マイブーム再び! ~これも70年代回帰?

2009-01-06 03:15:05 | 独り言&拾いもの


左からドルフィンズ、コルツ、スティーラーズ、カウボーイズ、レッドスキンズのロゴ


 ニワトリさんの一番好きなプロスポーツは、何を隠そう(そんな大げさな話じゃないけど)プロ野球ではなく、Jリーグでもなく(サッカーは昔から苦手)、日本人選手が活躍しているMLBでもなく、NBAでもNHLでもなく、NFL(アメリカンフットボール)です。
 それ以上にラグビーが好きで、現役時代はテレビ中継があれば欠かさず観戦していましたが、卒業するまでやり遂げなかったことをひきずってしまい、蔭では応援しつつも表向きは無関心を装うようになってしまいました。その頃ラグビーは、トレンドをリードしていたユーミンが曲(「ノーサイド」)を書くほどで(大学選手権の早慶&早明戦で盛り上がり、社会人では新日鉄釜石から神戸製鋼へ黄金時代がバトンタッチされた)、ミーハーとも思える人気にも反感を抱いたのかもしれません。今年は後輩(なんて、いばれる筋合いではありませんが)が監督を務めている三洋電機が絶好調なので、とても嬉しく思います。

 NFLの話に戻りますと、アメリカンフットボールが日本に紹介されたのは、プロリーグがNFLに統一されて数年経過した1975年頃だと思います。当時はAFC=12、NFC=12の計24チームがNFLに加盟していて、それぞれ東部・中部・西部の3地区に分かれて、同地区に所属する4チームの総当たり戦(ホーム&アウェイ)計6試合+他地区&他リーグ交流戦8試合の計14試合を戦いました。両リーグの地区優勝者とワイルドカード(最高勝率の2位チーム)の計8チームが、レギュラーシーズン終了後にトーナメントに出場することができ、このトーナメントを制した2チーム(AFCとNFCの優勝者)が最後にスーパーボウルで激突しました。
 この仕組みは今も変わりませんが、2008年現在では、32チームが各リーグ4チームずつ4地区に別れて計16試合を戦っています(12シーズンかけて他の31チームと対戦、前年度の上位チームほど不利になるように日程が組まれる)。

 まだ満足なテレビ放送もなかったのですが、24チームのヘルメットに記されるロゴをあしらった26穴ルーズリーフのバインダーや下敷きなど、文房具やバッグを通じてアメフトが知られるようになり、当時中学生だった自分も、好きなチーム(ドルフィンズ)のバインダーノートを使っていました。
 この戦略にまんまと乗せられたのか、アメフトのボールまで買ってしまい、校庭や近所の芝生で(怒られながら)真似ごとをして遊ぶほど、盛り上がっていました。真似ごとといっても、10人ぐらいは集まらないとゲーム(タッチフットボール)ができないので、クラスでも半分の生徒がアメフトに夢中になっていたと思います。それも、それまで部活もしていなかった文系男子が体をぶつけあっていたのだから、面白いですね!

 自分が一番好きだったのが、AFC東部地区のマイアミ・ドルフィンズです。名将ドン・シェラが率いるチームは72年から3年連続スーパーボウルに出場し、73&74年は連覇、しかも74年は無敗のままスーパーボウルを制していました。ブームが来た頃はスティーラーズの時代になっていたのですが、ドルフィンズはプレイオフの常連でもあり、同じ地区にスーパースターの花形RB=O・J・シンプソン(犯罪者?になる前です。映画『タワーリング・インフェルノ』にも華々しく出演した)のいるバッファロー・ビルズと、名QB=ジョー・ネイマスが司令塔のニューヨーク・ジェッツや、地味だけど強力なボルティモア・コルツがいて、テレビ(ダイジェスト放送だけど)に映る機会も多く、可愛いイルカのロゴも手伝って、最も親しみ易いチームになりました。

 ピッツバーク・スティーラーズ(AFC中部地区)は70年代の最強チームでした。スティーラーズはスーパーボウルで5勝もしていますが、そのうち4回が70年代に挙げたものです。鉄砲肩のQB=テリー・ブラッドショーとスーパーキャッチを軽くこなすWR=リン・スワン、二人のRB=フランコ・ハリスとロッキー・ブライヤーを擁する攻撃陣も凄かったけれど、「鉄のカーテン」と呼ばれるほど守備陣が強力で、ランもパスも封じこめる鉄壁のディフェンスは惚れ惚れするほどで、相手QBに襲いかかる「鉄のカーテン」の戦士たちに大いに魅せられました。

 70年代、万年2位のポジションにいたのがミネソタ・バイキングスとダラス・カウボーイズ(共にNFC)でした。バイキングスは、レギュラーシーズンは強いのにプレイオフではあっけなく敗退するイメージが強く、カウボーイズはしぶとく勝ち上がっていくものの最後に敗れるといった感じで、カウボーイズの勝ちっぷりと負け方には毎回ハラハラドキドキさせられました。2006年に36年ぶり(第1回スーパーボウルのチャンピオン)の覇者となったインディアナ・コルツ(当時はボルティモア・コルツ)と、過去3回スーパーボウルを制しているワシントン・レッドスキンズも好きなチームでした。
 どうでもいいことだけれど、冒頭に挙げた5チームは「ホーム用の(カラー)ユニフォームよりビジター用の(白地)ユニフォームが格好良い」と、今でも思います(ホームのユニフォームは、一番がレイダース、続いてスティーラーズ、フォーティナイナーズといったところかな)。

 (追記)自分が「格好良い」と言った白地のビジター用ユニフォームですが、ドルフィンズ、カウボーイズ、レッドスキンズはホームの試合で白地のユニフォームを着るので(ジャガーズもそうかな?)、対戦相手がカラーのユニフォームを着ることになります。今年のプレイオフは、ドルフィンスタジアムで行われました・・・たった今(6日夜)、負け試合をわざわざ見ていたのだけど(プレイオフに出られたでけでもいい!)、そうこうしているうちに色々なことを思い出してきました。何度も何度も書き直してすみません・・・。

 今年は好きだった上記の5チームの内、実に3チームがプレイオフに出場しています。特に、昨年は1勝15敗と散々だったドルフィンズが久し振りの地区優勝を遂げてくれました。残念ながらドルフィンズはプレーオフの1回戦で敗退してしまい、コルツも延長戦の末チャージャーズに破れてしまいましたが、今年は久しぶりにBSのフットボール中継が楽しかったので、記事にしてしまいました。

 寝ぼけていたのか、カウボーイズのロゴがいつの間にか画像から消えるなどミスったので、朝に書き直してます。さあ、仕事に行こう~♪


最新の画像もっと見る

コメントを投稿