ようこそ、たーさん。
こんなに早く来てくれるとは思っても見なかった。という社長の挨拶から始まって、30人程度と顔あわせ。
何れも会社の幹部連中で、歓待される。
工場を見学していても、すれ違う人達が皆社長に挨拶をして行く。
「さすが、社長。お知り合いが多いんですね。」と尋ねると、
「たーさん、お恥ずかしい。彼らはいずれも当時の従業員達です。まだまだ、当時のみんなを再雇用できずにいる。情けない話です。」
そうだったのか・・・・。
社長は道すがら、あそこは当時の独身寮、こちらは社宅、第二工場などなどを紹介してくれた。
社長の素性はというと、それこそ10数世紀頃から、このへんの領主であったという大変な方。それだけ、住んでいる人達にも慕われ、ミニ天皇陛下のような扱いを受けているのだ。
紹介された30人程度の皆さんのうち、90%の27人までが苗字にチッチがつく。
サッカーのJリーグにもグラビチッチという選手がいたが、日本でいれば、佐藤、遠藤の藤に相当するようだ。
きちんと発音しないと、○○チッチさん、と呼びかけようものなら、10人くらいが振り向いてしまう。
ミーティングは順調に終了し、従来どおりの取引再開。
皆さんに感謝されつつ、辞すのは本当に気持ちがいいもので、今後も末永いお付き合いをお願いします。
社長、専務、それにマーケティング担当取締役が食事に誘ってくれるが、時間が気になるところだ。
「時間が厳しくありませんか?」
「大丈夫。リゾートのレストランですから。行きましょう。」
「ではお言葉に甘えて。」
とはいえ、車を飛ばしても30分程度かかる海沿いの場所に到着した頃には、4時を回っていた。
大丈夫かなあ。。
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