花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

秋のアオイ科の花

2021-09-13 | 植物 花

アオイ科の花の追加として、チョット珍しいものを挙げてみました。

「ムスクマロウ」、「ラバテラ・ツリンギアカ」、「ラバテラ・トリメストリス」の3種です。

アオイ科の花は、夏の季節の定番ですが、「ムスクマロウ」、「ラバテラ」等は、夏から晩夏が、最盛期です。

<「ムスクマロウ」(ジャコウアオイ 麝香葵)>

「ムスク」の主な仲間には、他に「ゼニアオイ」Malva  sylvestris  や「ウスベニアオイ」M.  mauritiana  等に人気が

最盛期は、終りに近く、此れからは、暫く「ムスクマロウ」の季節になります。

別名「麝香葵」の通り、切れ込みが、深い葉が、麝香の香りがするからとか

学名の   Malva moschata  の  Moschata は、”麝香の香りがする”  意味とのこと

花色は、淡いピンク、白、花径  5cm 草丈  50cm と小振りなのが、特徴です。

アオイ科、ゼニアオイ属、耐寒性多年草、ヨーロッパ原産、学名  Malva moschata 、別名「ジャコウアオイ」

麝香の香りがする葉は、深い切込みが在ります。

次のアオイ科の花は、「ラバテラ・ツリンギアカ」と「ラバテラ・トリメストリス」の花です。

<「ラバテラ・ツリンギアカ」>」

「ラバテラ・ツリンギアカ」は、初夏から来月頃迄咲く開花期間の長い花です。

「ラバテラ」は、地中海沿岸、ヨーロッパ、西アジアの広い地域に分布してるとのこと。

花は、「ムクゲ」や「フヨウ」に似た5弁花で、葉は、手の平型で、深い切込みが入ります。

「ラバテラ」の園芸種には、多数の品種が有る様ですが、日本で多く栽育して上記上記の2種を挙げます。

学名   Lavatera thuringiana 、別名「ラバテラ 'バーンズレイ’」

次は、「ラパテラ・トリメストリス」です。

此の花も「タチアオイ」、「フヨウ」によく似ていますが、花が、少し小さい(花径 8cm)違いが有ります。

「タチアオイ(立葵)」には、よく似ているので、混同される場合が有ります。

一般に「ラパテラ」は、此の「トリメストリス指す指すようですが、別名の「ハナアオイ(花葵)」で  称することが

尚、Lavatera は、スイス人自然科学者に由来する由

非耐寒性一年草,、学名  Lavatera trimestris 、別名  「ハナアオイ(花葵)」

過去の記事にもアオイ科の花を載せていました。

アオイ科の花(1)

「ダチュラ (朝鮮朝顔)」 Datura spp. の花が、咲きます、黄色い蕾が、純白の色になって開花します。今日のアオイ科の花は、「モミジアオイ」、「アカバナ......

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