りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

エアロスミスat札幌ドーム 最高だよ…、生きてて良かった、メンバーも自分も。

2011-12-10 22:33:04 | コンサート

Img011

  ついに待望の生エアロスミス、期待を胸に札幌ドームへと向う。さすがに満員…という訳には行かなかったが、観客層が50代~10代と幅広く、親子連れの姿もちらほら…。世代を超えたエアロの人気にオールド・ファンとしても嬉しい限り。

 BGMが止まり、会場暗転、そしてオープニング、ワルキューレの騎行に続きサイレン、そしていきなり来た、ドロー・ザ・ライン!
 会場は最初から総立ち。カッケー!スティーヴン、超バワフル。本当に還暦過ぎているのかよ…って感じ。そしてジョー…、格好良すぎるよ!

  エアロと言えば、スティーヴン、ジョーのフロントマン2人の絡みがやはり売りで、無論、それは最高にカッコ良かったのだが、ジョーイ、ブラッド、そしてトムの3人も職人!モードに徹するだけでなく、ちゃんとソロで魅せてくれて、バンドとしてしっかり盛り上がったのはやはり嬉しかった。

 オープニングのドロー・ザ・ラインを始め、スイート・エモーション、ドリーム・オン、ウォーク・ディス・ウェイなど、要所要所を70年代のナンバーでキメてくれたのはオールド・ファンとしては嬉しいところ。計算され尽くした完成度の高いステージだったが、それが、嫌みにならないところがエアロ!と言うところか。

 アンコールでは白いピアノが用意され興奮も最高潮。スティーヴンが弾き語りで新曲を披露した後、ドリーム・オンではピアノに上がって熱唱。大ロックン・ロール大会の後、エンジェル、そして、懐かしいママ・キンで幕。休息なしでほとんど2時間半、超パワフルなステージを見せてくれたエアロ、メンバーも自分も生きていて良かったと言う最高のステージだった。

 来年は11年振り、待望のニューアルバムがリリースされる予定のエアロ、まだまだ現役バリバリのロックバンドって感じ。是非、ニューアルバムをひっさげてまた来日してもらいたいと思う。

setlist in  Sapporo 2011

Draw The Line
Love In an Elevator
Toys In The Attic
Jaded
Janie's Got A Gun
Living On The Edge
Stop Messin'Around
--Drum Solo--
The Other Side
Hangman Jury
What It Takes
Last Child
Boogie Man
Combination
No More No More
SOS Too Bad
I Don't Want to Miss A Thing
One Way Street
Sweet Emotion
-------------
You See Me Crying(NewSong) /Dream On
Cryin'
Walk This Way
Angel
Mama Kin


第554回札幌交響楽団定期公演会

2011-12-10 11:30:45 | コンサート

Img010

  今回の札幌ツアーのメインは札幌ドームでのエアロスミスなのだが、やはり札幌に行くからにはキタラでオーケストラを聴きたいな…、と言うことで第544回札幌交響楽団定期公演会へと足を運ぶ。

  指揮は札幌交響楽団音楽監督の尾高忠明さん。現在、札幌交響楽団は創立50周年を記念してベートーヴェン・チクルスに挑戦中とのことで、今回のプログラムは交響曲第2番と第6番 田園と言う組み合わせ。

 演奏は一言で言って非常に上品で緻密。キタラの豊かな響きとあいまって軽やかで美しいベートーヴェンを聴かせてもらった。
 第2番はベートーヴェンの交響曲の中ではおそらく一番演奏される機会が少ない曲だと思うが、名演によって名曲なんだな…ということを教えてもらった…という感じ。

 第2部に演奏された田園のテンポは早め。個人的にはもう少しゆったりとした演奏が好みなのだが、歯切れ良い演奏は聴いていて気持ち良かった。

 田園で特筆すべきは第2楽章でのオーボエとフルートのツートップ。その美しい響きに思わず「ほぅ…。」と唸ってしまった。ベルリン・フィルのマイヤー、パユ並み…というのはオーバーにしても、木管セクションのレベルの高さは日本有数ではないだろうか。こう言う売りになるパートのあるオケって強いよな…と思った次第。

 金曜日開催、ベートーヴェンの交響曲の中では地味な2番、6番と言うこともあってか、観客は半分をちょっと超える程度…と言うのは残念だったが、充実した演奏会であったと思う。

 札幌交響楽団のベートーヴェン・チクルス、CD化される予定とのこと。機会があれば是非、購入したいと思わされたコンサートであった。