今日の樹木花は、「ルリマツリ」<瑠璃茉莉>と「オーストラリアン・ブルーベルズ」です。
<「ルリマツリ」(瑠璃茉莉)」>
「ルリマツリ」の種類は、20種位有るとのことですが、一般に「ルリマツリ」と呼ばれるのは
「プルンバゴ・アウリクラータ」、花径2cm位、瑠璃色の5弁の筒状の花を房状に着けます。
名前の通り、瑠璃色の種類が、多いのですが、白い色の種類も有ります。
「ルリマツリ」の<ルリ>は、瑠璃色、<マツリ>は、<祭り>ではなく、<茉莉>で
「マツリカ」(「ジャスミン」)に由来するとか
蕾、萼、果実が繊毛で覆われています、この繊毛は、”引っ付き虫” の役目をします、子孫を増やす為です。
暑さにも比較的強いので、花の色は、一服の清涼剤です。
イソマツ科、ルリマツリ(プルンバーゴ)属、半耐寒性常緑低木、南アフリカ原産、学名 Pulumbargo auriculata
=P.capensis、英名 Plumbago,Cape plumbago、別名「アオマツリ」
白色の花も清涼感タップリです、園芸種の「プルンバーゴ ’アルバ’」 Plunbago auriculata 'Alba' です。
次は、ブルーの色が、爽やかな 「ソリア」、別名「オーストラリアン・ブルーベルズ」です。
<「オーストラリアン・ブルーベルズ」>
濃淡のブルーの花弁が、爽やかです、小さなベル型の五弁の花を下向きに咲かせます。
蕾が開くにしたがって、花弁が重なった処は、濃い青色で、一重の処は、淡い青色に見えます。
果実は、食べることができますが、
トベラ科、ソリア属、常緑蔓性低木、オーストラリア原産、学名 Sollya heterophylla
英名 Australian bluebells、Bluebell creeper、別名「ソリア」、「ヒメツリガネ」(姫釣鐘)
「ブルーベルズ」、「ソリア・ヘテロフィラ」
同 じ様な名前の付ユリ科の「スパニッシュブルーベル」(シラーカンパニュラータ)/「ツリガネズイセン」(釣鐘水仙)
Hyacinthoides non-scripta 、「イングリッシュユブルーベル」 Hycinthoides hispanica 等々が有りました。