草、北アフリカ原産、学名 Ipomea cairica

英名 Ivy leaved morning glory、別名 「タイワンアサガオ」(台湾朝顔)、「モミジバヒルガオ」(紅葉葉昼顔)


 

“今、黄、橙色(2)” は、「チトニア」(Tithonia) の花から始めます、秋の青空が似合う花です。

 古代アステカ帝国の国花とのこと、赤やオレンジ色の舌状花が先端に一輪咲きます。

茎や花柄には、軟毛が覆います、摘芯して分岐させ、花の数を増やして愉しみます。

キク科、チトニア属、中央アメリカ、メキシコ原産、非耐寒性一年草、学名 Tithonia rotundifolia、英名 Mexican sunflower

別名 「メキヒコヒマワリ」、学名から 「チトニア・ロツンディフォリア」

花色は、赤、橙、黄色が有ります。


「リコリス・オーレア」も咲き始めました、「ヒガンバナ」(彼岸花)と咲き競っています。

「彼岸花」より多少遅れて咲き始めます、雌蕊雄蕊が突き出て、花弁の縁が波立つのが特徴です。

開花時期には、葉が無く、花が終わると出始めます。

ヒガンバナ科、ヒガンバナ属、耐寒性球根、日本、中国原産、学名 Lycoris aurea

英名 Golden hurricane lily、Golden spider lily、<Hurricane>は、咲き始めも、終わりもハリケーンの様に早いとの喩えですか

<Spider>は、何処か蜘蛛の姿に似ているからでしょうか

別名 「ショウキズイセン」、「ショウキラン」、尚、「ショウキラン」と同名で、ラン科の花が有ります。

「リコリス」(Lycoris spp.)には、「リコリス・オーレア」以外に、「リコリス・サングイネア」(キツネノカミソリ) Lycoris sanguinea

「リコリス・スクアミゲラ」(ナツズイセン) Lycoris squamigera 等が有ります。


「リコリス・オーレア」の別名「ショウキラン」と同じ名前が付いた菌類に寄生する<腐生植物>ラン科、ショウキラン属、Yoania japonica

=下図=

「リコリス・サングイネア」の交雑種も=下図=


次は、黄色い「ランタナ」 (Lantana)です、散形化序に小さな花を多数着けます、花の色が変化するので

別名 「シチヘンゲ」(七変化)、淡い黄色、から橙色、ピンク、赤色等に変化します。

クマツズズラ科、ランタナ属、中南米原産、半耐寒性常緑低木、学名 Lantana camara、英名 Common lantana

「コバノランタナ」(小葉のランタナ) Lantana montevidensis 等の品種も ・ ・ ・ 

今日は、黄色い色が変化しない交雑種の「ランタナ・イエロースプラッシュ」(Lantana yellow splash)の画像を載せてみました。

花の色の黄色が弾けるようです、寒さにも比較的強いので、冬までも愉しめます。


<各画像は、クリックで拡大します>

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今年も「オキナワスズメウリ」(沖縄雀瓜) Bryonopsis lacinioa を育てることにしました、緑の日除けを作ります。

球形の小さな「ウリ」です、独特の縞模様が特徴です。

№12

今日現在(9月14日)、こんな小さな実が

 

今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。

季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい、尚、夜間は、不可視の場所が在ります。

休日等には、湖畔での結婚式の様子も視ることができます。

高原もすっかり夏の装いです。

<下図をクリックして御覧下さい>


今、黄、橙色(1)

2015-09-08 | 植物 花

猛暑も収まり、秋の気配と供に、黄色や橙色の花が目立つ季節になりました。

「ジニア・リネアリス」(ホソバヒャクニチソウ、細葉百日草 )=上図=も小さな花を密集させて花壇を彩ります。

葉は、「ヒャクニチソウ」とは違って、線状で披新針形、“細葉” の名前の由来です。

キク科、ヒャクニチソウ属、学名 Zinnia angustifolia、非耐寒性一年草、北アメリカ原産、別名 「ジニア・アングスティフォリア」


「メランポジウム」=上図=も小さな(直径約2cm)黄色い頭花を密集して咲かせます。

暑さに強く、夏中愉しみました、背丈も低く地表を覆うように広がります。

キク科、メランポジウム属、非耐寒性一年草、北アメリカ南部、メキシコ原産、学名 Melampodium paludosum

英名 Gold medallion flower  英名の Melampodium は、ギリシャ語で <黒い足>の意味とか、黒い色の茎を著している由



「ディッソディア」(ダールベルグ・デージー)=上図=も秋の陽を受けて、黄色の花を輝かせます。

「野菊」の様な小さな黄色い花を多数咲かせ、 線形の細かい葉と花とが優しい姿を作り出します。

キク科、ティモフィラ属、非耐寒性一年草、北アメリカ、メキシコ原産、学名 Thymophylla tenuiloba

=Dyssodia tenuiloba、英名 Dahlberg daisy


次は、“黄色い「バレンギク」”  「エキネセア・パラドクサ」=下図=です、「ムラサキバレンギク」 と同様人気が有ります。

「バレンギク」(馬簾菊)の<馬簾>は、聞き慣れない言葉ですが、昔の火消しの火災防具の<纏(まとえ)>の下に着いた

ヒラヒラした物の名前とか、下垂した舌状の花弁の様子を著わしているいるようです。

亦、学名の<Echinacea>は、ギリシャ語で<針鼠>の意味で、苞の様子が棘々しているからとのこと

他説には、盛り上がった多数の筒状花が、<針鼠>に似ているからとなってましたが

アメリカインディアンが薬草として利用した由

キク科、エキナセア属、北アメリカ原産、耐寒性多年草、学名 Echinacea paradox、英名 Yellow coneflower




小さな “秋のヒマワリ” 「ヤナギバヒマワリ」(柳葉向日葵)=下図=も黄色い頭花を輝かせます。

周りの舌状花は、黄色で、花の芯の筒状花は、褐色です。

細長い披針形が、<ヤナギバ(柳葉)>の名前の由来とか、互生します。

キク科、ヒマワリ属、常緑多年草、北アメリカ原産、学名 Helianthus salicifolius =H.orgyalis、英名 Golden pyramid

別名 「ヘリアンサス」、「ゴールデン ピラミッド」


今回の最後に、「キクイモ」(菊芋)=下図=を載せてみます、“天然のインシュリン” と称して血糖値を下げる薬効が有る由

ネットでも花の詳細よりサプリメントの説明が、多いのですが、花も見応え十分です。

家畜の飼料として北アメリカから輸入した由、「豚芋」、「アメリカ芋」の名前も付いています。

キク科、ヒマワリ属、多年草、北アメリカ原産、学名 Helianthus tuberosus、英名 Jerusalem artichoke

<各画像は、クリックで拡大します>

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今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。

季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい、尚、夜間は、不可視の場所が在ります。

休日等には、湖畔での結婚式の様子も視ることができます。

高原もすっかり夏の装いです。

<下図をクリックして御覧下さい>