炎のコバケンさんがマーラーを振ったらどんな音楽になるのか興味があって取り寄せてみた。
2005年1月のサントリーホールでのライヴ録音。
演奏(指揮)がそうさせるものか、あるいは、録音技術の問題なのかよくわからないが、いつも聴く、例えばベルリンフィルなどのそれに対し、如何にも端正でお行儀のよい演奏で拍子抜けした。
つまり、マーラーの音楽は、上下左右に加え、奥行きもあるスケールの大きな音楽なのだが、この録音の場合、整備された高速道路を淡々と走行するようなイメージしか抱けなかった。
あるいは、聴く側のコンデション等の影響もあったかと思うので、機会をみてもう一度聴いてみようと思っている。
収録曲
マーラー 交響曲 第1番 ニ長調 「巨人}
演奏
日本フィルハーモニー交響楽団
小林研一郎(指揮)
2005年1月 サントリーホールでのライヴ録音 Octavia Record