アオイ科の花の追加として、チョット珍しいものを挙げてみました。
「ムスクマロウ」、「ラバテラ・ツリンギアカ」、「ラバテラ・トリメストリス」の3種です。
アオイ科の花は、夏の季節の定番ですが、「ムスクマロウ」、「ラバテラ」等は、夏から晩夏が、最盛期です。
<「ムスクマロウ」(ジャコウアオイ 麝香葵)>
「ムスク」の主な仲間には、他に「ゼニアオイ」Malva sylvestris や「ウスベニアオイ」M. mauritiana 等に人気が
最盛期は、終りに近く、此れからは、暫く「ムスクマロウ」の季節になります。
別名「麝香葵」の通り、切れ込みが、深い葉が、麝香の香りがするからとか
学名の Malva moschata の Moschata は、”麝香の香りがする” 意味とのこと
花色は、淡いピンク、白、花径 5cm 草丈 50cm と小振りなのが、特徴です。
アオイ科、ゼニアオイ属、耐寒性多年草、ヨーロッパ原産、学名 Malva moschata 、別名「ジャコウアオイ」
麝香の香りがする葉は、深い切込みが在ります。
次のアオイ科の花は、「ラバテラ・ツリンギアカ」と「ラバテラ・トリメストリス」の花です。
<「ラバテラ・ツリンギアカ」>」
「ラバテラ・ツリンギアカ」は、初夏から来月頃迄咲く開花期間の長い花です。
「ラバテラ」は、地中海沿岸、ヨーロッパ、西アジアの広い地域に分布してるとのこと。
花は、「ムクゲ」や「フヨウ」に似た5弁花で、葉は、手の平型で、深い切込みが入ります。
「ラバテラ」の園芸種には、多数の品種が有る様ですが、日本で多く栽育して上記上記の2種を挙げます。
学名 Lavatera thuringiana 、別名「ラバテラ 'バーンズレイ’」
次は、「ラパテラ・トリメストリス」です。
此の花も「タチアオイ」、「フヨウ」によく似ていますが、花が、少し小さい(花径 8cm)違いが有ります。
「タチアオイ(立葵)」には、よく似ているので、混同される場合が有ります。
一般に「ラパテラ」は、此の「トリメストリス指す指すようですが、別名の「ハナアオイ(花葵)」で 称することが
尚、Lavatera は、スイス人自然科学者に由来する由
非耐寒性一年草,、学名 Lavatera trimestris 、別名 「ハナアオイ(花葵)」
過去の記事にもアオイ科の花を載せていました。
アオイ科の花(1)
「ダチュラ (朝鮮朝顔)」 Datura spp. の花が、咲きます、黄色い蕾が、純白の色になって開花します。今日のアオイ科の花は、「モミジアオイ」、「アカバナ......