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花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

クマツヅラ科の花(3)

2021-07-14 | 植物 花

今日のクマツヅラ科の花は、「カリガネソウ」と樹木花ですが、「ジュランタ」の花にしました。

<「カリガネソウ」(雁草)>

集散花序を伸ばして、球状の青紫色の蕾を着けます、開花するに従って、花、茎の匂いが増してきます。

花の形が、野鳥の雁に似ているので、此の名前が付いたとのことですが ・ ・ ・ 

寧ろ、別名の「ホカケソウ」(帆掛草)の方が、納得します。

花弁は、上側に2枚、其の下側左右に1枚、計2枚着きます、最下に、斑模様が入った舌状花が着きます。

雄蕊が、上に伸びて、先端が、手前にカールします。

斑模様は、花粉を運ぶ仲介をする蜂を誘導する目印とか、また、蜂の体重を利用 して

蜂の背中に花粉を着けたりする賢い仕掛けも有って、楽しい植物です。

クマツヅラ(シソ)科、カリガネソウ属、耐寒性多年草、日本、朝鮮半島、中国原産、学名   TriporaCaryopteris divaricata

英名   Blue mist spiraea 、別名 「ホカケソウ」(帆掛草)、「カリオプテリス・ディリエガタ」




以下は、過去に載せた記事です、”キク科の花” と題していました。

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キク科の花(2)として、「リアトリス」、「アゲラタム」、「ストケシア」を挙げてみました。皆キク科の花ですが、「菊/スプレーマム」等とは一味違った風情をご覧下さい。<「リ......

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