2020年下期第164回直木賞候補作。翌21年の本屋大賞にノミネートされた珠玉の短編集、新潮社刊、246頁
科学への揺るぎない確信が、人知れず傷ついた心に希望の灯りをともす、切なくて暖かい5つの物語。
足元(地球)の話も、クジラの話も、伝書バトの話も、珪藻の話も、凧の話もすべて自称理系老人の小生には、納得の物語でした。
また、救いと希望が語られていることにも共感しつつ読みました。久しぶりに良い本に出会ったと思いました。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★★)
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