花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

夏色、次々

2016-06-25 | 植物 花

 

「アジサイ」(紫陽花)の “本当の花” が、瞬きをしています、白い睫毛が光ります、星の様な両性花の開花です。

 

“夏色” は、純白の「エンジェル ウイング ジャスミン」、白色の「ストケシア」の白い花と

「オーストラリアン・ベルーベルズ」、「ブループルンバコ」の青い花の色です、初夏の爽やかな色です、涼風が通り抜けました。

<「エンジェル ウイング ジャスミン」>

10枚位の細長い花弁が、風車状(星形)に開きます、蕾の色は、茶緑色ですので、開花後の白色と好対照になります。

“天使の羽” の通り優雅です、花には、芳香が有ります、「ジャスミン」の仲間なのです。

濃緑色の葉は、楕円形で光沢が有ります。

モクセイ科、ソケイ属、常緑蔓性低木、パプアニューギニア原産、学名 Jasminum nitidum

英名 Angelwing jasmine 、Star jasmine、Windmill jasmine

別名 「オオシロソケイ」(大白素馨)、「ジャスミナム ニティドゥム」

 

 

<「ストケシア」>

 白色の「ストケシア」も清々しい感 じのする花です、標準的な色は、紫色ですが

白色の透ける透明感も素晴らしいものです、白い以外には、黄、赤、青紫色と豊富です。

筒状花の周囲を深く五列 した花弁が、取り囲みますので、「ヤグルマソウ」に似たところが

葉は、広披針形で、縁には、棘が在ります。

「ストケシア」の名前は、イギリスの植物学者のジョナサン ストークスに因るとのこと

キク科、ストケシア(ルリギク)属、北アメリカ原産、学名 Strokesia leavis 、英名 Stokesia

別名 「ルリギク」(瑠璃菊)、「エドムラサキ」(江戸紫)

 
 


 青色が、暑い夏を爽やかにしてくれます。

<「オーストラリアン・ブルーベルズ」(「ソリア」)>

濃淡のブルーの花弁が、爽やかです、小さなベル型の五弁の花を下向きに咲かせます。

蕾が開くにしたがって、花弁が重なった処は、濃い青色で、一重の処は、淡い青色に見えます。

果実は、食べることができますが、

トベラ科、ソリア属、常緑蔓性低木、オーストラリア原産、学名 Sollya heterophylla

英名 Australian bluebells、Bluebell creeper、別名「ソリア」、「ヒメツリガネ」(姫釣鐘)

「ブルーベルズ」、「ソリア・ヘテロフィラ」

同 じ様な名前の付ユリ科の「スパニッシュブルーベル」(シラーカンパニュラータ)/「ツリガネズイセン」(釣鐘水仙)

Hyacinthoides non-scripta

「イングリッシュユブルーベル」(Hycinthoides hispanica) 等々が有りました。

 

 

下図は、ユリ科の「スパニッシュブルーベル」(「シラーカンパニュラータ」)

最後は、ブルーが、清々しい「ルリマツリ」(瑠璃茉莉) の “夏色” です。

明るい夏の空の色の様です。

穂状花序をだして、筒状で五弁の花を多数咲かせます、20種位の品種が有るようですが

「プルンバゴ・アウリキュラータ」を、「ルリマツリ」と呼ぶようです。

花の色が “瑠璃色” で、形が “茉莉花” (「ジャスミン」)に似ているので「瑠璃茉莉」の名前が付いた由

萼に細かい毛が生えていて粘ります、種子を広く頒布する為の仕掛けとか

瑠璃色以外には、濃い青色や白色の品種も有ります。

イソマツ科、ルリマツリ属、半耐寒性常緑低木、南アフリカ原産、学名 Pulumbago auriculata(P.capensis)

英名 Cape plumbago、Leadwort、別名「アオマツリ」、「プルンバゴ」

 

 亀吉
 

「瑠璃茉莉」の名前ですが、下図の様な白色の品種も

<各画像は、クリックで拡大表示します>

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今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。

季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい。

尚、夜間は、不可視の場所が在ります。

高い山には、まだ雪が残っていますが、湖畔では、緑色が広がってきました。

<下図をクリックして御覧下さい>

コメント (2)

夏、シソ科の花(2)

2016-06-18 | 植物 花

夏、シソ科の花(2)は、「サルビア」五種を挙げてみました、「サルビア・オフィシナリス」、「サルビア・インディゴスパイア」

「サルビア・ファリナンセア」、「サルビア・グアラニティカ」、「サルビア・プラテンシス」等々です。

他にも、多くの品種が、有りますので、後日再度挙げてみます。 

一般に、「サルビア」は、「サルビア・スプレンデス」(Salvia splendens)、ヒゴロモソウ(緋衣草)を指す場合が多い様ですが

今日の最初は、「セージ」の別名が付いた「サルビア・オフィシナリス」からです。

単に、「セージ」と呼ぶ場合は、此の「サルビア・オフィシナリス」(Salvia officinalis)、英名 Common sage

指すとのことです、英名の<Sage> は、サルビア属全体を指すとのことで、種類が多いことが解ります。

 

<「サルビア・オフィシナリス」>

“オフィシナリス” とは、薬用の意味とかで、古来薬の原料として利用した由

亦、ソーセージのセージは、此のsage から由来するとのこと、sage は、ラテン語の salveo (治療) → フランス語 の sauge に

由来するとか、確かに、葉を揉んで嗅ぐと “薬っぽい” 香りがします。

シソ科、サルビア属、耐寒性多年草、地中海沿岸原産、学名 Salvia officinalis

英名  Common salvia 、Common sage、Garden sage、別名 「ヤクヨウサルビア」

 

 

 次の「サルビア」は、「サルビア `インディゴスパイア`」(「ラベンダーセージ」)です。

<「サルビア `インディゴスパイア`」>

「サルビア・ファリナセア」(「ブルーサルビア」)の花に似て、穂状に花を咲かせます。

「ラベンダーセージ」の名前は、立ち姿が「ラベンダー」に似ているからとのこと

「サルビア・ファリナセア」と「サルビア・ロンギピカータ」の交雑種とか、カリフォルニア植物園で作出となってました。

シソ科、サルビア属、耐寒性多年草、学名 Salvia cv.Indigo spire、英名 Indigo spire sage

 

 

 

次は、「サルビア・オフィシナリス」や「サルビア`インディコスパイア`」に似た「サルビア・ファリナセア」 です。

<「サルビア・ファリナセア」>

舌状の小さな花が、集まって咲き、長い花序(30~40cm)を作ります。

葉は、楕円形で対生、此の花も「ラベンダー」に似ています、開花期が長いので十分愉しめます。

葉や茎に白い粉を噴きます、英名 Mealy sage の由来とか

シソ科、サルビア属、非耐寒性多年草/一年草、北、中央アメリカ原産、学名 Salvia farinacea 

英名 Blue sage、mealy sage、別名 「ブルーサルビア」、「ケショウサルビア」

 

 

次のシソ科は、「サルビア・グアラニティカ」です。 

<「サルビア・グアラニティカ/ガラニチカ」>

総状花序をだして、濃い青紫色の筒状唇形の花を咲かせます、黒い萼の色、緑色の葉、花の青紫の

コントラストを楽しみます、花の形は、次に載せる「サルビア・プラテンシス」(「メドウセージ」)に似ています。

其の為、輸入業者が、「サルビア・グアラニティカ」を「サルビア・プラテンシス」と間違ったので

今でも、「サルビア・グアラティカ」を「メドウセージ」と呼んでいることが有るようです。

花冠がユニークな形ですので愉しめます。

香料として利用するセリ科の「アニス」の香りがするので、 英名に此の名前が付いていました。

シソ科、アキギリ属、耐寒性多年草、南アメリカ原産、学名 Salvia guaranitica、英名 Anise scented sage

 

最後に、「サルビア・プラテンシス」(「メドウセージ」)と間違えられた「サルビア・プラテンシス」を挙げます。

 <「サルビア・プラテンシス」>

1M位の草丈で、穂状の花序をだして、シ科特有の唇形の青紫、ピンク、白色の花を咲かせるのは

上記の他の品種と同様で、特に「サルビア・グラニティカ」の花と似ていますが、花、葉、茎が小さい差異が有ります。

小さな花を密に咲かせるので、美しい姿です。

シソ科、アキギリ属、耐寒性多年草、ヨーロッパ、北アフリカ、地中海沿岸原産

学名 Salvia pratensis、英名 Meadow sage、Meadow clary

 

花の形は、「サルビア・グアラニティカ」に似てますが、少し小さいです。

<上載の各画像は、クリックで拡大表示します> 


今年も「サボテン」の花が、咲きました、白色の花弁に淡いピンクの筋が、涼しげです。

 

gif にして、開花の様子を愉しみます、夜間に徐々に開花します。

夜間なら、照明を点けても開花します。

チョット遣り過ぎでしたので、この辺で終わりにします。

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夏、シソ科の花

2016-06-12 | 植物 花

シソ科の花の最初は、「ラムズイヤー」の花と葉です。

柔らかい白い毛で覆われている葉が、<羊の耳>Ram`s ear (「ラムズイヤー」)に似てるので、此の名前が付いた由

ロゼット状の株から立ち上がった花茎に、階段状に紫色の花を咲かせます、葉には香りが有り、ポプリやドライフラワーに利用します。

銀白色の葉と紫色の花とのコントラストを愛でます。

正月料理に使う中国原産の「チョロギ」(草石蚕) Stachys affinis の仲間ですが、花の豪華さが違います。

根は、巻貝に似ていて、ユリ根の食感です、蚕にも似ていて、<「草石蚕」>の名前が、付いたようです。

シソ科、イヌゴマ(スタキス)属、耐寒性多年草、這性、学名 Stachys byzantina

別名 「スタキス」、「ワタチョロギ」、「シルバーカーペット」

 



葉は、将に<子羊の耳>です、親羊の剛毛ではなく、ふわふわした子羊の軟毛です。

下図は、「チョロギ」の花です=借用 したものです。

 

次のキク科の花は、「エレサレムセージ」(フロミス・フルティコサ)です。

輝く様な黄色の筒状の花が、茎の周りを段状に輪生します。

葉の裏には、星型の毛が生え、縁には、銀色の縁取りが在ります。

「セージ」の名前が付いてますが、「セージ」(サルビア)とは、違った属です、「セージ」は、サルビア属ですが

「エレサレムセージ」は、フロミス属になります、葉が「セージ」に似て、細かい皺が有るので此の名前が付いたとか

ドライフラワーやポプリに利用されます。

品種としては、「フロミス・ルッセリアナ」、「フロミス・サミア」等が人気の品種です。

シソ科、フロミス属、耐寒性多年草、地中海沿岸原産、学名 Phlomis fluticosa、英名 Jerusalem sage

別名 「キバナキセワタ」(黄花被綿)、「フロミス・フルティコサ」、尚、Phlomis は、ギリシャ 語のPhlogos

<火炎>意味するとか、花の盛り上がりが<火炎>なのでしょうか

 

次のキク科の花は、「モナルダ」です、暑さに強い夏を彩る花の一つです。

花が盛り上がって咲きます、花色も赤、ピンク、白、紫と豊富です。

主な品種は、「モナルダ・ディディマ」(Monarda didyma)、「モナルダ・フィスツローサ」(M.fistulosa)で

前者は、「タイマツバナ」(松明花)の別名が付いてます、後者には、「ヤグルマハッカ」(矢車薄荷)、「ベルガモット」

別名が付いています、「ベルガモット」の名前は、「ベルガモットオレンジ」の香りがするので、此の名前が付いたとか

他に、姿が少し違っている「モナルダ・プンクタータ」(M.punnctata)が有ります。

「ホースミント」(Horse mint)の英名が付いています。

「モナルダ・ディディマ」の別名「松明花」の名前は、花が盛り上がって咲く様子が、松明(トーチ)に似ているからですね

交配種が多く作出しているので、区別が困難になっています。

シソ科、モナルダ/ヤグルマハッカ属、耐寒性多年草、北アメリカ原産、学名 Monarda 英名 Bee balm

 

 亀吉 

下図は、「ベルガモット」の開花前と開花した姿です。

 

英名 Bee balm のとおり蜜蜂が、多く集まっています。

最後は、「アガスターシェ」(Agastache sp.) です、多くの品種が有りますが

今日は、青紫色の小さな唇形の花を穂状に咲かせる 「アガスタシェ `ハニービーブルー`」を挙げてみました。

品種に依っては、花の形が、多少違う様に見える「アガスターシェ `アプリコットスプライト」(A.mexicana)等が、有ります。

葉は、先端が尖って、縁がギザギザで、対生します。

シソ科、カワミドリ属、耐寒性多年草、北アメリカ原産、学名 A.foeniculum `Honeybee Blue`

別名「アニソヒソップ」(Anise hyssop)、「ジャイアント ヒッソプ」、「フェンネル ヒソップ」

 
 

下図の「アガスターシェ `アプリコットスプライト`」の様な花の形が異なるものも

<各画像は、クリックで拡大します>

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初夏、キク科の花(2)

2016-06-07 | 植物 花

“初夏、キク科の花(2)” の最初は、「ルドベキア」(Rudbechia spp.)からです。

花は、キク科の花の特徴の舌状花と筒状花から構成していますが、其の花の色や形が豊富で十分愉しめます。

日本に自生する「ハンゴウソウ」(反魂草) Senecio cannabifolius に似ていますが

花径も大きく、色合いも鮮やかです、一重や八重の頭状花を咲かせます。

花の中央の筒状花が球形に盛り上がり、舌状花や筒状花の色や、盛り上がりの姿で品種名が付けられています。

キク科、オオハンゴウ属、一、二、多年草、北アメリカ原産、学名 Rudbechia spp. 、英名 Coneflower

別名 「グロリオサデージー」、「アラゲハンゴウソウ」 

 

亀吉のポーズ

次のキク科の花は、「チトニア・ロツンディフォリア」です、赤色や橙色の花が、咲き始めています。

草丈が1M くらいで、葉の形が、同 じキク科の「ヒマワリ」(向日葵)に似ていているので

「メキシコ ヒマワリ」、「コウテイヒマワリ」(皇帝向日葵)、「ガリバーヒマワリ」、「ニトベギク」等の別名が付いています。

古代アステカ帝国の国花とか、南米の青い空に似合う雰囲気を持った花です。

キク科、チトニア属、非耐寒性一年草、多年草、 メキシコ、中央アメリカ原産、学名 Tithonia rotundifolia

英名 Tree marigold、Mexican sunflower

古代アステカの空に思いを馳せています。

 

次のキク科には、「ジニア・リネアリス」(「ホソバヒャクニチソウ」(細葉百日草)」にしました。

和名は、「ジニア・エレガンス」(「ヒャクニチソウ」(百日草)」Zinnia elegans の長卵形の葉より

細い葉なので、此の名前が付いた由、花色も赤、白、黄色、橙と豊富です。

一重咲きで、清楚な感 じがする花です。

キク科、ジニア属、非耐寒性一年草、メキシコ原産、学名 Zinnia linearis/Z.angustifolia

別名 「ホソバヒャクニチソウ」、「メキシコ ヒャクニチソウ」

学名の Linearis は、ラテン語で<細い線>を意味するとか、葉の形状を著しているのですね

 

 
 

昨年、<今、ヤマモガシ科の花>と題して挙げたページを再度挙げてみました。

宜しかったら、>続きを読む>から入ってご覧ください。

 
今、ヤマモガシ科の花
キンポウゲ科の「ニゲラ」(黒種草) Nigella damascenaヤマモガシ科のユニークな形の花々が、今盛りです、“窓” の清楚な「ニゲ...
 

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初夏、キク科の花(1)

2016-06-04 | 植物 花

最初のキク科の花は、「ディソディア」(ダールベルクデージー)です。


小さな(径1mm位)黄色い花が、星を鏤めた様に煌きます。

葉は、切込みが入った細かい線状です、葉が集合すると、全体が、ふわふわした感じで

緑色の霞が、棚引く様に見えて涼感を覚えます、花とのコントラストが絶妙です。

此の時季から、秋口頃まで長期間愉しめます、香りが有るのも嬉しいものです。

キク科、ティモフィラ属、非耐寒性一年草、中央アメリカ原産

学名 Thymophylla tenuiloba/Dyssodia tenuiloba 英名 Dahlberg daisy、Golden fleece

 
亀吉

次のキク科の花は、「クリサンセマム・ムルチコーレ」です。

キク科の総称<クリサンセマム>の名前を戴く「クリサンセマム・ムルチコーレ」は、舌状花も中心の

筒状花も輝く黄色です、真丸で可愛い感じの花です、箆状の葉も分枝して茂ります。

分枝する花茎が細長い為、少しの風に一斉に花が靡きます。

他に、<クリサンセマム>の名前を戴く花に、冬から春に咲く「クリサンセマム・バルドーサム」(「ノースポール」)が有ります。

キク科、クリサンセマム(コレオステフス)属、半耐寒性一年草、這性、アルジェリア原産

学名 Coleostephus myconis/chrysanthemum multicaule 

 
 

「キンシバイ」(金糸梅)が、目に付く季節になりました。

今日は、追加として、去年のブログ<オトギリソウ科の黄色い花五種>から抜粋して、再度載せてみました。

似た様な花で紛らわしいので、この際、再確認しようと思います。

其の五種とは、「キンシバイ」(金糸梅)、「オトギリソウ」(弟切草)、「ヒベリカム・ヒドコート」、「ヒベリカム・カリシナム」(姫金糸梅)

「ビヨウヤナギ」(美容柳)ですが、下に夫々の画像をアトランダムに載せてみました。

名前が分かりますか、特に「ヒベリカム・カリシナム」と「ビヨウヤナギ」の区別は難しいです。

Cimg58381Cimg99441_3Cimg22271Cimg22071Cimg99341_2

<画像をクリックして拡大してご覧ください>

名前が分かりましたか ・ ・ ・ 

左から「オトギリソウ」、「ヒペリカム・ヒドコート」、「ビヨウヤナギ」、「キンシバイ」

「ヒペリカム・カリシナム」です、以下、個々に載せてみます。

 

Cimg08261Cimg08261_2

 <「オトギリソウ」>

 集散花序から黄色い花を咲かせます。

 オトギリソウ科、オトギリソウ属、多年草、日本、中国

 朝鮮半島に自生するとか

 学名 Hypericum erectum 、タンニンを多く含むので

 乾燥させて生薬に、利用した由、物騒な名前の “弟切” ですが

 平安時代、此の植物から作った秘薬の秘密を弟が他に漏らしたので、

 兄が切り殺したとのこと、此れが “弟切” の名前の由来とか

 恐ろしげな名前ですが、綺麗な花なのです。

 

<「ヒペリカム・ヒドコート」>

次は、「ヒペリカム・ヒドコート」です、中国原産の「キンシバイ」の園芸種とかで、「キンシバイ」より

花径が大きく、前者が横向きに花を咲かせるのに対して、立性の枝に、やや上向きに花を

咲かせます、華やかさが有ります、多数の花が咲き揃う様は、壮観です。

オトギリソウ科、オトギリソウ属、園芸品種、常緑低木、学名 Hypericum patulum cv.Hidcode

別名「ヒペリカム・ヒデコート」、「セイヨウキンシバイ」(西洋金糸梅)

Cimg99472

<「ビヨウヤナギ」>

次は、「ビヨウヤナギ」(美容柳)です、金色の長い雄蕊が金の糸の様です。

此の雄蕊が花弁より長いのも特徴の一つです。(「ヒベリカム・カリシナム」との違いにもなっています)

“柳” の名前は、十字対生(「ヒペリカム・カリシナム」との違い)の葉が「柳」の様に垂下がるからとか

オトギリソウ科、オトギリソウ属、半常緑小低木、中国原産、学名 Hypericum monogynum

=H.chinense =H.chinense var salicifolium

別名「ビジョヤナギ」(美女柳)、中国名では、「金糸桃」の名前が付いていました。

亦、「未央柳」の名前も付いていますが、中国の未央殿の柳を美しい楊貴妃の眉に喩えて

日本で名前を付けたとのこと、“未央” が “美容” になったようですが  ・ ・ ・ 

“美容” と “美女” 綺麗な事には間違いないようです。

2_2

<「キンシバイ」>

次が「キンシバイ」(金糸梅)です、Hypericum  の中でも楚々として、花の咲き方が

半開なのも奥床しい感じがします。

名前の由来は、“金の糸を持って、「梅」の花に似ている” からとか、葉は、対生で上の

「ビヨウヤナギ」等とは違います。

オトギリソウ科、オトギリソウ属、耐寒性常緑低木、中国原産、Hypericum patulum

Cimg21642

<「ヒペリカム・カリシナム」>

オトギリソウ科の最後は、「ヒペリカム・カリシナム」です、「ビヨウヤナギ」と似ていて

間違われ易い花ですが、後で区別するチェックポイントを載せておきます。

此の花も雄蕊の長くて「ビヨウヤナギ」のカールする雄蕊に比べて、ザンギリ、モジャモジャの

感じが特徴です、オトギリソウ科、オトギリソウ属、耐寒性常緑低木、ブルガリア、トルコ原産

学名 Hypericum calycinum 、英名 Aaron´s beard (アロン(モーゼの兄)の顎鬚)

英和辞典には、<(植)オトギリソウ属>となってました。

別名に、「ヒメキンシバイ」(姫金糸梅)の名前が付いています。

Cimg99372
Cimg99342_2

<上に載せた各画像は、クリックで拡大します>

<最後に、似ていて見分け難い「ビヨウヤナギ」と「ヘペリカム・カリシナム」の区別のポイント>

・雄蕊の数は、「ビヨウヤナギ」が約200本位に対して「ヒペリカム・カリシナム」は、400本位と圧倒的に後者が多いのです。

・背丈は、前者が100cm位に対して、後者は、100cm未満と低いのです。

・葉は、前者が細長く十字対生に対して、後者は、丸みを帯びて対生です。

・蕾は、卵型でガク片は、幅広で縁が丸みを帯びます、後者は、細長い卵型ガク片は、披針形です。

・雄蕊は、前者が花弁より長いのに対して、後者の雄蕊は、花弁と略同じ位の長さです。

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