この土曜日、Jリーグ2011年シーズンが終了。優勝はご存じのとおりJ1昇格したばかりの柏レイソル。我がアルビレックス新潟は昨年の覇者、ピクシー率いる名古屋グランパスエイトを迎えてのホーム最終戦だったが、0-1で敗戦、結局、大宮にかわされ昨年の9位から大きく後退、14位でフィニッシュ…。
シーズン序盤から故障者続出で苦しい展開、シーズン中盤、なんとか持ち直し一桁順位を伺うも、波に乗れないまま、シーズン後半には完全に降格争いに巻き込まれ、なんとか最終盤、浦和、甲府の失速に助けられ降格を免れた…という苦いシーズンになってしまった。アトムら一部若手の台頭が見られたことと、ビッグ・クラブ、浦和を上回ったのがせめてもの慰めか…。
この成績を反映してか、客動員数も伸び悩み、リーグ戦17試合で44万人弱、昨季より7万6385人の減少、1試合あたりの平均動員数は2万6049人と、昨季より4493人減って2004年のJ1昇格後最少となり、平均で初めて3万人を割った…とか。
私個人も今シーズン、スワンの足を運んだのは7試合に止まった。振り返ってみると最後にスワンに足を運んだのは9月10日の鹿島アントラーズ戦、以後はスカパーのテレビ観戦で済ましてしまった…ということをカミングアウトしなければならない。
まぁ、「サポーター失格だろ!」と言われれば「ハイ、すいません…。」と頷くしかないのだが、実際問題として、今年のようなサッカーだと、わざわざスワンに足を運ぶ気になれなかったのも事実。Jの流行語ともなった「潟る」というアディショナル・タイムの失点はまぁ、しょうがないとしても、消極的なFW、意味の分からない選手交代…と、スワンに行ってもフラストレーションが溜るばかり…というのが、私だけでなく、多くのサポの率直な感想なのではないか。それが、観客動員に直結した…という感じだ。
既に黒崎監督の留任が決定しており、まぁ、これは致し方ない…としても、このオフシーズンは例年にない本気モードの補強が必要なのではないだろうか?J1昇格後、降格なし…というのは一応評価したいと思うが、このままでは、観客動員の減少に歯止めがかからないだろう。
今、アルビレックスは正念場にきている…、そんな感じの2011シーズン最終戦であった。