たーさんの裏街道を行く!!

世界中の街角から数々の失敗談,ちょっとエッチな話,面白情報をお届けします。(ノンフィクション)

たーさんの裏街道を行く 香港編 Vol. 30

2007-04-05 | 香港編  




中国からの帰り道に香港空港でアメリカから来たM氏と待ち合わせ。

香港からの帰り道なので、午前便で帰ってもよかったのだけれど、M氏が重慶に行くというので、早めに空港について、CXで到着したM氏を待ち受ける。
一時は同じ日本人のK氏と僕の中国に関する会話を聞きながら羨望の目を向けていたM氏だが、仕事が一段落すると、最近は中国に入り浸っていて、いつのまにか、結構マニアックな場所にも出入りしてる。
なかなか、日程が合わないので、ご一緒したのはアモイと南山周辺くらいだが、今回はなんでまた重慶?

「よう、たーさん。」
「Mさん、こんにちは。ようこそ。」
「すいませんね。わざわざ来てもらっちゃって。」
「フライトは2時半ですよね?僕は3時の便ですから余裕ですよ。」
「食事は?」
「いえ、まだ。」
「今夜は一人じゃ食えそうにないから、食事しちゃおうか?」
「いいですよ。」

裏側にあるフードコートで(空いている)ちょっとした食事をしながら、話を続ける。

「しかし、Mさん。なんでまた重慶に?」
「いやね。MSNのメッセンジャーで話をしていた子が重慶なんだよ。それで、行ってみるかと。」
「それだけ?」
「そう。」
「で、はるばるLAから?」
「そう!あっはっはっは。」
「で、その子が来れなかったらどうするんです?」
「おお、そういうこともあるかもね。」
「心配だなあ・・・・。」
「ま、なんとかなるだろ。」
「なんなら、あっしの知り合いにも電話しときましょうか?」
「たーさん、重慶は?」
「何度か行ってますけど、ここしばらくは行ってないですねえ・・・。」
「どうして知り合いが?」
「や、私も似たようなもんで、メッセンジャーですよ。元は北京にいて今は重慶に戻ってるはずです。」
「バックアップに電話しといてもらおうかな?」
「いいですよ。」

携帯に入っているNの電話番号にかけると、幸いすぐに出た。

「ハローN。」
「ハーイ、たーさん。どうしたの?」
「ん、実は僕のアメリカの友人がこれから重慶に行くんだけど、もし、時間があったら会ってもらっていいかな?」
「いいわよ。北京から戻ってから仕事してないし。なんて人?」
「Mさん。ホテルは○○だ。」
「うちから近いから大丈夫よ。」
「食事代や、その他はMさんがもつから、よろしく頼むよ。」
「たーさんは来ないの?」
「おいらはこれから日本に戻るところさ。」
「そう、じゃあまたの機会に。」
「じゃあ。あっと、Mさんの電話番号を言っておくよ。Nの番号も教えておいていい?」
「いいわよ。」
「OK.、じゃあ。」
「バイバイ」

Mさんに彼女の電話番号と念のためメッセンジャーのアドレスを教えておく。

「ありがとう、たーさん。今度は一緒に行こうな。」
「気をつけて。Nはまだ純真ですから、誘惑しないようにしてくださいよ。
「ははは。OK,OK. じゃあ、またLAで」
「いってらっしゃい。」

香港は完全にハブの機能を備えているので、こんなことができますが、日本ではちと無理でしょうなあ。

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