花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

夏、ピンク色

2016-07-24 | 植物 花

「スイレンボク」(睡蓮木)は、“「睡蓮」に似た花を咲かせる木本” なので、此の名前が付いた由

雰囲気は、似てるかな、五弁花+五枚の萼で、十弁花の様相です。

シナノキ科、グレヴィア属、常緑低木、学名 Grewia occidentalis=caffra 、英名 Lavender starflower

今日の本題 <夏、ピンク色>は、最初に、「プチロータス(「プティロッス」)を挙げてみました。

 ふわふわの軟毛が着いた小さな筒状花が、円錐形の穂状花序に密集して咲きます。

ブラシの様な、猫のシッポの様な感じで、葉は、淡い緑色で広披針形、全体が波打っています。

ヒユ科、プティロッス属、多年草(一年草)、オーストラリア原産

学名 Ptilotus exaltatus 、英名 tall mulla mulla、pussytails、

別名 「プチロータス・エクサルタトス」(学名から)、英名は、「ムラ ムラ」と「プッシー(pussy)」ですか ・ ・ ・ 

 



次は、其の名前も其の儘、「ピンクノウゼンカズラ」です、赤や橙の濃厚な色の「ノウゼンカズラ」(凌霄花)のなかで

爽やかさを感じさせる品種です、花弁の赤紫色の筋が爽やかさを増幅させます。

 

 茎の先端に円錐花序をだして、多数の花弁が五裂したトランペット

 型の花を咲かせます。

 のうぜんかずら科、ポドラネア属、落葉蔓性木本、南アフリカ原産

 学名 Podranea ricasoliana 、英名 pink trumpet vine

 Zimbabwe creeper、別名「ポトラネア」

 漢名では、「りょうしょうか」と詠むとのこと、<凌>は、<しのぐ>

 <霄>は、<空>で、天高く咲き登る花を著わすとのことです。

 近縁種に「ソケイノウゼン」(「素馨凌霄花)、別名 「パンドレア」が有ります。

 下図は、其の「パンドレア」(「ソケイノウゼン」)Pandorea jasminoides です、既に花期は、終わりです。

 

 白い色の花も

 

「ハブランサス」(Habranthus spp.)、別名「レインリリー」も 雨上がりを待って鮮やかに咲き出しました。

近縁種の「ゼフィランサス」(Zephyranthus)も、別名「ラインリリー」とか、区別が付き難いのですが

ゼフィランサス属 の代表 「タマスダレ」(玉簾)の様に、花茎を直立させて上向きに花を咲かせるのに対して

「ハブランサス」は、花茎が曲がり、横向き花を咲かせる違いで、区別可能とのことですが ・ ・ ・ 。

「ハブランサス」も花色や形で幾種が有りますが

今日は、「ハブランサス」の代表格「ハブランサス・ロブスタス」(H.robustus)の交雑種の

「ハブランサス´チェリーピンク`」を挙げてみました、花の色、形が、特徴的なので区別が、容易です。

「ハブランサス・ロブスタス」の濃いピンク一色に対して、淡いピンク色で、葉が花弁が丸みを帯びているのに

たいして、剣咲きなのも区別のポイントです。

ヒガンバナ科、ハブランサス属、耐寒性球根、中央、南アメリカ原産、学名 Habranthus ´Cherry pink`

英名 Rain lilyH.´Cherry Pink` 別名 「ハブランサス´チェリーピンク`」

因みに、下図は、「ハブランサス・ロブスタス」です。

 次は、ピンク色の「ブットレア」(Buddleja Hybrida)です。

長い円錐形の花穂に、小さな花が密集して咲かせます。

日本にも近縁種の「フジウツギ」(藤空木) Buddleja japonica が自生します。

花の色もピンク、青紫、赤、橙、黄、白と豊富で、園芸種も多いのですが

今回は、多く裁育されるダヴィディ種の「ブットレア」(Buddleja davidii)を挙げます。

フジウツギ科、フジウツギ属、耐寒性落葉低木、中国原産、英名 Butterfly bush

英名 Butterfly bush は、蝶が好むからだとか、確かに、甘い香りがします。

別名 「フサフジウツギ」(房藤空木)、「バタフライブッシュ」

 

白色の花も ・ ・ ・ 

最後、アオイ科の「スイフヨウ」(酔芙蓉) Hibiscus mutabilis f.vrsicolor の “酩酊” 前のピンク色の花と

「アメリカフヨウ 」(草芙蓉) Hybiscus moscheutos 載せて終わります。

 

 下図は、ピンク色の「アメリカフヨウ」

  

尚、「芙蓉」の詳細は、昨年載せた<「フヨウ」がいっぱい>のページを再度載せてみました。

宜しかったら>続きを読む>から入ってください。

 
「フヨウ」(芙蓉)がいっぱい
白色の「アメリカフヨウ」の大きな花びらが、涼風に揺れます。 「ハイビスカス」と見紛う程に似た花で、「フヨウ」、「ムクゲ」、「タチアオイ」等の仲間とか一日花ですが、次々と......
 

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今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。

季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい。

尚、夜間は、不可視の場所が在ります。

湖畔は、すっかり夏の装いです、白樺の葉の色も濃さを増しています、涼風が通り抜けます。

<下図をクリックして御覧下さい>


夏の「アザミ」

2016-07-20 | 植物 花

<上図は、拡大します>

緑に白い斑入りの葉が、涼しさを演出します、「ハンゲショウ」(半夏生)別名「カタシログサ」(片白草)の葉=左図、

「ハツユキソウ」(初雪草)の葉=中図、「ガザニア」(勲章菊)の葉=右図 です。

<「チョウセンアザミ」(朝鮮薊)、別名 「アーテチョーク」>

大きな紅紫色の頭状花が目立ちます、蕾のうちは、総包片が、覆い被さります。

此の萼や蕾の芯が茹でて食用にするとか、食べた経験は、無いのですが ・ ・ ・ 

また、羽状の葉は、1m にもなる大きなものです。

「朝鮮薊」の “朝鮮” は、朝鮮原産の意味ではなく 、“外国から入って来た” 意味とのこと

他にも、名前に “朝鮮” が、付いて朝鮮原産でないものが、相当有ります。

キク 科、チョウセンアザミ属、多年草、地中海沿岸原産、学名 Cynara scolymus

英名 Artichoke 、Globe artichoke、因みに、学名の Cynara は、ギリシャ語で犬を

Scolymus は、棘を意味するとか、葉柄の棘々が、犬の歯に似てからとのことですが

総包片も鋭い棘が全体に生えて痛々しい感じです。

棘は、「アーテチョーク」の原種とされる「カルドン」(Cynara cardunculus)の方が鋭いです。


下図は、 「チョウセンアザミ」の原種の「カルドン」です。

総包片に鋭い棘が生えています、「チョウセンアザミ」と違う点です。

葉柄の棘は、犬の牙の様です。


次は、「オオカッコウアザミ」(大藿香薊)、別名 「アゲラタム」です、散房花序に、次々と、柔らかい質感の花を咲かせます。

一般に、「アゲラタム」(Ageratum)と称するのは、此の「オオカッコウアザミ」を指すととのこと

他に「カッコウアザミ」(藿香薊)Ageratum conyzoides が有りますが

「オオカッコウアザミ」より葉、花共に小さいのが特徴です。

名前の<「カッコウアザミ」>は、シソ科の「カッコウ」(藿香)、別名 「カワミドリ」 Agastache rugosa の葉に似て

花が「アザミ」の花に似ていることに由来するとか

キク科、カッコウアザミ(アゲラタム)属、一年草、メキシコ、ペルー原産、学名 Ageratum houstonianum

英名 Bluemink 、Flossflower 別名 「ホストニアヌム」、「ムラサキカッコウアザミ」

 
 

因みに、下図が、「カワミドリ」(カッコウ)です、確かに葉が似ています。

次は、「ルリタマアザミ」(瑠璃玉薊)です。

多数の小さな筒状花が集まって、球状の頭状花を咲かせます、日本にも九州に自生する近縁種の

「ヒゴタイ」(Echinops setifer) が 有り、絶滅危惧種に指定されているとのこと

枝分かれした茎の先端に、何個もの花を咲かせる様子は、壮観です。

葉は、羽状で深裂します、羽の縁には、鋭い棘が在ります。

花の色は、瑠璃色が主ですが、白色の花の品種も有りました。

「エキノプス」とは、ギリシャ語で<エキス>は、ハリネズミ、<プス>は、似ていると言う意味とかで

“ハリネズミに似た” となる由、開花前の蕾の姿を著したものですか

キク科、エキノプス属、常緑多年草、南ヨーロッパ、西アジア原産、学名 Echinops ritro

英名 Small globe thistle、Blue ball、別名 「エキノプス」 

最後は、昨年、載せた「ドイツアザミ」の記事です、再度載せてみました。

 

「ドイツアザミ」が咲いています、鮮やかな色彩です、<ドイツ>の名前ですが

日本の「ノアザミ」(野薊)から、日本で作った園芸種とか、「ハナアザミ」(花薊)の別名も付いています。

学名 Cirsium japaonicum cv. / Japanese thistle

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「スズメウリ」の実に白い筋が、一層ハッキリとしてきました。

<各画像は、クリックで拡大します>

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今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。

季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい。

尚、夜間は、不可視の場所が在ります。

湖畔は、すっかり夏の装いです、白樺の葉の色も濃さを増しています、涼風が通り抜けます。

<下図をクリックして御覧下さい>

 今日は、この辺で ・ ・ ・ 

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クマツヅラ科の花(2)

2016-07-16 | 植物 花

「アカンサス・モリス」(Acanthus mollis)が、咲いています、紫色の萼と白い花びらのコントラストを愛でます。

<アカンサス>とは、ギリシャ語で棘を意味するとか、萼には、太く長い棘が生える品種も見られます。

花を蔽い隠す頭巾の様です、形は、「キンギョソウ」にも似ています。

古代ギリシャ、ローマ時代のコリント様式の建築の円柱に、此の植物の葉を彫刻 したとのこと=上図下段右

キツネノマゴ科、ハアザミ属、耐寒性多年草、ポルトガル、バルカン半島、北アフリカ原産

英名 Bear´s breeches (熊の半ズボン)ですか、何に因んだ名前なのかな ・ ・ ・ 別名 「ハアザミ」(葉薊)

今日は、前回の<クマツヅラ科の花>の続編を載せてみました。

所々で、咲き始めている「カリガネソウ」 からです。


<「カリガネソウ」(雁草)>

集散花序を伸ばして、球状の青紫色の蕾を着けます、開花するに従って、花、茎の匂いが増してきます。

花の形が、野鳥の雁に似ているので、此の名前が付いたとのことですが ・ ・ ・ 

寧ろ、別名の「ホカケソウ」(帆掛草)の方が、納得します。

花弁は、上側に2枚、其の下側左右に1枚、計2枚着きます、最下に、斑模様が入った舌状花が着きます。

雄蕊が、上に伸びて、先端が、手前にカールします。

斑模様は、花粉を運ぶ仲介をする蜂を誘導する目印とか、また、蜂の体重を利用 して

蜂の背中に花粉を着けたりする賢い仕掛けも有って、楽しい植物です。

クマツヅラ(シソ)科、カリガネソウ属、耐寒性多年草、日本、朝鮮半島、中国原産、学名 TriporaCaryopterisdivaricata

英名 Blue mist spiraea 、別名 「ホカケソウ」(帆掛草)、「カリオプテリス・ディリエガタ」



次のクマツヅラ科の花は、「クレロデンドルム・ウガンデンセ」です、咲き始めました。

<「クレロデンドルム・ウガンデンセ」>

集散花序に蝶形の花を咲かせます、五枚の花弁の内、4枚は淡い空色で、一枚が濃い青紫色をしています。

仲間には、前回載せた「ボタンクサギ」や「ゲンペイクサギ」、「クラリンドウ」等が有ります。

クレロデンドルム属、非耐寒性半蔓性低木、アフリカ ウガンダ原産、学名 Clerodendrum ugandense

英名 Blue butterfly bush、他に、「ブルーウイング」(青い翼)、「ブルーエルフィン」(青い妖精)の名前が

付いていましたので、品種名かと思ったのですが、どうも、商品名のようです。

亦、フジウツギ科の「ブッドレア」(房藤空木)も「バタフライブッシュ」の名前が付いていました。

 

<各画像は、クリックで拡大します>

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<「スズメウリ」(雀瓜)の生育状況>

実が、少しずつ大きくなっています、縦筋が、薄っすらと見えます。

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季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい。

尚、夜間は、不可視の場所が在ります。

湖畔は、すっかり夏の装いです、白樺の葉の色も濃さを増しています、涼風が通り抜けます。

<下図をクリックして御覧下さい>


「カンパニュラ」

2016-07-11 | 植物 花

夏咲きの「モクレン」が、早春のとは、違った雰囲気を醸し出します。

 

此の時季の「カンパニュラ」(Campanula spp.)を4種挙げてみました、涼しげな花達です。

「カンパニュラ」とは、地中海沿岸原産の品種を改良したものの総称とか、「カンパニュラ」は、ラテン語で<釣鐘>を

意味するとのこと、総状花序に “釣り鐘” 状の花を咲かせます。

キキョウ科、ホタルブクロ属、多年草、学名 Campanula spp. 英名 Bell flower


其の1 「カンパンユラ・ポシャルスキアナ」

花冠が、星型に五裂した小さな花を咲かせます、淡い青紫色の花です。

Campanula の意味<釣り鐘>の形とは、少し違いますが、総じて<釣鐘>形です。

耐寒性多年草、学名 Campanula poscharskyana、別名 「カンパニュラ・アルペンブルー」、「ホシギキョウ」(星桔梗)


次は、「カンパニュラ・グロメラータ」(「リンドウザキカンパニュラ」)です。

「リンドウ」(竜胆)に似た花を咲かせるので、此の名前が付いた由

「カンパニュラ・グロメラータ」 Campanula glomerata は、北欧、中央アジア原産とのことですが

日本には、「ヤツシロソウ」(八代草) Campanula glomerata var.dahurica が有りました。

熊本県の<八代>に自生していたので此の名前が付いたとのこと

今は、絶滅危惧種に指定されていました、よく視掛けるのは、「カンパニュラ・グロメラータ」、謂わば “西洋ヤツシロソウ” です。

花色には、青紫、白色が有ります、耐寒性多年草、英名 Clustered bell-flower

 
 
 

 次は、「カンパニュラ・メディウム」です、別名 「フウリンソウ」(風鈴草)の名前が付いた “風鈴” の形をした花です。

総状花序をだして、斜め上向きに花が咲きます、花色は、青紫、ピンク、白等です。

耐寒性二年草、多年草、ヨーロッパ原産、学名 Campanula medium、英名 Canterbury bells

 「カンパニュラ」は、キキョウ科、ホタルブクロ属です。


白花の品種も清々しい感じです。

二重咲きのCampanula medium var.calycanthema 等の品種も有ります。

二重咲きも面白いものです。 


最後に、“山野草” として御馴染みの「ホタルブクロ」(「カンパニュラ・プンクタータ」)です。

釣り鐘型の花を下向きに咲かせます、特徴として、五枚の萼が、大きなV字形をしていて、其の間に反り返った

副萼片が在ることです、萼は、丁度「茄子」の<ヘタ>に似ています。

名前の由来は、<子供が、蛍を此の袋の様な花の中に入れて遊んだからとか、一方、昔、チョウチン(提灯)を古い名前で

ホタル(火垂)と呼んだからとか>との説が有りました、<蛍を包む袋>も、<提灯の形>も頷けますか

日本、中国、朝鮮半島原産、多年草、学名 Campanula punctata、英名 chinese rampion、bell-flower

 

赤紫色や二重の白色の花も

<上に載せた各画像は、クリックで拡大表示します>

真直ぐに伸びた萼と交互に反り返った萼片が特徴です。

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「スズメウリ」の生育状況です、小さな実が着きました。

 

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季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい。

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湖畔は、すっかり夏の装いです、白樺の葉の色も濃さを増しています、涼風が通り抜けます。

<下図をクリックして御覧下さい>


今、クマツヅラ科の花

2016-07-07 | 植物 花

 

季節柄、遠目には、「アジサイ」(紫陽花)と見紛う「ボタンクサギ」(牡丹臭木)が、咲いています。

クマツヅラ科の植物も多くの種類が有りますが、特に此の季節に咲くものを挙げてみました。

<「ボタンクサギ」(牡丹臭木)>

 梅雨の時季から夏にかけて咲きます、「クサギ」(臭木)や「ゲンペイカズラ」

(源平葛)の仲間ですから、葉には、異臭が有りますが、花は、比較的

よい香りがします。

集散花序をだして、紅紫色の小花を沢山着けるので、ボール状になります。

花冠は、5裂して大きく開きます、雄蕊が4本、雌蕊が1本、花の外に

突き出ます、現在では、野生化しているので多くの場所で

視ることができます、草丈は、1から2M位になります。  

 

 

クマツヅラ(シソ)科、クサギ属、半耐寒性葉低木、中国、インド原産、学名Clerodendrum bungei、英名 Glory flower

別名 「ヒマラヤクサギ」、「ベニバナクサギ」、「クレロデンドルム・ブンゲイ」 

<左上のgif 画像は、クリックで拡大します>

 

<「クサギ」(臭木)>

仲間の「クサギ」です、「ボタンクサギ」よりは、華やかさは無いのですが、「クサギ」の花も見応え十分です。

不名誉な名前を戴いていて、確かに葉は、悪臭を放ちますが、花の甘い香りで、名誉挽回と言ったところです。

花弁の色は、白色、萼の色は、初め緑色ですが、果実の成熟とともに赤く変色します。

雄蕊、雌蕊も花より長く突き出ます。

秋には、赤く変色した萼が残り、エメラルド色の実を囲い込みます、「ミッキーマウスノキ」の実に似ています。

クマツヅラ(シソ)科、・・・・属、耐寒性落葉小高木、日本、朝鮮半島原産、英名 Clerodendrum trichotomum

英名 Harlequin glory bower

  
 
 

秋に稔る果実は、萼が赤く変色して、「ミッキーマウスノキ」の実にも似ています ・ ・ ・ かな

亀吉

 青紫色が眩い「セイヨウニンジンボク」(西洋人参木)も今が盛りです。

<「セイヨウニンジンボク」>

淡い青紫色の花を穂状に咲かせます、梅雨の晴間の青い空色と相俟って鮮やかです。

小さな唇形の花、葉は、掌の様な披針形の掌状複葉で、「チョウセンニンジン」の葉に似ています。

果実には、ホルモンバランスを整える薬効が有り、<チェストベリー、チェストツリー>の名前で商品化してました。

「朝鮮人参」の葉が似ている中国原産の「人参木」の近縁なのと、ヨーロッパ原産なので「西洋人参木」の名前になった由

クマツヅラ(シソ)科、ハマゴウ属、落葉低木、南ヨーロッパ、西アジア原産、学名 Vitex agnus-castus

英名 Chaste tree、Chast berry、別名 「バイテックス」

   

薬効が有る実(チェストベリー)

今回のクマツヅラ科の花は、この位にして、次回のクマツヅラ科の花に、「カリガネソウ」、「クロレデンドルム・ウガンデンセ

「ヂュランタ」、等を挙げる予定です。

<各画像は、クリックで拡大します>

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7月10日現在、「スズメウリ」の様子です、蔓も添え木に巻き付いています。

 

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今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。

季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい。

尚、夜間は、不可視の場所が在ります。

高い山には、まだ雪が残っていますが、湖畔では、緑色が広がってきました。

<下図をクリックして御覧下さい>