花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

夏、カラーリーフ シリーズ № 2 「クロホウシ」他

2024-08-22 | 植物 花

今日は、"黒”  の名前が、付いたカラーリーフを2種、挙げてみました、、暑い夏に ”黒”  は、相応しくないですか

「クロホウシ」、「イポメア・バタタス `ブラッキー`」です。

”黒”  は、反面、涼味も感じられます、夏の観葉植物として愛でることにします。

最初は、”黒い花びら” と見紛う葉を着ける「クロホウシ / 黒法師」の葉です。

<「クロホウシ  / 黒法師」>

茎の先端に、へら状の葉がロゼット状に着きます、春に花が終わり、夏の日差しを受けて黒紫色になってきました。

黒光りする葉が、夏の暑さを象徴するかのようですが、緑色の儘の品種も有るようです。

春に咲く花も珍しいものですが、矢張り多肉の葉を愛でます、“黒い法師” とは、ユニークな命名です。

ベンケイソウ科、アエオニウム属、常緑低木、多肉植物、カナリー諸島、北アフリカ原産

学名   Aeonium arboreum ´Zwartkop`、英名    Purple crest aeonium、別名「アエオニウム」

<他の画像は、動画にしました>

春から初夏に懸けて黄色い小さな花が咲きます。

 

次は、ヒルガオ科の「イポメア・バタタス `ブラッキー`」、「サツマイモ」の仲間の黒い葉の品種です。

野菜の「サツマイモ」Ipomoea batatas  の園芸種とのこと、他に、葉の色が、淡い緑色やブロンズ、斑入りと豊富です。

<尚、「イポメア」の詳細に関しては、割愛します>

今日は、葉の色が、紫褐色の「ブラッキー」を載せました、葉が、大きく、ハート型、葉縁に

大きな切込みが、入りますので、観葉植物としても重宝します、暑さに強いのも特徴です。

ヒルガオ科、サツマイモ属、非耐寒性蔓性、学名   Ipomoea  batatas `Blackie` 




花は、「アサガオ」の花に似ています。

他に、葉の色が、違う  ”パープル”  ”ライトグリーン”  ”ブロンズ”  ”トリカラー”  等が有って、多彩ですが

矢張り、葉は、緑色が一番、花を引き立てますか


夏、カラーリーフ シリーズ ー№ 1 「コリウス」と「カラジューム」

2024-08-19 | 植物 花

今日は、"花より団子”  ならず、"花より葉っぱ”  です、色彩豊かな葉の文様を御覧下さい

夏は、カラーリーフも愛でます、花とは、違った楽しみ方です。

花と違って、鑑賞期が,長い(周年等)ので、ユッタリした気持ちで愉しみます。

「カラーリーフ」の1回目は、「コリウス」と「カラジューム」です。

順次、下図の様なカラーリーフを挙げていきます。

<「コリウス」>

「コリウス」も葉を愛でますが、花は、白地に淡いブルーの斑が入った可憐な花です。

シソ科ですので「シソ」(紫蘇)の花に似ています、多彩な斑入りの葉の彩りや、葉の形を愉しみます。

「コリウス」とは、シソ科、コリウス属の総称とか、園芸種が多く栽育されています。

「コリウス」の語源は、ラテン語  Koleos  の  ”鞘”  の意味とか、花序が、刀の鞘に似ているからとか

花の着き方が、鞘に囲まれている様子を著わしているからとかの説明が、有りますが

確認出来ない姿なので、下段に画像を添付しますので、各自でご判断を

シソ科、コリウス属、非耐寒性多年草(一年草)、東南アジア原産、 学名    Solenostemon scutelliarioides

英名   ColeusPainted nettle  、別名 「ニシキジソ」(錦紫蘇)、「キンランジソ」(金襴紫蘇)

実生でも、挿し芽でも容易に育成できます。



他の画像も載せました、葉の斑の多彩な模様と色合いを御覧下さい。

「コリウス」の名前の由来の花の姿です、上で載せた由来の根拠を各自で見付けて頂く様にお願いです

 

次は、色彩、斑模様を愉しむ、御馴染みの「カラジューム」です。

<「カラジューム」>

もっとも、カラジューム属には、多くの品種が有りますのでクールな感じよりも情熱的な色彩のものも有ります。

独特な形の葉には、白や赤色の斑模様が入りカラフルな観葉植物です。

葉の模様の形や色の多彩の妙を愉しみます、其の為、命名も多数、充分、愉しめます。

サトイモ科、カラジューム属、球根植物、学名  Caladium熱帯アメリカ原産

英名  Elephant`s ear、別名「ニシキイモ」(錦芋)



他の画像は、動画にしました

英名は、 "象の耳” 、似てるかな  <下図は、借用画像


夏に咲くー№16 「トウゴマ」の花

2024-08-15 | 植物 花

今日は、「トウゴマ  /  唐胡麻」の花にしました、雌花、雄花共に、花らしくない姿ですが、色合いは、抜群です。

<「トウゴマ」>

花は、総状花序に赤い雄蘂と黄色い雌蘂の花を咲かせますが、見栄えがイマイチですが

花の代わりに、棘棘の赤い実が、見栄えを代役します。

枝、茎、葉脈も赤色で、花の見劣りを支えます。

花と実が、同時に着けるので、比較ができ、其の差が、歴然とします。

葉は、掌状で、5から10裂して、色も豊富なので、観葉植物としても愉しめます。

 蓖麻子油(ヒマシユ)の原料の「唐胡麻」ですが、秋には、葉茎が赤く染まり、黄緑色の花を咲かせます。

雌雄同株で、花序の上部には、雌花、株には、雄花を咲かせ、同時に赤い実も着きます。

掌形の葉は、艶やかで観葉植物としても愛でることができます。

エジプト、インドでは、古代から栽培していたそうです。

トウダイグサ科、トウゴマ属、非耐寒性j常緑低木、東アフリカ、インド原産

学名    Ricinus communis英名    Castor beans、Castor oil plant、

別名「ヒマ」(蓖麻)、学名の   Ricinus  は、ラテン語でダニの意味するとか、果実が、<ダニ>に似ています。


下図は、黄色い葯を多数着けた雄花と、赤い色の奇妙な形の雌花です。


他の画像は、動画にしました、食傷気味ですが ・ ・ ・

下図は、熟した果実と種子です、果実の白い筋が裂けて種子が飛び出します。

矢張り、種子が<ダニ>ですか、艶やかな胴体がソックリです。


夏に咲くー№ 15 「向日葵 `テディベア`」

2024-08-11 | 植物 花

夏の花の代表「ヒマワリ  /   向日葵」の一種「ヒマワリ`テディベア`」を挙げてみました、「ヒマワリ」の特徴の一つの

舌状花が、一般の「ヒマワリ」とは、違った姿の「ヒマワリ」です。

下図が、一般的な「ヒマワリ」を UP したものです、回りの舌状花が、少なく、中心部の様子が、よく視れます。

<  クリックで拡大すると、一段と絶妙な細部配置を見る事が ・ ・ ・ >

 

夏を代表する花「ヒマワリ」の種類も多いのですが、今日は、其の中の八重咲きの「テディーベア」を挙げてみました。

縫いぐるみのテディーベアーの毛並みに似てる故に名前とか名前とか

<「ヒマワリ 'テディーベアー’」>

「ヒマワリ」は、キク科、ヒマワリ属の非耐寒性一年草、北アメリカ原産

学名   Helianthus annus、英名   Common sunflower

別名「ヘリアンサス」、「ニチリンソウ」(日輪草)等

頭状花序に、周りを舌花で、中心が筒状花で構成する花が、多いのですが

今回は、矮性の八重咲き「’テディーベアー’」です。

小さな花弁が、中心迄密生するので、モコモコ感がして、丸で、縫いぐるみの テディーベア です

学名   Helianthus sunflower 'Teddy Bear'、英名   Teddy Bear Sunflower

尚、八重咲きの種類には、花弁が、「テディーベアー」より 密で無く、周りの舌状花が大きい

「ひまわり ’東北八重’」が、有ります。

開花前は、一般の「ヒマワリ」と同じ様な姿です。



テディーベアー’ の名前は、花弁の様子が、縫いぐるみ テディーベアーの毛並みに似ているからとか

<他の画像>


夏に咲くー№14 「ベラドンナリリー」と「アマクリナム」

2024-08-08 | 植物 花

今日は、ヒガンバナ科の花「ベラドンナリリー」と「アマクリナム」の花にしました。

<「ベラドンナリリー」>

花茎の先端に筒状の花を咲かせます、花弁が大きく開き、「百合」の花に似ています、花色は、白、ピンク、赤が有ります。

開花期には、葉が出ず、花後に艶の有る肉厚の葉が出て越冬します。

花の姿は、同じヒガンバナ科の「ネリネ」(ダイヤモンド リリー)Nerine Hybrids 

「アマクリナム」  Amarcrinum memoria-corsii  に似ています。

以前は、春に咲く「アマリリス」と同じアマリリスに属していたが

現在は、「アマリリス」は、ヒッペアストラム属に移行し、「ベラドンナ リリー」は、アマリリス属になります。

「リリー」の名前が付いていますが、「ユリ」の仲間では無いのです。

別名に「ホンアマリリス」の名前が、付いていますが、ヒッペアストラム属の「アマリリス」と

区別する為の命名の為とか、正真正銘の「アマリリス」の意味です。

「アマリリス」と「ベラドンナリリー」の違いは、前者の葉が、常緑で、開花前から付いていますが

後者は、開花時には、葉が、展開し無いことです。

ヒガンバナ科、アマリリス(ブルンスビギア)属、半耐寒性球根、南アフリカ原産、学名   Amaryllis belladonna

英名   belladonna lily、別名「ホンアマリリス」、「ネキッドレディー」

*「ホンアマリリス」は、アマリリス属の ”本当の「アマリリス」” の意味を著して

「ネキッドレディー」は、 で葉が出る前に、花が咲くので、衣服に覆われていない裸の淑女の意味とか

尚、ベラドンナは、イタリア語で<美しい淑女>とか、”一糸纏わない淑女” です。



他の画像は、動画にしましたので、御覧下さい。

因みに、下図は、お馴染みの春から初夏に懸けて咲く「アマリリス」<「ヒッペアストルム」Hippeastrum です


 

此の時期には、似た花の「アマクリナム」も咲き始めます、

花色は、ピンク、花径10CM、草丈は、80CM位になります。

花の筒部は、細く曲がります、細長い葉が、根生します。

10個から15個位の花を咲かせ、芳香有

ヒガンバナ科、アマルクリヌム属、半耐寒性球根、南アフリカ原産

学名    Amacrinum memoria - corsii、英名   Amacrinum 、別名  「アマルクリヌム」