連続テレビ小説『おひさま』

2011-06-09 12:50:00 | 連続テレビ小説

 『相棒』の寺脇さんがなかなかいい味出している連続テレビ小説『おひさま』ですが、前作『てっぱん』を早々リタイヤしたこともあって、始まったことすら忘れていました。
(前々作『ゲゲゲの女房』も、だんだん尻すぼみに・・・最後は感想を書くのも苦労したっけ)
 「割と面白いじゃない」と思った矢先に、ヒロインのお母さん(原田知世)が亡くなってしまい、がっかり・・・。
 現代編(語りも)に登場する若尾文子さんは、かなり年は離れているけれど永遠のマドンナの一人で、文句のつけようがないのですが、彼女のファンだという近所の主婦役の女性が妙に鬱陶しく、自分が最初に夢中になった朝ドラ『はね駒』ヒロインの「その後」の姿を見るにつけ、申し訳ないけれど百年の恋も零度以下に冷めてしまい(本当は「醒める」だけど、「冷」の方が心境を表している)、いつの間にかリタイヤ状態に・・・。
 
 以前にも書いたのですが、連続テレビ小説の鍵を握っているのはヒロインの旦那さんになる人です。最近(でもないか・・・)だと、『純情きらり』の達彦さんがヒロインを凌ぐ人気を集めました。『ゲゲゲの女房』の茂(向井理)も大ブレイク、その後も各方面で活躍されています。
 『おひさま』も、和成さん(高良健吾)の登場で、俄然面白くなってきた? ニワトリさんは、和成さんを初めて見たときから「胸キュン」というか、「あっ、この人がヒロインと結ばれてほしいなあ」と思い、以後ほぼ欠かさず見るようになりました(今日などは、その後の番組の司会をしている有働アナの瞳がパンダメイクになるほど泣かせてしまいました)。
 先日の和成さんの台詞「彼女を幸せに出来る自信はありません。でも、彼女といると自分が幸せになるんです」(正確に聞き取ったわけではないのですが・・・)は、とても素直に聴くことができました。蕎麦団子を作ってヒロインの元を訪ねていったときも素敵でした。今日出征してしまいましたが、無事帰還を祈ります。

 結局は、俳優の力なのかな?とも思います。ピエール瀧さんのいぶし銀の演技はこのドラマの質を確実に上げてくれているし、ヒロインと二人の親友も頑張っていたけれど、樋口可南子さんが登場して一気に奥行きが広がりました。
 そうそう、ヒロインの友人と言えば、小学校時代の担任で今は先輩教師としてヒロインを見守る夏子先生(伊藤歩)が素敵です。ニワトリさん的には、久しぶりに「(君のためなら)死ねる!」病が出ました。
 『ゲゲゲの女房』だと、ヒロインの義姉を演じた桂亜沙美さんが一番のお気に入りでしたが、お二人共トレンディドラマより時代物が似合いそうな雰囲気。ニワトリさんの初恋の人は『ウルトラセブン』の友里アンヌ隊員(ひし美ゆり子)なのですが、この二人にはアンヌ隊員にどこか通じる懐かしさを感じます。甘酸っぱくて暖かい・・・二人とも「昭和顔」なのかなあ?


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2 コメント

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Unknown (ドラマQ)
2011-06-11 15:17:42
はじめましてドラマQといいます。
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『おひさま』 (Toshi)
2011-06-12 01:42:39
初めまして、こんばんは。
ドラマQさんのおかげなのか知りませんが、「おひさま」についてほんの少し記事を書いただけで、いつもの倍以上の700近いアクセスがあり、びっくりしました。『純情きらり』の頃でも、それほどのアクセスはなかったのですが、『おひさま』の評判はかなりいいみたいですね。
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