フリージャーナリストの青木理(おさむ)氏が「サンデー毎日」に連載する時事評論「抵抗の拠点から」を愛読している。
同氏は3月10日号で、アベ政権の統計データの改竄・隠蔽が国会審議の主要テーマとなる中で、「民主党政権は悪夢」と言ってはばからない首相が、よりによってトランプ米大統領をノーベル平和賞に推薦する一方、韓国叩きに躍起になる姿は、もはや本格的な「危険領域」に達していると警告する。
その後、沖縄県の住民投票によって「新基地建設反対」の圧倒的民意を突きつけられても、翌日には(同基地での)土砂投入を続けるというアベ政権の対応を見るにつけ、同氏の指摘に共感する。