先が怖い? ~古くて新しい趣味が復活?

2009-09-29 22:22:59 | 独り言&拾いもの


地獄(天国)への一歩・・・にならないでね!


  今月も、飛ぶように過ぎて行こうとしています。確かに勤務は苛酷かもしれませんが(13時過ぎに帰宅して、夕方まで仮眠。明日もお昼から・・・一日おきの24時間勤務はさすがにきついです。はああ~~)、趣味を広げすぎて「忙し地獄」に墜ち、「中途半端の迷宮」を彷徨っているのは確かな事実で、どこかで整理しなければいけないと常々思っていたのに、またしても・・・。

 『グッド・バッド・ウィアード』を観たあと、所用で新宿郵便局に寄りました。そのときニワトリさんは、見てはならないものを見てしまったのです。
 見てはならないもの、それは「記念切手」のコーナーです。今でも愛好家がたくさんいるのでしょう。新宿郵便局には、少年漫画50周年シリーズⅠ&Ⅱ(『少年マガジン』『少年サンデー』に連載された漫画たち。計4シート)、ふるさと切手シリーズ、ふるさとの花シリーズ、旅の風景シリーズ、各イベントの記念切手などがずらりと並んでいました。
 にわかにコレクターの血が騒ぎ出し(ロン・チェイ二― .Jr が主人公の元祖『狼男』(1941)が満月の夜に変身してゆく「あの」感じ。と言っても、ご存じない人もいるでしょう。80年代以降の「狼男」映画の超リアルな変身じゃなくて・・・という意味)、めぼしいものをピックアップしてみたら、何と福沢諭吉が切手に分解されてしまうではありませんか! こんなものを始めたら、生活が完全に破たんする(今でもそれに近いのに)と思い、手を出すのは絶対やめようと思いました。
 にもかかわらず、動物愛護週間の寄附金付記念シート(550円。おそらく50円が寄付に回る)と、今年の干支の記念シート(800円)と、佐渡のトキ80円切手(二組×2=320円)を買ってしまいました。処分されるペットに心を痛めている、丑年だから、佐渡のトキ頑張れ・・・いずれの切手も、買ったことに対して言い訳し易いのが特徴になっていますが、これだけでも映画が1本見られる金額(1670円)なので、今回限りで終息してくれることを願います。
 でも切手って、本や模型(鉄道模型は特に!)とか、ありとあらゆる収集物と比べて圧倒的に小さく薄いので、「置き場所の確保」という、実はコレクター最大の悩みも生じません。すでに部屋がパンクしてしまったニワトリさんにも、お勧めかもしれませんね。

 切手と同じように薄くて場所を取らない収集物にテレフォンカードやオレンジカードなどがありますが、自分の場合、これには全く興味を覚えません。どうしてだろう?
(映画のパンフレットとチラシにもハマりましたが、昔のものはパンフレットも含めて一枚も残っていません。高校時代が終わる頃、集めてきたパンフの半分以上にあたる150冊が、雨漏りから生じたカビで文字どおり腐ってしまい、そのときチラシも含めて全部処分してしまいました。泣くほど悔しかったのですが、これでチラシを集めたりパンフを買うために映画を観るような本末転倒からおさらばできる、と思いました)
 小学生のとき、子供たちの多くが切手収集をしていました(一番の楽しみは、「お年玉切手シート」。当たりの年賀はがきをくれた友だちの名前は今でも覚えています)。ときには駄菓子を何日か我慢して、たまったお金をポケットに入れ皆で立川のデパートまで自転車で繰り出しては、めぼしい切手やコインと交換しました。その頃の思い出が今も残っているから、つい反応してしまうのでしょうね。「三つ子の魂百まで」とは、よく言ったものです。
 帰宅後、屋根裏からたった1冊の切手アルバムを引っ張り出しました。量的には小学生のお小遣いの範囲内なので可愛い限りですが、それを眺めていると色々面白いことが「見えて」きました。それについては明日にでも・・・。




 「動物愛護週間」の切手シートは、使った色を示す「色見本」(煙草のパッケージにもついてます)も、このとおり「足形」で可愛い! 1シートに必ず「色見本」がついていることを教えてくれたのは、版画美術館で趣味の切手を展示していたおじいさん。トキの切手を2セット買った際に、「色見本のついている部分をください」と言ったら、「縦に切りますか、それとも横?」と言葉が返ってきて、このようにシートから切り離してくれた。カラーバーの部分を欲しがる人が結構いるのか、手慣れた感じでした。


うちの「くるみ」さんも、切手にしたいなあ~♪(1200円で作れるそうです)


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