メイとの楽しい上海生活
週末の仕事も順調に終わり、打合せ先の皆さんが泊まって行ってくれ。といのを(当然そのつもり、で来ると思っていたらしい) 「今日はどうしても帰る。」と振り切って、飛行機に乗る。
まあ、確かにどうしても帰ると言ったって、時間を考えると、先方がいぶかしむのも無理はない。
フライトはたったの35分。離陸したら、もう降りるという感覚だ。
地方都市の空港のこととて、おおがかりなバスターミナルと大差はない。
ゲートを出ると、メイとCがなかなかいい表情で出迎えてくれた。やっぱり地元だと違うなぁ・・・。
こちとらは、メイの自宅に宿泊するというので、ちと緊張気味だというのに。
タクシーで到着してみると、なかなかに立派な家。
まわりのれんがの家に比べると、相当立派で、さすがにお父さんは地元の有名人だっただけはある。
華東地区で昔はやった万元戸の家のようなつくりだ。1Fはリビングとダイニング、奥に寝室、2Fが3つほどの寝室がしつらえてある。家の前にちょっとした庭兼畑もあって、過ごしやすそうだ。(日本でこんな家を作ったら、8千万円位かな?)が、しかし、トイレは水洗ではない・・・。
お母さんは、日本語教師という触れ込みのおいらを下にもおかない歓待ぶりだが、体の調子はあまりよくないらしく、食事の支度はメイとCが一緒になってやっている。
お母さんの会話は福建省の言葉というよりも浙江省の言葉のほうが近いので、聞き取りやすい。
ひとしきり先方の母上と話をしたあとは、お食事。
メイとメイのお母さん、おいらの3人だけの食事かと思うと、気が重かったのだが、今夜はCの一家も合流し、総勢7人でのお食事。案の定、Cのお父さんとお兄さんに飲まされてしまう。 土産にと、白酒と黄酒を2本ずつ買ってきたのが仇になってしまった。
メニューは、きのこや筍、鶏の料理が中心。
味ももろに福建省というわけでもなく、そこはかとなく、浙江省の田舎や江西省に近い味付けだが。
あれあれ、にらやピーマンはところどころ入っているけど、葱や香菜が入ってない。
「武夷山料理って使わないの?」 聞いてみると、
「抜いた。どうせ食べられないでしょ。」だと。有難や、有難や。
上海でもメイの冷蔵庫から失敬していた、メイのお母さんが作る漬物。ここでは、所せましと並べられていて、(多分、おいらが好きだということが伝わっていたのであろうが)お母さんが得意そうに解説している。
うーん、確かにうまい。蔵出しのうまさかねえ。
程よい辛さで酒が進んでしまい、Cの親父さんがフラフラになったのを頃合に部屋に引き上げることに。
親父さんは明日の夜も飲みましょうと上機嫌だ。
回りが暗いのか、外は月明かりがまぶしい位だ。
おやすみなさい。
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