花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

カラーリーフを愛でる(5)

2023-07-30 | 植物 花

今日のカラーリーフは、シソ科の「ラミウム」を2種挙げてみました。

葉は、周年、鑑賞出来まが、花も此の時期に視れる種類も有ります。

最初は、銀白色の斑模様が、綺麗な「ラミウム ・マクラーツム `ビーコンシルバー`」です。

<「ラミウム・マクラーツム`ビーコンシルバー`」>

「ラミウム・マクラーツム」の園芸品種で、銀白色の葉の縁が緑色、観葉植物としても愉しめます。

リング状の集散花序を出して、唇型の花を着けます。

”上唇” が ”下唇” に被さるように着きます、蜜を吸う蜂の背中に花粉を着けて、受粉を助ける為とか

日本の「オドリコソウ」や「ホトケノザ」の仲間です。

シソ科、オドリコソウ(ラミウム)属、耐寒性多年草、ヨーロッパ、北アフリカ原産

学名   Lamium maculatum `Beacon Silver`、英名   Spotted dead nettle 

銀粉を塗した様な葉の色が、淡い紫色の花を引き立てます、観葉植物としても人気の理由です。


葉を鑑賞用として愛でますが、5月から6月頃に懸けて花を咲かせます、シソ科特有の花です。



次は、黄色い花を咲かせる「ラミウム・ガレオブドロン `ハーマンズ ブライド`」です。

「ラミウム・ガレオブドロン」の園芸種とか、4月から5月に黄色い花を咲かせます。

此の花も日本に自生する「ホトケノザ」や「オドリコソウ」の仲間です。

上に載せた「マクラツム」より少し大きな花を咲かせ、葉の先端が尖ってギザギザの葉縁です。

シソ科、オドリコソウ属、ヨーロッパ、西アジア原産、耐寒性多年草

学名   Lamium galeobdolon ` Harmann`s Pride、別名「ツルオドリコソウ」



花は、春の頃に黄色い花を咲かせます、シソ科の花です。

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カラーリーフ(4)

2023-07-28 | 植物 花

今日の<カラーリーフ>は、「ヒポエステス」、「アミメグサ /  フィットニア」」です。

花より斑入り模様の葉を愉しむ「ヒポエステス・フィロスタキア」を最初に挙げます。。

<「ヒポエステス・フィロスタキア」>

アフリカ、オーストラリア、ユーラシアには、40種以上の品種が有るようですが

今回は、其の中の代表種「ヒポエステス・フィロスタキア」を挙げてみました。

別名 「ソバカスソウ」(雀斑草)の名前の通り、葉の表面の様々な斑点模様を愉しみます。

特に園芸種の不規則に入る細かい斑点、網目模様の色、葉の形が様々で、其の多彩さが特徴です。

花茎の先端に、小さなピンク色の舌状花を咲かせますが、葉より花を愉しむ場合は

「ヒポエステス・アリスタータ」  H.aristata 下図>が適してます。

葉には、斑点が無く花も大きいので人気が有ります、英名で   Ribbon bush  とか、派手な花です。

キツネノマゴ科、ヒポエステス属、マダカスカル原産、半耐寒性多年草

学名   Hypoestes phyllostachya=H.sanginolenta

英名     polka dot plant、freckle face  等、別名 「ソバカスソウ」、「サンギノレンタ」

英名のは、「ミズタマソウ」(水玉草)かな、丸くない水玉ですが




 

次は、葉の網目模様と其の色を愉しむ観葉植物「アミメグサ / 網目草」(「フイットニア」)です。

一般に栽育されている種類は、「フィットニア・アルビウェニス」で、この中でも

1,葉の形が、楕円形で、暗緑色の地に赤い色の網目模様が 入る

「ベニアミメグサ / 紅網目草 / フィットニア `フェルシャフェルティー`」や

葉の暗緑色の地に白い網目模様が入る「シロアミグサ / 白網目草 / フィットニア `アルギロネウラ`」等が

主な品種とか、他に葉大きさ大きさ、網目模様が、多少違う種類も有るようです。

葉丈は、20cm位、比較的大きな葉です。

他に、葉が小型で白い網目模様がはいる「シロアミグサ `コンダクター`」

葉が,小型で、黄緑色の地に白い網目模様が入る「`サニーイェロー`」等も在るとか。

ツネノマゴ科、アミメグサ属、非耐寒性多年草、学名   Fittonia  albivinis、南アメリカ アンデス地方原産



「アミメグサ」の花は、こんな花!!


カラーリーフを愛でる(3)

2023-07-25 | 植物 花

今日の<カラーリーフ>は、「ストロビランテス・ダイエリアヌス」と「ベゴニア・レックス」です。

 

<「ベゴニア・レックス」>

葉を愛でる「ベゴニア」には、沢山の品種が有りますが、此の「ベゴニア・レックス」が最も品種が多いようです。

葉の形や斑の模様、色彩が多様で変化に富んでいます

世界には、200種以上の品種が有るようですが、其の中の一つのインド原産の野生種B.rex)

掛け合わせて作った交雑種群の総称が「ベゴニア・レックス」とのこと

シュウカイドウ科、ベゴニア属、常緑多年草、インド原産(交雑種)、学名   Begonia rex-cultorum Group

英名   Rex begonia、king begonia 、別名 「レックス・ベゴニア」

尚、「ベゴニア」には、他に「ベゴニア・センパフローレンス」(四季咲きベゴニア)

「ベゴニア・メイソニアナ」等が有ります。

<「ベゴニア・レックス」>

葉を愛でる「ベゴニア」には、沢山の品種が有りますが、此の「ベゴニア・レックス」が最も品種が多いようです。

葉の形や斑の模様、色彩が多様で変化に富んでいます

世界には、200種以上の品種が有るようですが、其の中の一つのインド原産の野生種B.rex)

掛け合わせて作った交雑種群の総称が「ベゴニア・レックス」とのこと

シュウカイドウ科、ベゴニア属、常緑多年草、インド原産(交雑種)、学名   Begonia rex-cultorum Group

英名   Rex begonia、king begonia 、別名 「レックス・ベゴニア」

尚、「ベゴニア」には、他に「ベゴニア・センパフローレンス」(四季咲きベゴニア)

「ベゴニア・メイソニアナ」等が有ります。



花も葉と同様に綺麗で、見応えが有ります。



花も葉と同様に綺麗で、見応えが有ります。


カラーリーフを愛でる(2)

2023-07-24 | 植物 花

今日の「カラーリーフ」は、「カラテア・マコヤナ」と「カラテア・ドッテイ」です。

最初は、「カラテア・マコヤナ」です、「カラテア」 Calathea   の 代表種で

此の「カラテア・マコヤナ」<五色矢羽根芭蕉 / ゴシキヤバネバショウ> Calathea makoyana  が多く栽育されます。

<「カラテア・マコヤナ」>

葉の模様が、素晴らしく、黄緑地に濃い緑の斑点模様、全体に細い筋が入ります。

茎付きの広卵型の葉は、20から30cmと大きなもので、密集します。

興味深い習性は、<睡眠運動>をすることです。

夜に葉を閉じます閉じます、朝に元に戻り、昼に横に広げることです。

夜に葉を閉じますので、淡紫色の葉の裏側が見え、色の変化も愉しめます、”孔雀の羽” の文様です。

クズウコン科、ガラテア属、非耐寒性多年草、熱帯アメリカ原産、学名   Calathea makoyana

尚、<マコヤナ>は、フランスの植物学者の名前に由来するとか

夜間に葉を立ち上げるので、葉の裏側が、見えます、淡い紫色が、表側との違いです。

<「カラテア・ドッティー」>

此の「カラテア ドッティー」も異色の「カラテア」です、卵形、波状で暗緑色の葉の真中を通る筋と

縁の内側を彩るピンクの線模様が、アクセントを添えます。

鑑賞時期は、周年ですが、此の夏の季節に掲載しました、暑苦しく感じ無ければと思います。

クズウコン(ショウガ)科、カラテア属、南アメリカ原産、常緑多年草

学名   Calathea roseopictal cv.´Dottie`、英名   Calathea doffie



序でに、「カラテア」ではなく「カンナ」の葉ですが、似た模様の葉ですので、載せてみました。

赤や黄色の花が咲き競う “夏の花” 「カンナ」が夏を賛歌しています。

原種「カンナ・インデカ」 Canna indica  を基にした園芸種のグループを「カンナ」 Canna cv.  と呼ぶそうですが

普段、視ることが多い品種、「ハナカンナ」が一般的です。

大きな葉に、斑模様が綺麗です。

カンア科、ダンドク属、半耐寒性球根、熱帯アメリカ原産(園芸種)、学名   Canna × generalis英名  Canna lilly

下図は、葉の斑入りが愉しめる銅葉系の品種です。



カラーリーフを愛でる(1)

2023-07-22 | 植物 花

夏は、花とカラーリーフも愛でます、花とは、違った楽しみ方です。

花と違って、鑑賞期が,長い(周年等)ので、ユッタリした気持ちで愉しみます。

「カラーリーフ」の1回目は、「コリウス」と「カラジューム」です。

<「コリウス」>

「コリウス」も葉を愛でますが、花は、白地に淡いブルーの斑が入った可憐な花です。

シソ科ですので「シソ」(紫蘇)の花に似ています、多彩な斑入りの葉の彩りや、葉の形を愉しみます。

シソ科、コリウス属、非耐寒性多年草(一年草)、東南アジア原産、 学名    Solenostemon scutelliarioides

英名   Coleus、別名 「ニシキジソ」(錦紫蘇)、「キンランジソ」(金襴紫蘇)

実生(種子から)でも、挿し芽でも育成できます。

他の画像も載せました、葉の斑の多彩な模様と色合いを御覧下さい。

次は、夏を涼しく演出する御馴染みの「カラジューム」です。

<「カラジューム」>

もっとも、カラジューム属には、多くの品種が有りますのでクールな感じよりも情熱的な色彩のものも有ります。

独特な形の葉には、白や赤色の斑模様が入りカラフルな観葉植物です。

葉の模様の形や色の多彩の妙を愉しみます、其の為、命名も多数、充分、愉しめます。

サトイモ科、カラジューム属、球根植物、学名  Caladium熱帯アメリカ原産

英名  Elephant`s ear、別名「ニシキイモ」(錦芋)




 

尚、サトイモ科には、他に、葉の模様を愛でる「ディフェンバキア ´カミーラ`」が有ります。

<「ディフエンバキア ´カミーラ`」 Dieffenbachia cv.´Kamille`