なんて優しい人々なんだろう、コウノトリを見守って。

徳島　鳴門　で　コウノトリがようやく巣立った。


なかなか子供ができなかったコウノトリが周りの人々に支えられて

卵を産み、卵が雛にかえり、人々に見守られながら巣立った。


田んぼが多い田園地帯の電柱の上にコウノトリが巣を作ってから

地域の人たちの活動が始まった。


餌を確保できるように、周りの農家では、田んぼには有機肥料や生き物が生息しやすい肥料を

使用した。


電力会社は、コウノトリが感電しないようにその電柱には電気がとうらないように

電力を迂回して通すために別に電柱工事をした。


周りの人たちや会社の人たちの温かい見守りにより、コウノトリは卵を産み育て

ついに、雛が巣立ちをするまでに至った。


優しい人々である。

心が豊かで、優しい心がなければ、そんなにも見守ることはできないが、

徳島の田舎の人たちは、自分たちの家族のように大切に育て、巣立ちを喜んだ。


本来多くの日本人が持っている、優しさではないだろうか。