花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

秋の「グラジオラス」

2016-09-28 | 植物 花

葉っぱが、綺麗な季節です、此の季節が見頃のもの、周年色鮮やかなものと多彩です。

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上段左から「ストロビランサス・ダイエリアヌス」(「ウラムラサキ」)Strobiranthes dyerianus

2番目、「クロトン」(「変葉木) Codiaeum variegatum、3番目、「カラテア・ドッティー」 Calathea roseopicta ´Dottie`

4番目、「アメリカテマリシモツケ」(亜米利加手毬下野) Physocarpus opulifolius

5番目、「レックスベゴニア」(Begonia rex-cultorum) 

下段左から「ヒポエステス」(「ソバカスソウ」(雀斑草)Hypoestes phyllostachya、2番目と最後、「コリウス」(「ニシキジソ」)

Solenostemon scutellarioides 、Coleus、3番目、「カンナ」の葉 Canna × generalis


  「栗」の実が熟す季節です、チョコレートメーカーの店先にも、チョコレートで作った栗の実(右)が陳列 してました。

秋の「グラジオラス」、「グラジオラス・カリアンサス」が、咲き始めています。

白色の花弁に茶紫色の斑が入ります、此のコラボを愉しみます。

真夏の「グラジオラス」とは、少 し趣が違って、秋の爽やかさを演出してるかの様です。

星型の花姿で、芳香が有ります。

アヤメ科、グラジオラス属(旧アシダンセラ属)、多年草、エチオピア原産、学名 Gladiolus callianthus

英名 Abyssinian gladiolus、Acidanthera

別名「アシダンセラ」、「ニオイグラジオラス」、「ピーコックオーキッド」

 
 
  

<各画像は、クリックで拡大表示します>

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今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。

季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい。

秋の気配が、漂い始めています。

尚、夜間は、不可視の場所が在ります。

<下図をクリックして御覧下さい>


秋、キク科

2016-09-20 | 植物 花

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 上図は、「チョウセンアサガオ」(「ダチュラ」)の花と実です、花の美しさと比較して、実の姿がチョット ・ ・ ・  

“鬼っ子” ですか

 

“秋、キク科” の 表題ですと、まず、最初に「菊」(「スプレーマム」、「ポットマム」)を思い浮かびますが

今日は、野趣溢れるキク科の花を挙げてみました。


始めは、「タゲテス・レモニー」にしました、葉に芳香が有るハーブの一種です。

暑さにも寒さにも強く、盛り上がった草姿が、花壇に向 きます。

「マリーゴールド」(「アフリカンマリーゴールド」、「千寿菊」)、学名 Tagetes erecta 等とは違った感 じがします。

原種系の所為でしょうか、「マリーゴールド」より葉、花とも小さいです。

別名が、「レモンマリーゴールド」ですので、葉には、レモンの香りが有ると思っていました。

アメリカの植物学者の名前(John Gill Lemmon氏) に由来するとか、確かに、レモンよりオレンジの香りです。

キク科、タゲステ属、耐寒性多年草、北アメリカ、メキシコ原産、学名 Tagetes lemmonii

英名 Lemmon`s marigold、Copper Canyon Daisy

単に「レモニー」の名前でも流通しています。


「ヤナギバヒマワリ」(柳葉向日葵)も、「ヒマワリ」(向日葵)Helianthus annuus に代わって咲き始めました。

披針形の細長い葉が、互生します、此の葉が、「柳」の葉に似てる故の命名とか

淡い黄色の舌状花が、秋の陽に輝きます、蕾も黄色と茶色の交互斑模様が、ユニークです。

キク科、ヘリアンサス(ヒマワリ)属、常緑多年草、北アメリカ原産、学名 Helianthus salicifolius

英名 Willow leaf sunflower、別名 「ヘリアンサス」、「ゴーデンピラミット」




次も、野趣タップリのキク科の花「キクイモ」(菊芋)の花です、此の時季には、野原、川原、土手等で目に付きます。

第二次大戦後、食料として、アメリカから輸入したとか、生姜の様な地下芋が食用になります。

今では、食用より、成人病、糖尿病の予防薬の薬効が有るとのことで、“天然のインスリン” として販売されています。

アメリカでは、アメリカインディアン の食料になっていた由、騎兵隊と戦う為のスタミナ源だったのでしょうか

野草然としてはいますが、花は、清楚で綺麗なものです。

キク科、ヒマワリ属、多年草、北アメリカ原産、学名 Helianthus tuberosus、英名 Jerusalem artichoke

別名 「アメリカイモ」、「ブタイモ」、「エルサレム アーティチョーク」、「ヒマワリ アーティチョーク」

「ヒマワリ アーティチョーク」は、「ヒマワリ」に似て、味が、「アーティチョーク」の味からの命名とか


亀吉

以上、一般の「菊」(スプレーマム)とは、一味違ったキク科の花達でした。

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今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。

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秋の気配が、漂い始めています。

尚、夜間は、不可視の場所が在ります。

 

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秋の「サルビア」

2016-09-16 | 植物 花

「セイロン ライティア」の花が、濃い緑色の葉の夜空をバックに夜空の星の様に瞬きます。

夏の終わりと共に、開花期も終わりを迎えます。

夏の花に相応しい純白の花です、花弁と副花冠が、楽しい組み合わせです。

キョウチクトウ科、ライティア属、常緑低木、スリランカ原産、学名 Wrightia antidysenterica

秋は、開花期が終わる花と同時に、今から咲き始める花が有ります、秋に咲く「サルビア」などもそうです。

“秋咲き” の「サレビア」、「サルビア・アズレア」が、咲き始めました、花の色は、名前の通り秋の空の色の様です。

「サルビア」の中では、一番遅い開花期になります。

唇形の大きな花です、下唇が上唇より大きいので、舌の様な形です。

葉は、灰緑色で披針形で、大きな花を引き立てます。

シソ科、サルビア属、半常緑多年草、中央アメリカ原産、学名 Salvia azurea

英名 Blue sage、Prairie sage、Sky blue sage、Prarie sage

 


 他に、秋咲きと言うより、初夏から秋の後半迄咲き続ける「サルビア」に、「サルビア・インディゴスパイア」も有ります。

別名「ラベンダー・セージ」ですが、立ち上がった姿が、「ラベンダー」に似ている故の命名とか

花後にインデゴ色に染まった萼が残り、花が咲いている様で、得した感 じですが

花後に花穂を切り取ると、新しい花が咲き、一層、長期間愉しめます。

「サルビア・ファリナセア」、別名「ブルーサルビア」と「サルビア・ロンギスピカタ」(S.longspicata)の交雑種とのこと

両者の特徴を兼ね備えています ・ ・ ・ 両者の判別が難しいですが

シソ科、サルビア属、耐寒性多年草、学名 Salvia farinacea ´Indigo Spires`

Indigo Spires は、“インデコ色の尖塔” の意味、立ち上がった姿を著わしています。

 


亀吉

 

 

 

左図は、「サルビア・ファリナセア」 Salvia farinacea

別名「ブルー サルビア」交雑種相手です。

開花期は、「ラベンダー セージ」より早い時期になります。

 

 

 

 

秋咲きの「サルビア」には、「サルビア・レウカンサ」(「アメジスト セージ」、「メキシカンブッシュセージ」)も有ります。

此の花も秋から冬と長い期間咲き続けます。

花色は、白やピンクですが、ビロード状の紫色の萼が、素敵です。

シソ科、サルビア属、耐寒性多年草、メキシコ、中央アメリカ原産、学名 Salvia leucantha

英名 Amethyst sage、Mexican bush sage

別名 「メキシカンブッシュセージ」、「アメジストセージ」、「ベルベットセージ」

 


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「スズメウリ」の実を収穫しました、種子を採取します、小さい実ですから、小さい小さい種子がです。

 

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晩夏、“猫”と“狸”。

2016-09-07 | 植物 花

「パンパスグラス」が、風に靡きます、<ADIOS PAMPA MIA>の歌が聞こえてくるようです。

イネ科、シロガネ属、英名 Cortaderia selloana 、ブラジル、アルゼンチンの草原(パンパス)原産、別名「シロガネヨシ」

英名 Pampas grass

 

今が盛りの「オタカンサス」、「タヌキマメ」の花は、何処か似ています。


 <「オタカンサス ブルーキャッツアイ」>

“猫の目” を連想する青紫色の花です、二唇形で花弁が、上下に開きます。

中心が、白い斑入りなので、猫の目のようです、別名も 「ブルーキャッツアイ」

ゴマノハグサ科、オタカンサス属、半耐寒性多年草、南アメリカ、オーストラリア原産、学名 Otacanthus caeruleus

英名 Brazilian snapdragon、Otacanthus

因みに、Snapdragon は、「キンキョソウ(金魚草)です、似ているかも ・ ・ ・ 

 
 
亀吉


次は、“狸” の「タヌキマメ」(狸豆)の花です、<マメダヌキ(豆狸)>と間違わない様にお願いします。

<マメダヌキ>は、日本に伝わる伝説の旧家の何度に住むと言う狸の妖怪ですから ・ ・ ・ 

本題の「タヌキマメ」は、青紫色の蝶形の花を下から上へと順次咲かせます。

午後から咲き始めて、夕方には、萎む一日花です。

花後は、狸の体毛の様な萼が、果実を覆い包みます、名前の由来になっています。

また、名前の由来として、花が、狸の顔に似ているからとか、さて、どちらに頷けますか

狸の毛の生えた<睾 ・>には、見えませんか、如何ですか

上に載せた「ブルーキャッツアイ」の花にも何処か似てますね

マメ科、タヌキマメ属、一年草、日本、朝鮮半島、中国原産、学名 Crotalaria sessiliflora


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「スズメウリ」(雀瓜)の実が赤く熟しました、採取して、種子を取り出します。

 

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尚、夜間は、不可視の場所が在ります。

湖畔は、すっかり夏の装いです、白樺の葉の色も濃さを増しています、涼風が通り抜けます。

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チョット時季が過ぎましたが

2016-09-02 | 植物 花

今の季節の「バーベナ」は、春先に咲く一年草、クマツヅラ科の「バーベナ」(美女桜)Verbena Hybrids とは、姿が異なります。

殆どが、多年草です、穂状花序にピンクや淡い紅紫色で、萼が筒状、花冠が五裂した小さな花を咲かせます。

「バーベナ」(美女桜)の華麗さ、華やかさに比べて、質素で可憐な感じの花が見所です。

此の時期に他の多くの種類が見ることができます。

 

  

  

 

「サボテン」と「クレマチス´ロウグチ`」の花が、咲いています、どちらも、花期が少し逸しています が ・ ・ ・ 

 「サボテン」の花は、6月に載せていますが、今年は、今、再度咲き出しました、気候の所為でしょうか

でも、少し貧弱なのが残念です、花数も少ないのです。


6月に載せたシソ科の花と「サボテン」の花のページです、色艶も鮮やかでした。

 http://blog.goo.ne.jp/flower-space/e/db327080ddfbbe86666b653bdaf5ec01


次は、「クレマチス´ロウグチ`(篭口)」ですが、例年より少し遅い開花です。

インテグリフォリア(木立性)系で交配種です、日本で作出された由、濃い紫色でベル形、四弁の萼が大きく反り返ります。

“逆さ「チューリップ」” の様な形になります。

キンポウゲ科、センニンソウ属、耐寒性多年草、学名 Clematis integrifolia ´Rouguchi`



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 「スズメウリ」の今の様子です、徐々に赤味を帯びてきました。

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尚、夜間は、不可視の場所が在ります。

湖畔は、すっかり夏の装いです、白樺の葉の色も濃さを増しています、涼風が通り抜けます。

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