宇都宮駅を出てしばらくすると、大谷石を使った松が峯教会があり立ち寄ってみました。
聖堂はスイス人の建築家マックス・ヒンデル氏の設計による建築物で、日本における代表作の一つであり、最後の教会建築作品でもあり、昭和7年に竣工しました。
古代および中世初期の教会建築とロマネスク様式によって建設されており、日本では数少ない双塔を持った教会建築です。
聖堂の内外壁に用いられている大谷石は、石工職人によりさまざまな意匠が施されています。
車窓から見たのが2つの石の蔵です。
蔵の前にある「㈱屏風岩」という看板で調べてみたら、栃木県の指定文化財になっている貴重な石蔵であることがわかりました。
左の寄棟屋根の西蔵は明治41年の洋風建築、右の切妻屋根の東蔵は明治45年の和風建築で、個人所有にて現在も使用中のため、敷地には立ち入らずに門の外から、外観のみの見学となります。
前もって知っていたら、下車して外観だけでもゆっくり見たかったです。