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アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

中川李枝子著「のこす言葉」

2019年08月21日 | 読書三昧

エッ、中川さんって誰?

と小生も思いましたが、絵本「ぐりとぐら」の作者とご紹介すれば、ご納得いただけるのではと思います。

平凡社刊「のこす言葉」シリーズの1冊103頁。
既刊には、金子兜田太、野見山暁治、大林宜彦、中村桂子、三浦雄一郎、安野光雅、半藤一利、ルー ス・スレンチェンスカ各氏の「のこす・・・」がある。

巻頭言にある、

”もし「あなたの人生は幸せでしたか?」と聞かれたら、「はい、とても」 と答えるつもり。「どうして?」と聞かれたら、「本をたくさん読めたか らよ」と答えるでしょう”

という一文を拝見して、この本の内容がわかったような気がした。

戦争が終わって、不自由な生活から解放されるとともに、「岩波少年文庫」 との出会いが中川さんの人生を決定づけたと言う。ご一読をお勧めします。 (お勧め度:★★)

 

 

 

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本日のいちばん

2019年08月20日 | ドラミング


今朝飛び込んできた志位さんの「つぶやき」。

先の参院選は過去2番目に低い投票率(48.8%)でも話題となったが、投票率ベストファイブの各県では、野党統一候補が自民党などの与党候補を撃破して当選を果たしたという。

つまり、争点を明確にし野党が一致して頑張れば、政治を変えることができることを示した点で、この勝利の意味は極めて大きいと思う。

 

 

 

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認知症有病率

2019年08月19日 | ドラミング

上図は、年齢別認知症有病率である。

出典が「金融庁」となっているのは、「生涯を全うするには、年金の他に2,000万円の貯蓄が必要」との報告書を公表した同庁の検討資料だったからだ。

勿論、認知症と言っても、その程度はごく軽い記憶障害の人もいれば、重度の介護が必要となる人まで、その症状には大きなばらつきがあるという。

従って、一律に怖がる必要もないのだが、80歳代後半の女性を例にとれば、有病率44%と10人に4人以上が認知症を患う可能性があるというのだから、こうした現実をきちんと理解しておく必要があろう。

 

 

 

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蒸し暑い

2019年08月18日 | アーバンライフ

大型の10号台風の余波で、当地はこのところ、蒸し暑い日が続いている。

この台風は、中国地方に上陸した後日本海に出て温帯性低気圧に変わったのだが、規模が大きかったせいか、遠く離れた当地にも影響が出た。

当初、大雨が心配されたが、結果的には雨はそれほどでもなく、30℃近い気温と湿度の上昇がこたえた。

いつもなら部屋の窓を2ヶ所開ければ、風が通って涼しいのだが、あの湿度の高さではいかんともし難く、熟睡できないこともあって、すっかり体調をくずしてしまった。

今日は、日中、湿度が60%程度まで下がる予報が出ているので、すこしは楽になるのではと期待している。予報図は、tenki.jp からお借りしました。

 

 

 

 

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My Favorite Analog!~ロッシーニ・他「序曲集」

2019年08月17日 | 音楽三昧

東芝EMI「クラシック全集」100枚の中の1枚。
これも何気なくカートンから引き抜いて来てターンテーブルにのせたのだが、聴き出してその端正な音の創りに感心させられた。

ジャケットを見ると、演奏はフィルファーモニア管弦楽団、指揮はカラヤンとある。
なるほどと納得する。

収録曲

 ロッシーニ
   歌劇「ウイリアム・テル」序曲
   歌劇「盗むかささぎ」序曲
   歌劇「セビリアの理髪師」序曲
   歌劇「絹のはしご」序曲

 オッヘンバック
  喜歌劇「天国と地獄」序曲

 ワルトトイフェル
  スケーターズ・ワルツ

 スッペ
  喜歌劇「軽騎兵」序曲

とまあ、懐かしい曲の数々を楽しんだ。

 

 

 

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今週の傑作

2019年08月16日 | ドラミング

大阪地検は、学校法人「森友学園」をめぐる問題で検察審査会が不起訴は不当とした佐川元財務省理財局長ら10人を、再び不起訴とした。

この公文書改竄をめぐっては、自殺者まで出しているのに、時の権力者に(司法が)忖度してどうするとの思いを強くした。記事は、朝日新聞8月16日号から転載しました。

蛇足

 

 

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志川節子著「煌(きらり)」

2019年08月15日 | アーバンライフ

「覚悟が人を育て、人が時代を築く」の挙句が生きる志川さんの書き下ろし時代小説短編集。

甲州の紙漉きと仲買人の生きざまを映した「椀の底」など6編を収める。332頁。

元禄から安政まで、150余年にわたる江戸をはじめ地方に暮らす庶民の日常を、夏の花火を背景に描く物語に共感した。ご一読をお勧 めします。(お勧め度:★★)

 

 

 

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何でもランキング~青春時代と体形が変わりましたか?

2019年08月14日 | アーバンライフ

過日の新聞(朝日)雑学版に掲載された何でもランキング。

今回のお題は・・・。

なかなか厳しい設問ですが、結果をご覧になってどのような感想をお持ちになりましたか。

小生の場合は若い時とほとんど変わらず、先日、就職したての頃作ったズボンが出て来たのではいてみたら、腰回りなどまったく問題なかったですね。

ただ、仕立ての形が大分違っている(全体的にほっそりしている)ので、これを着用しようとは思いませんが、せっかく出て来たので、クリーニングに出した後、丁寧につるしておきました。

いずれにせよ、体形の変化は健康管理のバロメーターでもあるので、これからも注意して行きたいと思っています。

 

 

 

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菅野沖彦著「新・レコード演奏家論」

2019年08月13日 | 読書三昧

昨年、惜しまれながら急逝した菅野氏が、自らのレコード制作者とオーディオ評論家という(両面の)長い経験から世に問うた画期的な「レコード 演奏家論」。

それまで、音狂(オトキチ)などと軽んじられて来た再生音楽愛好家に、「レコード演奏家」という確固たる地位を与えた著作として評価された。

今、音狂の端くれとして読み返してみても、その先駆性、説得性に大いに共感するものがある。

 

 

 

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骨董品

2019年08月12日 | ギャラリー

過日、ネットオークションをのぞいていたら、オーディオ用真空管2本で22万8千円で落札という結果をみて驚いた。

これは、米国のウエスタンエレクトリック社製の「300B」という真空管(中古品)なのだが、市場に出回る数が少なく、音も良いというのでこんな結果になるようだ。これではまるで、骨董品の世界だ。

しかも、デスコンになる1998年以前のもので新品なら、40万円以上の値がつくという。

近年のアナログブームから、真空管アンプも見直されて市場を賑わせているが、これはという真空管が少ないこともあって、上記のような事態になっている。

これを克服するため、中国や日本では復刻版の生産が行われているが、それとて15万円ほどはするので、なかなか手にすることはできない。

 

 

 

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