花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

此の時季のキク科の花(2)

2022-05-28 | 植物 花

2回目のキク科の花には、「ヘリクリサム」の3種を載せてみました、キク科ですが、秋に咲く「菊」とは

大分、趣が違った花々ですが、初夏でも「菊」を愉しむことにします。

最初は、「ヘリクリサム」  Helichrysum  spp. の一種の「ヘリクリサム ’シルバーキャンドル’ 」と

「ヘリクリサム ’ペーパーデージー」です。

一般に、「ヘリクリサム」と称するのは、「ムギワラギク」  Helichrysum bracleatum

<麦菊菊>、別名「テイオウカイザイク」 <帝王貝細工>を指すとのこと

皆、蕾、花のカシャカシャ感が 似ている様に思います、亦、開花期が違うものや、這い性のもの等が見られます。

 

<「ヘリクリサム・シルバーキャンドル」>

尖った蕾の先端が濃い赤色、葉が銀色なので、名前の<´シルバーキャンドル`>の由来とか、赤く燃える蝋燭の炎です。

学名   Helichrysum retortum ´Silver Candle`

英名   Showy everlasting 、キク科、ヘリクリサム属、南アフリカ原産、半耐寒性多年草

春のキク科の花には、種類が多く、今日で8回目になりました。

今日は、「ヘリクリサム ”シルバーキャンドル”」、「ヘリクリサム・アルギロプシス」を挙げてみました。

最初、「ヘリクリサム・シルバーキャンドル」です、花弁のカシャカシャ質感が、ヘリクリサム属の特徴です。

<「ヘリクリサム ’シルバーキャンドル’」>

尖った蕾の先端が濃い赤色、葉が銀色なので、赤く燃え上がる蝋燭をイメージできます。

名前の<´シルバーキャンドル`>の由来とか、赤く燃える蝋燭の炎です。

学名   Helichrysum retortum ´Silver Candle`

英名   Showy everlasting 、キク科、ヘリクリサム属、南アフリカ原産、半耐寒性多年草



シルバーの多数の蝋燭の先端に、赤々と炎が燃え上がります。

 

次は、黄色い小さな花が、可愛い「ヘリクリサ ム ’ぺーパーデージー」です。

<「ヘリクリサム ’ペーパーデージー’」>

分枝した長い約40Cm 位の茎に、線形の葉を着けて、先端に花径3Cm 位の花を咲かせます。

花弁(総苞)が、カシャカシャ感が有るので、ドライフラワーとして利用します。

キク科、ヘリクリサム / ムギワラギク 属、半耐寒性一年草、オーストラリア原産

学名  Helichrysum sublifolium、英名  Showy everlasting、別名「ヘリクリサム・サブリフォリウム」


 

最後に、「ヘリクリサム」の中でもチョット珍しい白い花の「ヘリクリサム・アルギロプシス」を挙げてみました。

<「ヘリクリサム ・アルギロプシス」>

シルバーリーフと、小さな白色の花とのコラボが見事です。

学名   Helichrysum argyropsis =Syncarpha argyropsis 

<アルギロプシス>は、’銀色’ の意味とか、銀色の葉を著わしている様です。

此の花もドライフラワーにするのが人気になっています。。

キク科、シンカリファ属、南アフリカ ケープ地方原産、多年草

別名 「ヘリクリサム ´ホワイト フェリー’」(Helichrysum ´White Ferry`)

 

他には、以下の様な<ヘリクリサム属>の花が、多く視られます。

早春に咲くピンクの花「ヘリクリサム・カッシニアナ」 Schoenia cassiniana

花よりも観葉植物として知られる「ヘリクリサム・ペティオラレ´ライムライト`」

=ヘリクリサム・オーレア   H.petiolare ´Limelight`

「ヘリクリサム・シルバー」=「ヘリクリサム・ペテオラレ」H.petiolare

「ヘリクリサム・ティアンシャニクム」H.thianschanicum  等々と多彩です。

 

今日も外国の友人からの動画を埋め込みました、優雅なクジャクの舞です。


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